最近の「100均」では、高性能で驚くようなコスパのライトが購入できるようになりましたよね。
実用性の高いものから、お部屋を素敵な雰囲気に演出してくれるもの、太陽光を電源とするソーラーライトなど種類も豊富です。
この記事では、100均で明るいライトを探しているけど、結局どれが一番明るいの?という疑問にお答えします。
キャンプ・自転車・懐中電灯という3つの使用シーン別に、100均で購入できるおすすめの明るいLEDライトをご紹介します。
明るいライトには使い方に注意が必要ですが、結論からいうと100均のライトは購入する価値ありです!
実際に使用してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
100均のライトは明るい!ルーメンをチェックしよう!
明るいライトを探しているなら、「ルーメン」という指標をチェックすると良いです。
この章では、ルーメンとは一体何なのか、明るいライトの注意点を紹介します。
次の章からは、明るいライトが必要な①キャンプ②自転車③懐中電灯それぞれに最適な100均のアイテムを紹介します。
主にダイソーとセリアで商品を探してみたので、気になるものがあったらぜひ手に取ってみてください。
LEDの明るさの指標はルーメン
ルーメンとは、全ての方向に放射される光の明るさの量を示す単位で、数値が大きいほど明るいと感じます。
今回は「ルーメン」の数値を判断材料として、明るいライトをご紹介します。
最近は100均でも、昔は高価だったLEDのライトが購入できるようになりました。
多くのLED商品のパッケージには明るさの指標としてルーメン(lm)の値が書かれていますよ。
ちなみに、ルーメンが「明るさ」を示したものであるのに対し、ワット(W)は「消費電力」を示しています。
明るいライトには注意点もある
100均の明るいライトにも3点、注意点があります。
LED照明に含まれるブルーライト(青色光)には注意が必要で、直接見続けると目への悪影響が心配されます。
今回紹介する3つの商品すべてに「光を直視しないでください。」という注意書きがあります。
実際に光を直視してしまうと、とても眩しいと感じました。
目への悪影響として挙げられるのは、眼精疲労やドライアイ、酷くなると網膜損傷などです。
とはいえ、今回ご紹介するライトはそれ自体を長時間見続けるということは無いと思いますので、通常の使い方をしていれば問題は無いでしょう。
光源が直接目に入らないようにすることが大切です!
LEDライトを使わないときは電池を抜いておくなどの対策をしておくのをおすすめします。
LEDライトは、強い光を発しているのでそれだけ電池の消耗が激しいということがいえるでしょう。
特に100均のLEDライトは、使っていないときの待機電流が大きく、使わなくても電池を消耗してしまうものも多くあるそうです。
今回ご紹介する商品はすべて防水仕様ではありません。
また店舗で私が見た100均の商品の中には、防水仕様のものはありませんでした。
屋外で使用するシチュエーションも多いライトなので、使用の際には注意が必要だなと思いました。
しかし上記の注意点を差し引いても、100均のライトは安くて高性能なので、購入する価値はあると思います!
明るいライトが必要なシチュエーション
明るいライトが必要なシチュエーションを考えてみました。
部屋の雰囲気づくりのための間接照明としては、明るさは必要ないかもしれません。
やはり「安全に過ごす」「快適に作業する」といった場面で明るさが必要になってくると思います。
そこで、この次の章から以下の3シーンの使用別にあわせた100均の商品をピックアップします。
紹介する3つのシーン
- キャンプ
- 自転車
- 懐中電灯(防災)
100均のライトでキャンプに持っていくならコレ!
はじめに、キャンプやアウトドアで活躍してくれるライトをご紹介します。
ダイソーの「360COBランタンBIG」(税込550円)です。
その実力を見ていきましょう。
おしゃれな見た目で調光も可能!
360COBランタンBIGのスペックは以下のとおりです。
本体色 |
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ライト色 |
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サイズ | W100mm×H180mm×D102mm |
連続点灯時間 | 約5時間 |
電源 | 単3乾電池3本(別売) |
こちらはLEDランタンで、明るさは驚きの250ルーメン!
100均で購入できるランタンの中では一番の明るさになります。
調光ツマミで明るさを調節することも可能です。
550円商品というだけあって、見た目も安っぽくなくかっこいいライトです。
防水ではないので雨の屋外で使用することはできません。
夜のテント内でも申し分ない明るさ!
実際のキャンプを想定して、夜のテント内で点けてみました。
吊り下げてみると、広範囲を照らしてくれてかなり明るいと感じました。
テーブルに置いても、テント内がとても明るいですね。
余談ですが、この折りたたみテーブルも以前ダイソーで購入したものです。
テラスの床に置いてみると明るさが伝わるのではないでしょうか?
