AppleWatchシリーズの中でも、手頃な価格で機能も十分と人気の高い、AppleWatch SEシリーズ。
AppleWatch SEシリーズはケースサイズが44mmと40mmの2種類がありますが、どちらにすべきか迷いますよね。
「44mmが大きすぎる」といった口コミは、ネット上にたまに見かけられます。
AppleWatch SEを買うなら、44mmのサイズ感や、40mmとの違いは前もって知りたいところですよね。
今回、家電量販店で実際のAppleWatchを試着して、44mmのサイズ感や40mmとの違いを調査してきました。
結論としては、44mmを大きすぎると感じるかどうかは、個人の体格差や好みによります。
サイズ選びの参考に、AppleWatch SEの44mmと40mmの差をまとめてご紹介します!
目次
AppleWatchの44mmは大きすぎる?40mmとの違い5つ
引用 Apple公式
AppleWatch SEの44mmは果たして大きすぎるのか、あなたはどちらを買うべきなのか。
まずは、それぞれのサイズによる違いから、選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
ちなみに、44mm・40mmというのは画面の縦幅サイズのことを指しています。
44mmサイズ | 40mmサイズ | |
---|---|---|
画面 サイズ |
縦: 44mm 横: 38mm 厚さ: 10.7mm |
縦: 40mm 横: 34mm 厚さ: 10.7mm |
解像度 | 368 x 448ピクセル | 324 x 394ピクセル |
表示領域 | 977平方mm | 759平方mm |
値段 (税込) |
GPSモデル | GPSモデル |
36,800円 | 32,800円 | |
GPS+Cellularモデル | GPS+Cellularモデル | |
42,800円 | 38,800円 | |
重さ | GPSモデル | GPSモデル |
36.20g | 30.49g | |
GPS+Cellularモデル | GPS+Cellularモデル | |
36.36g | 30.68g |
44mmサイズと40mmサイズの差は、そのまま装着感、使い勝手や操作感にも影響します。
【違い①】装着感
44mm と40mmのAppleWatch、実際に私(女性、手首周囲140mm)も腕につけてみました。
左が44mmサイズ、右が40mmサイズのAppleWatchになります。
個人的な感想としては、わずか4mmの差といえど、44mmのほうは結構大きく感じました。
私の場合、44mmではディスプレイが手首の幅いっぱいになり「大きすぎるかな」というのが第一印象でした。
同行した夫にも、44mmを試着してもらいました。
男性としては手首が細めの夫(男性、手首周囲154mm)ですが、本人は44mmがしっくりきたとのこと。
40mmでも違和感はありませんが、ディスプレイが小ぶりな分、タイトでキレイ目な印象に見えます。
もちろん、AppleWatch自体には男性用・女性用の区別はありません。
男女兼用のAppleWatchですが、サイズ選びには、手首の周囲が重要な判断基準になります。
Apple公式サイトでは、手首の周囲をもとに44mmと40mmのどちらがフィットするか目安を掲載しています。
40mm 手首が130-200mmの方にフィットします。
44mm 手首が140-220mmの方にフィットします。
引用 Apple公式
まずはこの基準を参考に、自分の手首周囲の長さを測ってからサイズ選びをしましょう。
極端に手首が細い・太い方以外は、どちらのサイズ基準にも適合すると思います。
「手首周囲だけでは決められない」という方は、引き続き【違い②】~【違い⑤】をチェックしてください!
「この違いは譲れない」というポイントがあれば、それがサイズ選びの決め手になりますよ。
最終的に迷ったら、普段のファッションとの組み合わせで選んでみるのもいいですね!
ファッションとの相性
- 44mm:カジュアル・アクティブ・スポーティー系
- 40mm:きれいめ・シンプル・お仕事系
【違い②】画面の見やすさ
ディスプレイが大きい44mmは、40mmと比べて解像度が良く、表示領域も広くなります。
「AppleWatchには見やすさを第一に求める!」という方には、大きすぎるのが困ることなんてありません。
44mm | 40mm |
---|---|
引用 Apple公式
まず、44mmではテキストがより大きく表示されます。
44mmのほうが表示領域も広いため、スクロールなしに見れる情報量が多いというのも利点です。
AppleWatchには、メッセージ受信やマップなど便利な機能がたくさんあります。
メッセージ確認をAppleWatchでよく行う人には、44mmの画面の見やすさは大事なポイントですね。
【違い③】操作のしやすさ
解像度や表示領域の広さは、画面の見やすさと同様、操作のしやすさにもつながります。
各種アプリの開閉、選択のときにAppleWatchの画面を直接操作する機会も多いですよね。
「画面の操作がしやすい、誤入力しにくいことを重視する」という方にも、44mmがオススメになります。
男性で指が太く、小さい画面では誤タッチが煩わしいという方も、大きい画面が嬉しいです。
【違い④】重さ・存在感
AppleWatch SEの44mm・40mmでは、44mmのほうが約6g重いです。
わずかな差ですが、AppleWatchは1日中装着する前提なので、気にならない程度か吟味はしておきましょう。
例えば、ランニング中は少しでも軽いものがいいと思えば、40mmがオススメです。
逆に44mmがオススメなのは、時計としての存在感をアピールしたい場合。
高級時計も、ある程度の重厚感があったほうが目を引きますよね。
AppleWatchをファッションの一部として引き立たせたい場合は、存在感を出せる44mmがオススメです。
【違い⑤】値段・コスパ
AppleWatch SEの44mm・40mmの明確な違いとして値段があり、44mmのほうが4,000円高いです。
44mmと40mmで、AppleWatch自体の機能には差がありません。
着け心地や画面の見やすさなどに違いはありますが、4,000円の差が、その違いに見合うと考えるかは、個人の感覚次第です。
実際に試着した私の感想としては、40mmのほうがコスパが良いように思います。
AppleWatchの44mmは女性に向かない?試着してレビュー!
