ほとんどの人が見かけるだけで気分を害してしまう昆虫と言えば、ゴキブリですよね。
ゴキブリは足から臭くベタベタした粘液を出し、不衛生な場所を好む、バイ菌を室内に持ち込む害虫。
こちらでは、ゴキブリ大嫌いの私が今までに実践してきた、最強のゴキブリ対策を紹介!
アパートの廊下や、他の部屋からの侵入を防ぐ方法も紹介していますので、アパート暮らしでも諦めないで。
アパートから戸建てまで使える最強のゴキブリ対策は、たったの3STEP。
【最強のゴキブリ対策3STEP】
- 侵入経路を絶つ
- 室内のゴキブリ駆除
- 日々の防虫
侵入対策、駆除方法、効果的な防虫対策に加え、おすすめ商品も紹介しているので活用してみてください。
最強ゴキブリ対策で、あなたにストレスフリーな住環境を。
目次
ゴキブリ対策に最強なアパートでも鉄壁防御する方法
子供の頃、虫取りなどが好きだった私は、母親をゴキブリから守ろうと素手で捕獲。
臭いにおいとベタベタが洗っても取れずトラウマになり、今ではゴキブリ対策せずには暮らせません。
ここでは、そんな私がアパートでも使える侵入経路別の、最強ゴキブリ対策を紹介します。
最強ゴキブリ対策STEP1は、何よりもまずは新たなゴキブリの侵入を絶対に許さないこと!
侵入経路①【エアコンの室外機】
【STEP1】侵入させない鉄壁防御!
- ドレンホースに排水ネットを輪ゴムで装着
- パテに亀裂がある場合は補修する
エアコンの室外機からゴキブリが入ってくるというのは、一種の都市伝説のようなもの。
気を付けるのは本体ではなく、エアコンをつけていると水が出てくるホース。
ドレンホースと呼ばれるこのホース内を通って、エアコンから室内に侵入出来てしまうので…怖いですね。
家庭用エアコンのドレンホースは直径20mm未満となっているようですが、チャバネゴキブリは成体でも余裕で通れます。
チャバネより大きい他のゴキブリでも、幼体や、小さめの成体は上ってくる可能性が。
市販の防虫キャップもありますが、防虫キャップの穴から侵入可能なので、目の細かい台所用排水ネットをかぶせましょう。
忘れがちなのが、配管を室内に通している穴のパテ(粘土状のもの)。
経年劣化しているパテの隙間から侵入出来てしまうので、隙間がないか確認を。
アパートに備え付けのエアコンを使用しているなら、パテの確認と補修が大切です。
古いエアコンでは、配管の破損がないかも見ておいた方が良いでしょう。
画像は我が家の1kgのパテ。(もっと小さいパテも市販されています)
侵入経路②【排水溝】
【STEP1】侵入させない鉄壁防御!
- トラップにはしっかりと水をためておく
- 使わない排水にはフタをする
- 排水管周りにスキマがある場合は埋める
シンクの下などをのぞいてみると、排水管が曲がっているのが見えますよね。
排水管の曲がり部分は排水トラップといって、水がたまることで臭いの逆流や害虫の侵入を防いでいます。
あまり使われない排水溝は、排水管トラップに十分な水が入っておらず、機能していない場合も。
定期的に充分な水を流しトラップの水をためるか、フタをしてしまいましょう。
排水溝そのものは、トラップにしっかりと貯水できていれば大丈夫。
私が気になるのは、排水溝より、排水管が床に入っていく部分!
シンク下の排水管と床材の間にスキマがある場合は、パテで埋めましょう。
古い木造アパートでは、スキマが多いことがあるので注意して見てくださいね。
パテは、アパートを退去する時も簡単に取り外せますので、水に強いパテで侵入させないゴキブリ対策を。
侵入経路③【スキマ】
【STEP1】侵入させない鉄壁防御!
