植物を育てたいな!
用意するのは、苗と鉢・土だけで良いかしら?
植物をプランターや鉢で栽培する際は、鉢底石(はちぞこいし)が必要な場合があります。
鉢底石とは、植物の土を入れる際に鉢の一番底に敷く軽石や黒曜石のことで、排水性や通気性を向上させてくれるものです。
排水性や通気性が悪いと、腐敗菌が増殖してしまい、成長を阻害する・根腐れを起こす原因となります。
鉢底石ってダイソーで購入できるの?
鉢底石は、ダイソーで購入することができます。
さらに、セリアやキャンドゥなどの100均でも購入できますよ。
実際に、鉢底石がダイソーやセリア・キャンドゥに売っているか現地調査をしてきました。
鉢底石の使い方や、身近で代用できるものについても紹介していますので、ぜひ最後まで読んでくださいね♪
目次
鉢底石はダイソーにある!植物を育てるための重要品
鉢底石は、ダイソーで購入することができます。
ダイソーで鉢底石が購入することができるか、実際に調査をしてきました!
さらに、他の100均で鉢底石が買えるかも紹介していきます。
鉢底石をダイソーの園芸コーナーで現地調査!
ダイソーは「世界中の人々の生活をワンプライズで豊かに変える」をコンセプトにした100均です。
ダイソーは、日用品や食品・便利雑貨など、あらゆる商品が販売しています。
園芸用品も売っているわね。
鉢底石はダイソーで本当に売っているか、実際にダイソーの園芸コーナーを調査してきました!
さっそく、園芸コーナーを確認してみると…。
園芸コーナーの培養土などが売られている箇所で、鉢底石を見つけることができました!
こちらの鉢底石は、容量が2Lありました。
さらに、鉢底石は1種類だけではなく、もう1つ販売されていました。
こちらはネットに入った鉢底石です。
鉢底石は、日光消毒をすれば何度も使用することができるため、培養土などと混ざらないようにネット入りで販売されているものもあります。
培養土なども販売しているので、植物を育てるための材料は全てダイソーで揃えることができますよ!
さらに、鉢底石の下に敷く「鉢底ネット」も販売していました。
(鉢底ネットについてはこちら)
しかし、店舗によっては販売していない場合があるので、気になる人は店舗へ問い合わせすることをおすすめします。
鉢底石は、ダイソーのオンラインショップでも購入することができます。
オンラインショップを確認したところ、私が見つけた鉢底石とネット入りのものが2種類とも販売されていました。
近所にダイソーがない人は、ぜひオンラインショップを活用してくださいね。
鉢底石は他の100均にも売っている!2店舗を調査!
気になった私は、近所のセリアとキャンドゥにも調査をしてきました!
セリアは「100円ショップらしくない100円ショップを作る」をコンセプトにした100均です。
セリアでは、1種類の鉢底石を見つけることができました。
こちらは、ネット入りの鉢底石ですね。
セリアの販売している「ネット入り鉢底の石」は、ダイソーの鉢底石と比べると小粒です。
約50mlの鉢底石が3パック入りになっています。
キャンドゥは「老若男女すべての人に利用してもらえるブランド」をコンセプトにした100均です。
キャンドゥでは、2種類の鉢底石を見つけることができました。
こちらは「ふんわり鉢底石」という2Lのものと「軽いネット入り鉢底石」という0.5Lが3つにわかれたものです。
他の100均でも、鉢底石を購入することができることがわかりました。
それぞれの100均が、お客さんのニーズに合った商品を販売しているのがわかりますね!
通販だと大容量の鉢底石を購入できる!
そんなあなたには、通販サイトがおすすめです!
鉢底石は、Amazonや楽天市場でも購入することができます。
通販サイトですと、大容量の鉢底石を購入することができます。
こちらでは、おすすめの鉢底石を3つご紹介します。
花ごころ 鉢底石 きれいな鉢底石 5L
こちらは、丈夫・水はけが速い・軽量が売りの鉢底石です。
石が白く、清潔感があってとてもキレイですね!
口コミでは「清潔感があり水はけが良い」と高評価のものが多かったです。
白い鉢底石は見栄えが良いので、苗の植え替えが楽しくなるのではないでしょうか。
水はけは鉢底石にとって重要なので、見た目も機能性もバツグンの品です!
