皆さん、果物を食べていますか?
果物は、食物繊維やビタミンが豊富に含まれ、健康や美容に良いですが、価格が高いため、なかなか家庭で食べられないのが現実です。
家庭で果物を食べる場合、比較的価格が安いバナナが取り入れやすいです!
バナナは飽きがこない食材なので、私もよく食べます。
バナナをいつ食べるかは人それぞれですが、せっかく食べるなら栄養を効果的に取りたいものです。
今回は、バナナをいつ食べるのが効果的なのかを、時間帯別にお伝えします。
また、バナナの栄養や食べるメリットも紹介。
この記事を読んで、家庭でバナナを効果的に取り入れましょう♪
目次
バナナをいつ食べると効果的かは求める効果で変わる!
せっかくバナナを食べるなら、栄養を効果的に摂取したいものです。
私は、いつ食べるのかを決めず、バナナを食べたい時に食べていたので、効果的な時間があると知りませんでした。
バナナをいつ食べるのが効果的かを知っている人は、少ないのではないでしょうか。
バナナを食べることで期待できる効果は、朝・昼・夜で変わるため、あなたがどのような効果が欲しいかで、効果的な時間帯が変わります。
【朝バナナ】1日のエネルギー源になる!
バナナは、他のフルーツよりもカロリーが高く、朝に食べると、1日を過ごすためのエネルギー源になります。
以下は、果物100gあたりのカロリーと糖質です。
カロリー(100gあたり) | 糖質(100gあたり) | |
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バナナ | 93kcal | 21.4g |
りんご | 53kcal | 14.1g |
いちご | 31kcal | 7.1g |
ぶどう | 58kcal | 15.2g |
グレープフルーツ | 40kcal | 9g |
引用 文部科学省公式HP
上記を見て分かるように、100gあたりのカロリーと糖質は、バナナが1番高いです。
バナナは、カロリーと糖質が果物の中で特に高いため、エネルギー補給にぴったり!
私たちは、睡眠中に300kcalのエネルギーを消費すると言われていて、特に脳に必要な栄養素が失われます。
栄養素は、限られた量しか体内に蓄積することができないため、朝に起きた直後は、エネルギー不足になっていることが多いです。
朝バナナは、睡眠中になくなった栄養素を補給する役割があり、脳に必要なエネルギーを補います。
もしエネルギー不足のままだと、仕事や勉強などに集中することができなくなります。
朝バナナは、1日のエネルギー源になると言えます。
【昼バナナ】活動力や集中力をアップ!
バナナは食べてから30分ほどでエネルギーになるため、昼にバナナを食べると、午後の活動力や集中力をアップさせることができます。
多くの糖質が含まれているバナナですが、ブドウ糖、果糖、ショ糖など糖の種類によって、体内に吸収されるスピードが異なります。
糖質が体内に吸収されるスピードが遅いと、エネルギーになるまでの時間も遅くなります。
バナナに多く含まれているブドウ糖や果糖は、比較的体内での吸収が速く、食べてから時間をかけず、エネルギーに変換されます。
昼バナナは、仕事、勉強、家事などを頑張りたい午後に有効です。
私は、仕事で夜遅い時や残業がある日に、バナナを食べるようにしています。
また、バナナにはビタミンB1も豊富に含まれていて、だるさや疲労などの症状改善にも効果的です。
【夜バナナ】睡眠の質をアップ!美肌効果も♪
夜バナナは、睡眠の質を上げる効果が期待でき、美肌や筋肉・骨づくりに役立ちます。
バナナには、睡眠を促す「セロトニン」、セロトニンを作る「トリプトファン」、セロトニン生成を助ける「ビタミンB6」が含まれています。
セロトニンが体内で吸収されると、睡眠の質が上がり、疲労回復や成長ホルモンの分泌を促します。
成長ホルモンが分泌されると、美肌や筋肉・骨づくりが活発になり、アンチエイジング効果も生まれます。
バナナは健康や美容に効果的な食材ですが、特に夜バナナは食べる量に注意が必要です。
バナナに含まれる果糖は、夜に食べると中性脂肪に変わりやすい傾向があるため、夕食は糖質を控えた食事をしましょう。
1日1本(100g)を目安に食べよう♪
朝バナナ、昼バナナ、夜バナナは、それぞれメリットがありますが、バナナの効果を得ようと、毎食、食べるのはよくありません。
バナナは、1日1本(100g)を目安に食べると良いでしょう!
文部科学省公式HPによると、バナナの糖質は22.5gあり、毎食(1日3本)食べると、糖質は67.5gです。
適量の糖質は体に良い影響を与えますが、糖質の摂取しすぎはカロリーオーバーとなり、中性脂肪の増加につながります。
また、中性脂肪のなりやすさは、バナナを食べる時間帯によっても、変化します。
朝バナナや昼バナナより、夜バナナの方が中性脂肪に変わりやすいです。
私は、朝バナナ・昼バナナは1本食べますが、夜バナナは1本の半分にするようにしています。
バナナはいつ食べるとダイエットに効果的?徹底解説!
バナナを朝、昼、夜に食べるメリットは、それぞれあることが分かりましたね!
自分の体調や目的に合わせて、バナナをいつ食べるのかを決めるのがおすすめです。
この章では、ダイエット目的の場合、バナナをいつ食べるのがベストなのかをお伝えします。
朝バナナがベスト!体内の毒素を排出できる
バナナダイエットをする場合、朝にバナナを食べるのがベストです!