- 養生テープやパテを使って埋める
(埋める場所に適したものを使う)
大きいゴキブリでも、細いスキマを通ることができるので、スキマには注意が必要です。
古い木造アパートなどの場合、換気扇わまりや天井の点検口にスキマがある場合も。
点検口は、クローゼットや押し入れ、納戸などに隠れている場合も多いので見逃しがち。
点検口に限らず、天井や床にスキマを見つけたら養生テープなどでふさいでしまいましょう。
養生テープは壁紙など傷つけずにはがせるので、アパートでも安心して使え、カラーも豊富。
ホームセンターなどにありますので、スキマはしっかりとふさぎ、ゴキブリ対策してくださいね。
養生テープ(紫・黄色)と、上から、コーキング剤(シリコン)、壁紙用ボンド、補修用パテ。
コーキング剤はコーキングガンが必要で扱いも難しく、使用箇所を選びます。
アパートでのスキマ対策は、退去時に原状回復可能な、スキマパテ(エアコンパテ)と養生テープがおすすめです。
侵入経路④【換気扇・通気口】
【STEP1】侵入させない鉄壁防御!
- 防虫フィルターを使用する
- 換気扇はつけっぱなしに
- 周囲のスキマは埋める
- 掃除はまめに
ゴキブリは雑食でなんでも食べる、食欲旺盛な昆虫です。
換気扇の脂汚れはもちろん、通気口などについたホコリも食べるので、こまめな掃除は必須。
換気扇から出る臭いにつられてやってくるので、掃除の仕上げにハッカ油や忌避剤で拭くと効果的!
また、換気扇や通気口の周りにスキマがある場合は埋めましょう。
換気扇の大きさに合った防虫フィルターは必ず見つかるので、サイズの合う防虫フィルターを付けてください。
通気口に使える防虫フィルターもありますが、目の細かい台所用の排水ネットが使用可能な場合も。
侵入経路⑤【ダンボール】
【STEP1】侵入させない鉄壁防御!
- 周辺に卵など付着していないか確認する
- すみやかに廃棄する
私はよくネットショッピングをするので、家にダンボール箱がよく届くのですが…。
ダンボールは温かく、ゴキブリにとっては住処にも食糧にもなってしまうので、要注意。
ダンボールにゴキブリの卵が付着して、室内に持ち込まれることもよくあります。
置き配指定で、外にいたゴキブリが付着して室内に侵入することも!
ダンボール周りの確認と、少しでも早く捨ててしまうことで、侵入や繁殖を防げます。
侵入経路⑥【玄関と窓】
【STEP1】侵入させない鉄壁防御!
- ドアポストは(可能なら)使わずふさぐ
- ゴキブリ忌避剤やハッカ系ハーブを置く
- 忌避効果のあるスプレーを撒いておく
- 窓のスキマはスキマテープなどでふさぐ
家庭で見かけるゴキブリは、大きい種類で最大4.5㎝ほどですが、1.5~2mm程度のスキマを通り抜けます。
ドアポストのスキマはもちろん、ポストに郵便物がささってフタが上がっていたら余裕で侵入可能。
ドアポストを養生テープなどでふさいで使わないことが無理なら、こまめに忌避剤を塗ってください。
加えて、玄関にはゴキブリが嫌うハッカ系ハーブか置き型の忌避剤を置いておく。
市販の窓用スキマテープは、アパートでも使えますし、サイズや種類も豊富です。
スキマ対策に加え、玄関にも窓にも忌避剤のスプレーをしておくと効果的です。
侵入経路⑦【人】
【STEP1】侵入させない鉄壁防御!
- 玄関の外で持ち物や体をはたく
意外と知られていないのが、ゴキブリは体にくっついてくることがあるということ…。
外出時、ちょっと置いたバッグの中に入っていることも。
帰宅後、エレベーターを待っているスキに服にくっついていないか、玄関前で確認を。
また、来客時に持ち込まれてしまうケースもあります。
最強のゴキブリ対策は、先ずは絶対に侵入させないことが、本当に大事なんですよ。
ゴキブリ対策最強のハーブ!?駆除後はミントで防虫
鉄壁の防御で侵入経路をふさいだら、次はSTEP2の駆除と、STEP3の防虫対策です。
駆除と同時に、ゴキブリにとって居心地の悪い環境を作ることが、ゴキブリ対策では大切。
人が居心地よいと感じる住環境は、ゴキブリにとっては居心地が悪いんですよ。
ここでは昆虫類が苦手な、ゴキブリ対策最強のハーブ、ミント(ハッカ油)を使った防虫術も紹介します。
見えないゴキブリも逃さず駆除!
