あなたはアルコール消毒液「パストリーゼ」をご存知ですか?
飲食業界向けのアルコール消毒液として有名でしたが、今では一般家庭にも普及し、スーパーでよく目にするようになりました!
消毒効果も高く、安全な成分でできたパストリーゼを、家だけでなく外でも使いたい人は多いはず!
そこで今回は、様々なシーンに合わせ、最適なパストリーゼの詰め替え容器をご紹介します。
パストリーゼの容器代用をする際のポイントは、容器の素材と、消毒液がバッグの中や床に漏れないかという事です。
上手に容器代用することで、パストリーゼの良さを更に感じられます。
また、容器代用についてだけでなく、安全で便利なパストリーゼの使い方もご紹介しています♪
パストリーゼと共に、清潔で安心感のある生活を送りましょう!
目次
パストリーゼは容器代用できる!詰め替えると便利♪
パストリーゼは、他の容器へ安心して移し換えることができます。
アルコール濃度77%と、高濃度な消毒液ではありますが、パストリーゼにも対応した容器はたくさんあります。
早速、どんな物で容器代用できるのか、確認してみましょう。
お出かけには蓋つきミニスプレーが一番便利♪
- 【ダイソー アルコール液対応スプレーボトル 50ml】
パストリーゼの容器代用と聞いて、まず思い付いたのが、ダイソーの「消毒用アルコール液対応 スプレーボトル」です。
ダイソーのスプレーボトルを使っている友人に勧められ、私も使用しています。
50mlというサイズが、持ち運びに丁度良いですよね!
アルコール対応と書いてあるので、素材はどのような物か確認すると、PP(ポリプロピレン)です。
透明なボトルだけでなく、水玉模様の可愛いデザインもありました。
外出先でサッと手指も気になる箇所も消毒するために、ミニスプレーは最適な大きさですよね!
- 【ダイソー 香水スプレー容器 5ml】
また、消毒液用ではありませんが、香水の詰め替えスプレーも、ミニスプレー同様持ち運びに便利なスプレーとしておすすめです。
ダイソーの「香水スプレー容器」は、中がガラスでできているので、アルコールを入れても問題ありません。
「香水スプレー容器」の容量は5mlで、プラスチックのミニスプレーより断然小さく、スタイリッシュな見た目です。
荷物をコンパクトにしたい方や、おしゃれをして出かける特別な日に、香水スプレー容器を使ってみてはいかがでしょうか?
ウイルスの持ち込みを防ぐディスペンサーボトル!
- 【アルコールディスペンサー500ml】
私は帰宅時に手指やスマホをパストリーゼで消毒し、ウイルスの持ち込みを防いでいます。
帰宅時に使う、消毒用パストリーゼの容器代用をするのに最適なのが、ノズルの長いディスペンサーボトルです。
1プッシュで適量の消毒液を噴射できるディスペンサーボトルは、長いノズルのおかげで手をかざしやすくて便利です。
こちらのディスペンサーボトルは、500mlと大容量で、パストリーゼを1回移し替えれば当分使えます。
アルコールディスペンサーは、100均や生活雑貨のお店では取り扱いが少ないため、ネットでの購入がおすすめです。
外出先では、手すりやエレベーターのボタンなど、様々な場所に触れますよね。
パストリーゼをディスペンサーに詰め替え、まずは玄関でシュッと手指を消毒しましょう!
- 【キングジム-アルコールディスペンサーtette】
「プッシュ式のディスペンサーボトルだと、消毒前にポンプヘッドに触れるし不安だな」という方には、非接触型がおすすめです。
非接触型ディスペンサーボトルの中で人気な商品は、日本のメーカーであるキングジムのディスペンサーボトル「tette」です。
キングジムというと、バインダーやファイルなどの文房具メーカーとして有名ですが、ディスペンサーボトルも出しているとは驚きです!
「tette」は口コミ評価も高く、故障時も迅速に対応してもらえるため安心です。
「tette」は丸みのあるフォルムと優しい色合いが特徴で、どんなインテリアにも溶け込みます。
家庭だけでなく、病院や学校でも多く使用され、口コミを見ただけでもその魅力がわかります!!
- とても使いやすくて快適!噴射量も適量で手から消毒液が漏れない。
- おしゃれなデザインで、どこに置いても違和感がない
- 毎日数百回使っても故障せず、結果的にコスパがいい
- 故障をしても、すぐにメーカーが対応・交換してくれた
お値段は少々お高めですが、長く使える良いものを選んでみてはいかがでしょうか?