「朝バナナダイエット」を聞いたことがある人は多いと思いますが、我慢しないダイエット法の1つと言われています。
朝バナナがダイエットに効果的と言われているのは、バナナに含まれる酵素が体内にある毒素を排出する働きが活発になるからです。
人の体は、午前4時から正午頃まで排泄に適した時間と言われ、この時間にバナナを食べると、体に不要な毒素を排出する効果が高まります。
体に不要な毒素がなくなるため、脂肪になりにくく、ダイエット効果に期待できます。
バナナの7割は水分でできていて、繊維も豊富なため、便秘解消にもおすすめ!
私は朝にバナナを食べると、おなかがスッキリするほど便通の良さを感じ、1日中活動的になれます。
体から不要なものが排出されることは、体を水分や栄養が体内を巡っている証拠で、代謝を上げやすくします。
代謝が上がると痩せやすい体になるため、朝バナナはダイエットに効果的と言えるでしょう♪
朝バナナダイエットの注意点!暴飲暴食は避けて
朝バナナダイエットは、体から不要なものが排出されやすいため、ダイエットに効果的ですが、注意したいポイントがあります。
朝はバナナだけになり、物足りなくなりますが、「暴飲暴食」はしないようにしましょう。
バナナは、体から不要なものを排出する効果に加え、朝バナナに置き換えることで、摂取するカロリーを抑える効果もあります。
朝バナナダイエットを成功するためには、自分の欲と戦い、食事管理をしっかりする必要がありそうです。
朝バナナダイエット時の具体的なポイントは、以下の通りです。
- 昼ごはんをしっかりと食べる
- 間食は控えめにする
- 夕食は寝る3時間前に済ませる
朝ごはんが少ない分、体に必要なエネルギーが不足しています。
昼ごはんは、制限なく食事を楽しんでOKです。
ミネラル、繊維、酵素が豊富な食材を多く食べると、栄養バランスが良いため、意識すると良いでしょう。
朝に食べているバナナの糖質が高いので、間食はなるべく避けましょう。
もし間食をしたくなったら、糖質の低い果物、和菓子、高カカオのチョコレートがおすすめです!
私は、間食時は高カカオのチョコレートやプロテインを選んでいます。
夕食は寝る3時間前に済ませるのがベスト!
朝バナナダイエットをおこなっても、夜にガッツリした夕食が続くと、痩せることはできません。
遅い時間に夕食を食べてしまうと、胃や腸が消化活動を続けたまま、寝ることになり、十分な睡眠をとることができません。
睡眠をしっかりととることができないと、疲れが残ってしまい、体調悪化やむくみの原因になります。
また、体に蓄積された老廃物は寝ている間に排出されるため、十分な睡眠でないと、脂肪になってしまい、体に残ります。
【体験談】3日間で-0.8kg!
朝バナナはダイエットに効果的と分かりましたが、どのくらい痩せることができるのでしょうか。
今回、朝バナナダイエットを3日間実践しました。
朝ごはんはバナナに置き換え、昼・夜は普段の食事を行いました。(飲み物の制限はなし)
【朝バナナダイエット時の食事メニュー】
1日目 | 2日目 | 3日目 | |
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朝 |
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昼 |
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夜 |
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間食 |
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3日間、朝バナナダイエットをした食事メニューですが、バランスの良い食事をしているとは言えませんが、0.8kgも痩せることができました。
朝にバナナだけは空腹を感じやすいですが、つらいと感じるほどではなかったので、継続しやすいダイエットです。
即効性があるダイエット法ではないので、結果を求める場合は、1カ月以上続けましょう。
朝ごはんの量が少なくなるので、夜型の人やもともと朝ごはんを食べない人におすすめです!
また、バナナを1本食べるだけで、便通も良くなり、普段よりもスッキリした感じがありました。
私は、朝トイレに行く習慣がありませんでしたが、自然と行きたくなりました。
バナナはいつ食べると高血圧改善に期待できる?
バナナはダイエットにつながりますが、高血圧改善も期待できると言われています。
高血圧は多くの人が悩んでいると聞くので、バナナを食べて改善できたら、嬉しいですよね!
高血圧改善のためにバナナを食べる場合、いつ食べるかは決められていません。
つまり、バナナをいつ食べるかは自由で、高血圧改善の場合は、継続してバナナを食べる方が重要です。
カリウムやマグネシウムが高血圧改善に!
バナナはカリウムやマグネシウムが豊富に含まれているため、血圧を正常に保つことができます。
カリウムは、ナトリウムを排出する働きがあるため、血圧が下がる効果が期待できます。
ただ、カリウムは、水に長時間浸けたり、火にかけたりすることで減少してしまうので、調理方法には重要注意が必要です。
マグネシウムは、血管を収縮させる働きを抑えるため、血圧を正常に保つことができます。
血管を収縮される働きは、マグネシウムとカルシウムが一緒になって働くので、バナナと乳製品を組み合わせるとより良いでしょう。
まとめ
- 朝バナナ・昼バナナは、活動のエネルギー源になる
- 夜バナナは、睡眠の質をアップさせ、疲労回復を促す
- ダイエットの場合、朝にバナナを食べるのがベスト
- 朝バナナダイエットは、夜型の人や朝ごはんを食べない人におすすめ
- 高血圧の改善が目的の場合、バナナはいつ食べても良い
- バナナに含まれるカリウム、マグネシウムが高血圧の改善に効果的
今回は、朝バナナ、昼バナナ、夜バナナのそれぞれのメリットをお伝えしました。
バナナは栄養がたっぷりで、体に良いことづくし!
ぜひ、あなたもバナナを普段の食事に取り入れて下さいね♪