【STEP2】徹底駆除!
- 全ての部屋で同時に燻煙剤を使用
(ノンスモークタイプがおすすめ) - 2週間に1度の燻煙剤を最低3回行う
(卵には効果がないため) - 卵に効果のある置き餌式殺虫剤もある
(誘引剤が入っているため、自己判断で)
外からの侵入を防いだら、次は室内のゴキブリを退治していきましょう。
燻煙剤のノンスモークタイプなら、火災報知機を覆うなどの準備が必要ないのでおすすめです。
ただし、燻煙剤はゴキブリの卵には効果がないため、2週間に1度、最低でも3回は繰り返すと効果的。
卵にも効果のある「置き餌式」の殺虫剤もありますが、誘引物質が入っているため燻煙剤をおすすめします。
2週間おきに数回繰り返す燻煙剤は面倒と感じる方には、置き餌式のブラックキャップがおすすめ。
全ての部屋のゴキブリが潜んでいそうな場所にいくつか置きましょう。
誘引剤が入っている毒餌は、外からゴキブリを呼んでしまいそうな場所には置かないでください。
誘引剤の事を考えると、面倒でも燻煙剤を使うことをおすすめしたいところですが。
置き餌も燻煙剤も説明をよく読み、燻煙剤使用後には掃除機をかけましょう。
ゴキブリが嫌うハーブ活用術
【STEP3】日々の防虫対策
- ゴキブリ対策最強のハーブはミント
- ハッカ油をスプレーやディフューザーで使用
(掃除や置き型忌避剤として)
ゴキブリの駆除と並行して、STEP③の防虫対策をしていきましょう。
ゴキブリが嫌いなハーブはいくつかありますが、ゴキブリ対策最強のハーブはミント(ハッカ)です。
鉢植えのミントは可愛いですが、そのままではほとんど効果がありません。
また、植物の鉢植えなどはゴキブリを呼びよせるので、置かない方が良いでしょう。
一番効果的なのは、ハッカ油を使用したスプレーやアロマディフューザーです。
スプレーは日々の掃除に取り入れることができ、ディフューザーは置き型の忌避剤として使います。
ハッカ油はミントから抽出されたオイルで、殺菌効果も高く、清涼感のある香りが特徴。
ハッカ油スプレー活用法
100mlスプレー
- スプレーボトルにハッカ油を40滴程度入れる。
- 無水エタノールを10ml加え、よく振る。
- 精製水(ペットボトルの水でも可)を90ml加え、よく振る。
精製水はドラッグストアで手に入りますが、ペットボトルの水でも代用可能。
毎回よく振ってから使いましょう。
ゴキブリ対策最強のハーブ、ハッカ油を使ったスプレーができたら、日々の掃除に取り入れましょう!
- キッチンなど水回りの掃除の仕上げに
- 換気扇掃除の後に
- フローリングや畳の拭き掃除に
スプレーしたあとは拭いて、ハッカ油成分を伸ばしつつ、余分な水分を残さないことが大切。
除菌効果があり、清涼感ある香りのハッカ油スプレーですが、殺菌、防虫に使っている飲食店も。
ゴキブリ対策に最強のハーブ、ハッカ油を使ったスプレーの使用は、アパートでも問題ありません。
エタノールを使用していますので、スプレー使用時は火気厳禁です。
ハッカ油ディフューザー活用法
- 使いたいガラス瓶の大きさに合わせた量の無水エタノールを準備。
- お好みの香りの強さになるよう、ハッカ油を加えていく。
- エタノールの蒸発を押さえるため、グリセリンを数滴加える。
- ガラス瓶に出来上がった溶液を入れ、リードスティックを数本挿す。
ガラス瓶やリードスティックは100均などでも購入が可能。
ハッカ油、無水エタノール、グリセリンは全てドラッグストアで購入可能。
ゴキブリ対策最強のハーブを使ったハッカ油ディフューザーができたら、置いていきます。
特に玄関はドアの開け閉めも多く、ゴキブリが侵入しやすい場所ですので置いておきましょう。
玄関以外に、お好きな場所やゴキブリが好みそうな場所においてもいいですね。
私は玄関に加え、トイレに置いて、さわやかな香りを楽しんでいます。
ハーブに加えて忌避剤を使用
アパートでは隣室からの侵入も考えられるため、ハッカ油の他に、忌避剤も併せて使用すると最強!