効率の良い消毒は複数の霧吹きで!
お出かけ用や、手指消毒だけでなく、お家の中でもパストリーゼを使いたいシーンはいくつかありますよね。
キッチン、リビング、玄関と、都度パストリーゼを持って行くのではなく、その場に準備されているととても便利です。
そこで、パストリーゼを詰め替えられる、霧吹きを探しました!
- 【ダイソー CLEANING SPRAY BOTTLE】
まずはモノクロデザインがおしゃれな、ダイソーの霧吹きです。
ダイソーの「CLEANING SPRAY BOTTLE」には、三角型、筒型、角型の3種類があります。
容量は、角型が350mlと少し少なめで、三角型と筒型が500mlです。
ダイソーで安く霧吹きを買い、いつでもどこでもパストリーゼを使えるよう、小分けにしましょう♪
スプレーを何度も取りに行く手間をなくし、効率よく消毒や掃除ができたら、休憩時間が少し長く取れそうです♪
- 【消臭スプレーの空きボトル】
また、消臭スプレーの空きボトルにパストリーゼを入れ、消毒スプレーとして使用できるのではないでしょうか?
細かな霧吹きができる消臭スプレーのボトルは、パストリーゼの容器代用をするには最適です。
作りも頑丈で壊れにくく、スプレーの勢いも良いので、中身が空になったら消毒スプレーとしてフル活用してみましょう♪
空きボトルの再利用はゴミも減り、エコにも繋がりますよね。
パストリーゼの詰め替え容器は素材と消毒液漏れに着目
上記でご紹介した通り、パストリーゼは他の容器にも詰め替えることができます。
ですが、詰め替える前に、容器の「素材」と、「消毒液がボトルや手から漏れない形か」を見極めることで、的確な容器選びができます。
ご紹介した商品も、下の詰め替え容器選びのポイントを全て抑えているので、確認してみましょう。
パストリーゼの詰め替え容器を選ぶポイントは、以下の4点です。
- 容器はPEまたはPPでできていれば問題なく使用可能
- PETでも特殊コーティングされていれば代用できる
- 外出用のミニスプレーは漏れ防止のため蓋付きか
- ディスペンサーボトルは手がかざしやすいか
より具体的に、どのような点に注意するのかご紹介します。
パストリーゼの詰め替え容器にはPEもしくはPPを!
パストリーゼは、洋酒メーカーのドーバーから発売された、食品や食器などに、直接噴きかけても安心なアルコール消毒液です。
100%サトウキビ由来アルコールであるパストリーゼのアルコール濃度は、驚きの77%!!
細菌やウィルスを殺菌するために、とても高いアルコール濃度なんですね。
高濃度のアルコール消毒液であるパストリーゼを、安心して詰め替えられる容器の素材はPEやPPです。
PEやPPはどちらもプラスチックに分類される素材ですが、プラスチックというと他にPETもよく見かける素材です。
それぞれの特性を理解すると、アルコールにはなぜPEやPPが最適なのかがよくわかります。
PE | ポリエチレン |
PP | ポリプロピレン |
PET | ポリエチレンテレフタラート |
まずは読み方ですが、中学や高校の化学で学んだ記憶が、かすかにあります(笑)
PE | PP | PET | |
熱変形温度 | 30-50℃ | 60-65℃ | 37-41℃ |
硬度 | 柔らかい | 硬い | 硬い |
色 | 白濁 | 無色透明 | 無色透明 |
アルコール耐性 | 有り | 有り | 無し |
特性を確認すると、PETのみアルコール耐性が無いと分かりますね。
パストリーゼは高濃度アルコールなので、アルコール耐性のある、PEやPPで作られたプラスチック容器を選びましょう!
実際にパストリーゼ公式スプレーボトルが何でできているか確認しましょう
こちらは500mlのパストリーゼ公式スプレーボトルです。
ボトルの素材は、使用時の注意事項と共に、裏面に書いてあります。
ボトルがPE、スプレーがPEとPPです。
どちらもアルコール耐性のある素材ですね!