自然応用科学 ネット入り 鉢底に入れる石 白 0.5L×10個
こちらは、0.5Lの鉢底石がネットに入っている10袋セットになっています。
ネットに入っているので、培養土と混ざることなく、繰り返し使うことができます。
口コミでは「ネットに入っているので、楽に素早く使うことができる」「鉢植え初心者に優しい」と高評価が多かったです。
おしゃれなプラ鉢(樹脂製)4号鉢(Φ12cm。約高さ12.2CM)2個と、鉢にあった培養土・鉢底石のセット
こちらは、オシャレな4号鉢と培養土・鉢底石がそれぞれ2個セットになっている商品です。
オシャレな鉢に苗を植えたいけど、良い鉢が見つからないと悩む人もいるのではないでしょうか。
鉢底石だけではなく、オシャレな鉢と培養土も一緒にまとめて購入したい人におすすめの商品です。
鉢底石は排水性と通気性を良くする軽石
鉢底石とは、植物の土を入れる際に鉢の一番底に敷く軽石や黒曜石のことです。
植物を健康に育てるためには、排水性や通気性がよい状態を保つことが大切です。
排水性や通気性が悪いと、腐敗菌が増殖してしまい、成長を阻害する・根腐れを起こす原因となります。
鉢底石は、通気性の良い軽石と劣化しにくい黒曜石が混ざっているため、排水性や通気性が良くなります。
さらに、水分量を適切に保ち、ほどよい空気の入れ替えも可能です。
鉢底石は、植物を鉢に植えるときに入れるのがおすすめです。
店舗で販売されている商品には、鉢底石が敷かれていない状態で販売されている株が多いです。
植物が元気に育っていれば問題ありませんが、次の状態が見られたら、土の入れ替えと合わせて鉢底石を使いましょう。
- 水はけが悪い
- 鉢の底から根が出ている
- 葉の色づきや枝の成長が悪い
上記の状態は、根詰まりや根腐れを起こしている可能性があります。
このまま放置してしまうと、植物の生長を阻害し、枯れてしまう恐れがあるので注意が必要です。
また、葉の色づきや枝の成長が悪いのは、鉢のサイズが合っていない可能性があるため、植え替えをしてあげましょう。
鉢底石はネットの上に敷こう!苗の植え替え方法を解説
鉢底石の下には、鉢底ネットという目の細かいネットを入れることにより、土の流出を防ぎます。
この章では、鉢底ネットについてと、苗の植え替え方法についてご紹介します。
鉢底ネットは土の流出を防ぐために必要!
鉢底石の下には「鉢底ネット」というネットを敷くのがおすすめです。
鉢底ネットとは、鉢底石を入れる前に敷く、目の細かいネットです。
こちらも、ダイソーなどの100均で購入することができます。
鉢底ネットを敷くことにより、水やりをしたときに土の流出を防ぎ、害虫が鉢内に侵入するのを防いでくれます。
鉢底ネットは、シート状になって売られているものや、一体型になっているプランターなどもあります。
あなたの持っている鉢やプランターに合う鉢底ネットを探して、入れてみましょう。
苗を植え替えて健康的な環境を整えよう
こちらでは、苗をプランターに植える方法をご紹介しますね。
用意するもの | 苗(株) |
培養土 | |
鉢 | |
鉢底石 | |
鉢底ネット |
<苗を植える方法>
- 鉢底ネットを底面に敷き、鉢底石を鉢の深さの1/5~1/4まで敷き詰める
- 培養土は、ウォータースペースを残した9分目まで入れる
- 鉢をゆすり、地面で軽くトントンと上下させる
- 鉢のふちの土を、手または棒などで強く押し固めて鉢全体に水が浸透しやすくする
- 中心部に株の大きさの穴を掘り、水を浸透させておく
- 苗をポットから取り出し、培養土になじみやすくするために苗の周りに張った根鉢を軽く落とす
- 苗を穴に入れ、株元まで培養土をかぶせ、水を鉢底から出るくらいまで与える
ポットから取り出したとき、苗についた根や土は落としすぎず、2/3くらい残しておきましょう。
鉢や苗の種類によって、植え方が変わってくる場合もあるため、付属の説明書を読んでくださいね。
鉢底石は代用できるが要注意!必要ない3つの条件も紹介
実は、身近なものが鉢底石の代用になります。
この章では、鉢底石の代用になるものと、鉢底石が必要ない3つの条件について紹介します。
鉢底石は身近な物で代用できる!4種類紹介
代用になるものは、あるかしら?