ハーブでは最強のハッカ油ですが、忌避剤を併用することで、より強い防虫効果を得られます。
私の周りにはハッカ油の香りが苦手な方や、ペットがいるのでハッカ油の使用をためらう方も。
ミント系の香りが苦手な方やペットがいる方でも、市販の忌避剤を使用することで防虫が可能です。
置き型の忌避剤は、玄関のシューズラックの中や玄関まわりなどに置くと効果的!
ゴキブリが好みそうな場所に置いて、寄せ付けないようにしましょう。
スプレータイプの忌避剤は、玄関まわりや窓などに使用することで、侵入を防ぎます。
部屋の中で使用するスプレータイプの忌避剤もありますので、是非活用してみてくださいね。
ゴキブリ対策に最強のハーブや忌避剤を使用していても、掃除をしていないと無意味。
食べ物はしまい、ごみは溜めずに、清潔な環境を心がけましょう♪
ゴキブリ対策で最強のスプレー3選!!備えて安心
ゴキブリ対策で使い勝手が最強なのは、やっぱりスプレーですよね。
ここからは、実際に私が使っているゴキブリ対策最強のスプレーを紹介します。
これまでに紹介したゴキブリ対策を実行した後は、スプレーを活用して急なゴキブリに備えましょう♪
侵入させない!【ゴキバリア】
最強のゴキブリ対策で最も重要なのは、ゴキブリの侵入を許さないことでしたね。
玄関や窓枠などはもちろん、パテや養生テープでふさいだスキマにもゴキバリアをスプレーしておきます。
アパートなどでは、近隣に生息しているゴキブリが侵入してくる場合があるので、ブロックしましょう。
スキマというスキマは、ゴキバリアで徹底ブロック!
居つかせない!【ゴキブリムエンダー】
ゴキブリムエンダーはスプレー型の忌避剤で、ゴキブリ対策では、防虫に最強のスプレー。
先ず侵入経路を絶ち、次に燻煙剤で徹底的に駆除、その後は日々の防虫対策にムエンダー。
定期的にムエンダーを部屋に噴霧すれば、かなり高い防虫効果が期待できます。
殺虫剤なら【ゴキジェットプロ】
アパート2階程度であれば、窓を開けた時に飛んで入ってくることもあるゴキブリ。
鉄壁のガードで侵入を防いでいても、窓や玄関からタイミング悪く入られてしまった時の備えは必要。
秒速ノックダウンが売りのゴキジェットプロは、ゴキブリ対策で最強の殺虫スプレー。
しっかりと侵入を防ぎ、防虫していれば使うことはほとんどないのですが、備えは必要ですよね!
まとめ
- アパートでも可能な最強のゴキブリ対策は、侵入を防ぐ、駆除、防虫の3STEPで、先ずは侵入経路を塞ぐ。
- アパートでスキマなどの侵入経路を塞ぐ場合は、原状回復可能なエアコンパテと養生テープの使用がよい。
- スキマは徹底的に塞ぎ、外部から持ち込まない、持ち込ませない工夫も必要。
- 燻煙剤で駆除する場合は卵に効果がないので、2週間に1度、3回程度繰り返す。
- ハッカ油を使った防虫も効果的だが、忌避剤を併用することで、より高い防虫効果を得られる。
- 置き型やスプレータイプの忌避剤で防虫し、万が一の備えに、殺虫剤も常備しておくと安心。
冬でも夏でもお構いなしのゴキブリですが、特に暑い夏は活動が活発になり、よく見かけます。
アパートから戸建てまで使える最強のゴキブリ対策を活用し、ストレスフリーな住環境を手に入れてくださいね♪