特殊コーティングされたPETもパストリーゼに対応
PETでも「アルコールOK」と書かれた、特殊コーティング済みの物があります。
アルコール耐性のないPETでも、特殊コーティングされた容器であればパストリーゼを入れられます。
容器の素材を見て、「パストリーゼは詰め替えられないな」と諦める前に、アルコール対応の旨がどこかに書いていないかチェックしましょう。
ミニスプレーの液漏れは蓋で防ごう!
消毒液使用時のストレスNo.1に挙げられるのが「漏れ」です。
せっかく詰め替えたパストリーゼが、バッグの中でボトルから漏れてしまうと、バッグが色落ちすることがあります。
外出先で、手指や気になる箇所をシュッと消毒できるミニスプレー。
お出かけ用に便利なミニスプレー選びのポイントは、蓋が付いていることです。
「さぁ手を消毒しよう」とミニスプレーを取り出すと、噴射口からパストリーゼが漏れて、バッグの中がビショビショ…なんてことも。
ミニスプレーは横になった時に蓋がないと、噴射口から消毒液が漏れてしまうのです。
せっかく詰め替えたパストリーゼを無駄にしないためにも、ミニスプレーは蓋つきのものを選びましょう!
また、パストリーゼはサラサラな液体なので、下のような、ジェルやクリーム用の容器はおすすめできません。
ジェルやクリーム用の容器だと、パストリーゼを出す際にドバッと出てきてしまい、せっかく詰め替えたパストリーゼが無駄になってしまいます。
また、勢いよく出たパストリーゼが洋服にかかる恐れもあるため、ジェルやクリーム用の容器は詰め替えにおすすめできません。
噴射口からの漏れを防ぎ、適量出すためにも、ミニスプレーがおすすめというわけですね!
ディスペンサーはノズルの長さや噴射口の角度が重要
家庭や職場、学校で手指を消毒するのにぴったりな容器が、ディスペンサーボトルです。
パストリーゼ公式スプレーボトルの一噴きは、手指の消毒に対して量が多いため、適量出せるディスペンサーボトルがとても便利です。
ディスペンサーボトル選びで注意したいことは、できるだけ手から消毒液が漏れないものを選ぶ、ということです。
ディスペンサーから噴射されたパストリーゼが、手から漏れてしまうと、床やテーブルがビショビショになり掃除が大変ですよね。
手から消毒液が漏れる原因として、ノズルが短すぎる、噴射口の角度が上もしくは下すぎる、といったことが挙げられます。
手から消毒液が漏れるのを防ぐために、ディスペンサー選びの際は、ネットの口コミや写真を参考にし、店頭では実際に手をかざしてみましょう。
多種多様なディスペンサーがあるので、試すことで、あなたにぴったりな1品をぜひ見つけてみましょう。
パストリーゼの安全性を考えた使い方
食材に直接かけても安心なパストリーゼですが、アルコール濃度77%の消毒液と聞くと、正しい使い方が気になりますよね。
そこで安全性に配慮した、パストリーゼの使い方をご紹介します。
使用時の注意点も合わせてご紹介しているので、パストリーゼを使う前に是非ご覧ください♪
保存の前に吹きかけて食品長持ち♪
パストリーゼを使うことで、食品にカビが生えることを抑えることができます。
せっかく買ってきた食材も、気がついたらカビが生え、捨ててしまった…なんて勿体無い経験をしたことはありませんか?
特に果物やパンは、冷蔵庫で保存しても、カビがすぐに生えてしまいますよね。
食品を無駄にしないためにも、パストリーゼを食品にシュッと吹きかけて保存しましょう!
アルコール濃度は70%〜80%が最も殺菌力が強いと考えられています。
パストリーゼはアルコール濃度77%なので、殺菌に最適な濃度ですね!
注意点として、パストリーゼは揮発性があるため、殺菌できるまで蒸発させないことです。
パストリーゼを吹きかけた後は、容器に蓋をしたり、袋に入れたりして保存すると、一層殺菌効果が得られます。
保存前にパストリーゼを一噴きするだけで、食材を長持ちさせられるなんて、嬉しいですよね♪
アルコールとカテキンがお弁当の食中毒を防ぐ!
パストリーゼはアルコールだけでなくカテキンも配合されており、ダブルパンチで菌の繁殖を抑えます。
栄養や彩りを考えた毎朝のお弁当作りはとても大変ですが、食中毒は絶対に防ぎたいですよね。
お弁当のおかずで、唐揚げやハンバーグなどお肉料理は不動の人気ですが、お肉料理は食中毒がどうしても気になりますよね。
お肉に関わらず、暑い夏場などは保冷剤を入れないと、私はなんだか不安です。
食中毒の不安を少しでも解消すべく、お弁当にパストリーゼをシュッと吹きかけましょう!