実は、身近なもので鉢底石の代用ができます。
鉢底石はスーパーで貰ってきた魚を入れる発泡スチロールで代用!
(´・ω・`) pic.twitter.com/tpiVWVj9xQ— ❀✿❊ 伝説の446❁✿❀ (@xxxx446xxxx) March 10, 2019
引用 Twitter
この人は、発泡スチロールを鉢底石の代用にしていますね。
発泡スチロールが鉢底石の代用になるなんて、意外ですよね。
他にどんなもので鉢底石の代用ができるのか、ご紹介していきます!
代用品 | 特長 | 注意点 |
発泡スチロール | ・ブロック状にして底に敷き詰めると、排水性の向上が期待できる ・断熱性にも優れているため、観葉植物の底上げ時にも活用される |
・保水性や耐久性は鉢底石に劣る |
プラスチック製品 | ・ペットボトルのフタやカットしたストローなども鉢底石の代用になる | ・保水は期待できない ・ネットに入れるなどして土と混ざらないようにする |
赤玉土 | ・大粒の赤玉土は通気性・排水性・保水性・保肥性に優れている | ・もろく潰れやすい ・目詰まりを起こしてしまい、根腐れの原因になる ・長期の使用は推奨しない |
木炭 | ・炭は作目の生育に有用な微生物を増殖させ、有害菌の抑制も期待できる ・炭から溶け出すミネラルが植物の生育を助け、害虫も防げる |
・鉢に炭を入れすぎると、土壌がアルカリ性に傾く |
こんなにも代用できるものがあるんですね!
スポンジは排気性と通気性が悪く、スポンジ内部に水が長く留まってしまい、そこから金が繁殖して根腐れの原因になります。
その他にも、新聞紙や段ボールといった紙類も、水に濡れると劣化してしまうため、鉢底石の代用にはなりません。
身近にあるものでも鉢底石の代用になりますが、どれも注意点があるため、鉢底石を使用するのが一番良いことがわかりました。
一番はやっぱり鉢底石ね!
鉢底石が必要ない場合もある!条件を3つ紹介
鉢底石は、全ての鉢に必要なわけではありません。
鉢底石が必要な理由は、排水性や通気性がよい状態を保つことなので、中には必要がない場合もあります。
- 室内で育てている観葉植物
- 鉢が小さい
- 水抜け穴がいくつもある
室内で育てている観葉植物は、屋外の植物に比べ、水やりの回数が圧倒的に少ないです。
水やりが少ない分、土が崩れにくいため、排水穴が目詰まりする可能性が低いのです。
しかし、使用している鉢や土によって、鉢底石を入れた方が良い場合があります。
鉢底石を入れた方が良い場合
- 鉢が大きい
- 排水性が悪い土を使っている
- 鉢底ネットがない
鉢が大きい場合は、鉢底石を多めに入れると土の量が減り、乾きやすくなってしまいます。
排水性が悪い土だと、植物が根腐れしてしまうため、その場合は鉢底石を使用して排水性を良くしましょう。
鉢底ネットが無いと、排水穴から土が流出してしまいます。
土の流出を防ぐために、鉢底石を使用しましょう。
鉢が小さいと、鉢底石を入れた分だけ、土を入れるスペースが減ってしまいます。
鉢が小さい場合は、鉢底石より土を入れた方が植物にとっては良い選択となります。
水抜け穴が1つではなく複数ある場合は、排水性が良いので鉢底石が必要ない場合があります。
まとめ
- 鉢底石は、ダイソーの園芸コーナーで2Lのものとネット入りのものが販売していることがわかった
- 鉢底石は、排水性や通気性を良くして、腐敗菌が増殖し、成長を阻害する・根腐れを起こす原因を無くす働きがある
- 鉢底ネットを敷くことにより、水やりをしたときに土の流出を防ぎ、害虫が鉢内に侵入するのを防ぐ
- 鉢底石は、鉢底ネットを底面に敷いてから、鉢底石を鉢の深さの1/5~1/4まで敷き詰める
- 鉢底石は、発泡スチロールやプラスチック製品で代用できるが、排水性などの注意点があり、鉢底石を使用する方が良い
- 鉢底石は、室内で育てている観葉植物や鉢が小さい場合・水抜け穴がいくつもあるプランターは必要ない
鉢底石は、ダイソーの園芸コーナーで購入することができることがわかりました。
「新しく植物を育ててみたい!」と思った人は、ぜひ記事を参考にして鉢底石を使ってみてくださいね♪