全くの暗闇でもこれがあるだけで、周囲が見えます。
我が家の200×320の小さなテントにはこのライトひとつで十分な明るさでした。
しかし、大型のテント全体を照らすメインランタンの明るさは1000ルーメンといわれているので、これひとつでは厳しそうです。
アウトドアブランドで1000ルーメン以上のLEDランタンを購入すると、1万円以上することもあるので、コスパは良いと思います。
とにかく、100均でこんなに明るいランタンが購入できるとは驚きました。
キャンプの補助ランタンとして使ったり、災害時に使ったりできるおすすめのライトです!
100均のライトで自転車に付けるならコレ!
次に、明るい自転車用ライトをご紹介します。
おすすめの100均アイテムはダイソーの「5LED自転車ライト」(税込110円)です。
ルーメン数の表記はありませんが、5個のLEDを使ったライトで、〇LEDという記載の中ではこちらの5LEDが最大値でした。
自転車のハンドルに取り付けるライトで、点灯と点滅がスイッチで切り替えられるようになっており、防水仕様ではありません。
自転車のライトの明るさは法律で決まっている
自転車の前照灯の明るさは法令で定められており、100均の商品は補助用ライトとしての使用をおすすめします。
具体的には、夜間に前方10mの距離にある交通上の障害物を確認することができる明るさで、300ルーメンほどの明るさといわれています。
残念ながら100均では、300ルーメンの自転車用ライトはありませんでした。
100均の自転車ライトは、あくまで補助用ライトとして使用するのが良いと思われます。
5LED自転車ライトのスペックは以下のとおりです。
ラインナップ |
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ライト色 | 白色 |
サイズ | 100mm×65mm×35mm |
連続点灯時間 | 約11時間 |
電源 | 単4電池4本(別売) |
ライトの横からも光がもれて明るい!
実際に自転車に取り付けてみました。
取り付けはとても簡単で、固定パーツをハンドルバーに巻き付けて、ネジを締めるだけです。
固定パーツにはクッション材が付いているので、ハンドルを傷つける心配もありませんね。
外壁面に照射してみると、LED電球が色々な方向へ反射して広範囲を照らしているのが分かります。
前方から来る車や人に存在を知らせるには十分な明るさだと思います。
パッケージにも記載があるようにライトの横から光が見えるようになっていて、後方から見てもライト自体が明るいです!
このおかげで、運転者の手元も明るくなって安全だと思いました。
100均で手軽に購入できますし、自転車の前照灯の補助灯として付けておくと、とても安心できますね。
メインのライトが突然壊れたときの予備としてもひとつ持っておくと良い商品だと思います。
100均のライトで懐中電灯のおすすめはコレ!
最後に100均のライトで懐中電灯としておすすめなのは、ダイソー・セリアで購入できる「明るいランチャーライト」(税込110円)です。
商品名に「明るい」とついているだけあって、本当に明るいです!
ランチャーライトとは、小さい豆電球が集まって1つのライトになっているライトのことをいいます。
一般的な懐中電灯よりサイズが小さく、強い光を出すことができます。
コンパクトなのに強い光で明るく照らせる!
明るいランチャーライトのスペックは以下のとおりです。
本体色 |
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ライト色 | 白色 |
サイズ | W25mm×H87mm×D25mm |
連続点灯時間 | 約7~8時間 |
電源 | 単4乾電池3本(別売) |
明るさは70ルーメンと記載があります。
とてもコンパクトで、手のひらに収まるサイズ感です。
点灯させてみると、光の広がり方は以下の画像のようになりました。
集光レンズを使用していて、中央部分からまっすぐに伸びていく光が強いです。
iPhoneのライトより明るいと感じ、100均のライトの実力に思わず驚いてしまいました!
部屋の電気は何も点いていない状態でこのくらい見えます。
100均で購入できる懐中電灯としては、とても優秀だと思いました。
ランチャーライトは携帯にも便利!
「明るいランチャーライト」は、十分な明るさ、コンパクトさ、軽さで常にバックの中に入れて携帯している人もいるようです。
仕事中に突然停電になったり、夜に車の中で落とし物をしてしまったりしたときにも役に立ちそうですね。
私は、100均で購入できてこの明るさであれば複数個持っていても良いなと思いました。
まとめ
- 100均で明るいLEDライトが購入できる
- 明るいライトには、眼精疲労・電池の消耗などといった注意点もある
- キャンプにはダイソーの「360COBランタン」が優秀!
- 自転車にはダイソーの「5LED自転車ライト」がおすすめ
- 自転車の前照灯の明るさには適さないので、補助用ライトとして使用する
- 懐中電灯には、コンパクトで持ち運びにも便利な「明るいランチャーライト」が使える!
いかがでしたか?
実際に使用してみて100均のライトは、お値段以上の明るさで、十分使えるライトがあるなと思いました。
明るいライトがあると、色々な場面で安心できますよね。
ぜひ、100均の明るいライトで安全・安心を手に入れてくださいね!