注意点は、サランラップを使う場合は、パストリーゼをかけ20秒程待ってから包む、ということです。
サランラップはパストリーゼに直接触れると、溶けることがあります。
食の安全性を考え、適切な使い方を覚えておきましょう!
頑固な油汚れのお掃除も水回りの消毒もこれ1本♪
アルコール濃度の高いパストリーゼであれば、頑固な油汚れも、サッと溶かして拭き取れます。
お家の中で汚れやすい場所No.1はキッチン!という方、多いのではないでしょうか。
単に物を片付けるだけでなく、水や油を使うキッチンのお掃除って、本当に面倒ですよね…
ですが、料理を作るキッチンは、できるだけ綺麗にしたいもの。
パストリーゼは、キッチンのお掃除で大活躍するのです!
まず、直接洗うことが難しいコンロ。
油はねや噴きこぼしで、すぐに汚れますよね。
一日の終わりに、コンロ周りにパストリーゼをシュッシュと噴き、布巾をかければ、次の日も気持ちよくキッチンに立てます。
コンロ周りの汚れだけでなく、清潔を保ちたいのが水回りです。
パストリーゼを噴きかけたり、パストリーゼを染み込ませた布巾で拭いたりすることで、シンクや作業台の殺菌も簡単に行えます。
食材を直接置いたり洗ったりする水回りだからこそ、綺麗にしておきたいですよね♪
注意点は、キッチンでパストリーゼを使う際は、火気厳禁、ということです。
火の近くに、パストリーゼの容器を置くこともやめましょう。
パストリーゼは引火性が強いため、使い方を間違えると大変危険です。
キッチンでパストリーゼを使用する際は、必ず火の元を確認してから使用しましょう!
口にする物の安全性だけでなく、使用環境の安全性も忘れてはいけません。
消毒も消臭もできてペットはハッピー!
ペットも大事な家族。
ペットの生活を、少しでも快適にできたら嬉しいですよね。
ペットとの暮らしで気になる消毒や消臭も、パストリーゼがあればすぐに解決できます!
ペットのクッションやゲージは使っているとだんだん汚れや臭いが気になりますが、頻繁には洗えませんよね。
クッションやゲージをパストリーゼで消毒し、おもちゃもパストリーゼで定期的に拭くとペットも安心して過ごせます。
ペットの生活用品をパストリーゼで消毒する際は、ペットがパストリーゼを直接口にしないように、注意しましょう。
高濃度アルコールのパストリーゼを使ったら、蒸発するまで数十秒待ちましょう。
また、パストリーゼは消毒だけでなく、消臭でも力を発揮します。
ペットが粗相をしてしまった時に、匂いが残らないよう、パストリーゼで粗相した箇所を拭きましょう。
匂いが残ると、また同じ場所でおトイレをしかねません。
パストリーゼで消臭をする際の注意点は、強くこするとワックスが剥がれてしまう、という事です。
パストリーゼはワックスや塗料を剥がす可能性があるため、賃貸では特に注意が必要です。
床の状態を見極め、強くこすらないようにしましょう!
ついついフリーリングも消毒したくなってしまいますが、パストリーゼのパワーがワックスに勝ってしまうこともあるのです。
まとめ
- パストリーゼは容器代用でき、お出かけにはミニスプレーや香水スプレーボトルが最適。
- ディスペンサーボトルにパストリーゼを詰め替え、玄関でウィルスの侵入をブロック!
- ダイソーの霧吹きや、空の消臭スプレーボトルを使って、複数のボトルで効率良く消毒を!
- パストリーゼは、素材がPEやPP、特殊コーティングされたPETの容器に詰め替え可能。
- 液漏れ防止には、ミニスプレーの蓋や、ディスペンサーのノズル丈・噴射方向が重要。
- パストリーゼは、使い方と合わせて、注意点を抑える必要がある。
パストリーゼの容器代用や、便利で安全な使い方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
容器の素材や漏れに考慮し、パストリーゼの詰め替えに最適なミニスプレーやディスペンサーをご紹介しました。
パストリーゼを上手に使い、安心で快適な生活を送りましょう♪