AppleWatchの44mmと40mmの選び方は、最終的には個人の好み次第になります。
そう言われても、なかなかパッと決められる人は多くありませんよね。
この章では、とりわけ女性には44mmと40mmどちらがオススメか、同じ女性である私自身の意見も交えてご紹介します。
オススメは40mm!フィット感やコスパで軍配
私が女性にオススメするのは、断然40mmのAppleWatchです!
40mmをオススメする理由は、4つ。
- 軽くてコンパクト
- いろいろな服に合わせやすい
- 視認性・操作性の差は気にならない
- コスパが良い
女性の目線で気になるのは、装着感やファッション性ではないでしょうか。
40mmをオススメする4つの理由について、詳しく解説していきますよ!
軽くてコンパクト
AppleWatchはスマホの簡単な操作や健康管理ができるのが売りですし、やはり1日中着けていたいです。
1日着けっぱなしなら、やはり少しでも軽くコンパクトなほうが、女性としては嬉しいですよね。
睡眠記録のため就寝中も着ける場合があるので、リラックス時に気にならないことも大事ですよね。
44mmとの重量差は6g程度とわずかですが、着けていてより疲れにくく、腕にフィットするのが、40mmでした!
いろいろな服に合わせやすい
AppleWatchなどのスマートウォッチを着けていると気になるのが、ファッションとの相性。
1日中、毎日着けていたいからこそ、どんな場面にも合うサイズ感がいいですよね。
40mmは、腕にスッキリ収まり悪目立ちしないので、着けていく場所を選ばないと感じました。
バンドを変えれば、かっちりした仕事やフォーマルな場面でも違和感ありません。
44mmだとAppleWatchの存在感が強くなりすぎ、カジュアルな印象に寄ります。
視認性・操作性の差は気にならない
画面の見やすさや操作しやすさは、比較すると44mmのほうが上です。
40mmの視認性・操作性が悪いかといえば、そんなことはなく、私は全く気になりませんでした。
40mmといえども、表示領域は以前までのシリーズより広がっています。
解像度も十分にありますので、文字が見えづらいということもありませんでした。
ディスプレイの美しさは「さすがApple!」です。
AppleWatchへのテキスト入力は基本、音声認識になりますので、頻繁に細かい操作をすることもないと思います。
コスパが良い
私の場合は、機能、視認性、操作性を総合的に見ても、40mmで必要十分だと思いました。
それでいて、40mmのほうが44mmより4,000円安く手に入ります。
コストパフォーマンスの面で見ても、個人的には40mmに軍配が上がりました。
買うときは両方とも試着しよう!
女性にオススメのAppleWatch SEのサイズ紹介、ご参考になりましたか?
もしあなたが実際に買うなら、やはり、できるだけ実際の品を試着することをオススメします。
女性でも、人によっては「44mmのほうが着け心地がいい」「40mmの操作性では物足りない」という方もいるでしょう。
AppleWatchでニュースやメッセージをよく見る方には、44mmが使いやすいと感じるかもしれません。
購入はネットをお考えの方も、お近くにApple Storeや家電量販店があるなら、ぜひ足を運んでみてくださいね!
AppleWatch44mmバンドの目的別おすすめ品!40mm版も!
AppleWatchを購入するなら、あわせてバンドを数種類そろえておくのはいかがでしょうか。
気分や行く場所に応じて着せ替えを楽しむのも、Applewatchの楽しみの1つ。
この章では、AppleWatchの44mm・40mmで使えるオススメバンドをご紹介します!
なお、注意点が1つ。
ほとんどのバンドは、44mm適応サイズと40mm適応サイズの2種類のサイズ展開があります。
44mm適応サイズのバンドと、40mm適応サイズのバンドには、互換性はありませんので注意しましょう!
「純正品」か「サードパーティ」か
AppleWatchのバンドには、「純正品」と「サードパーティ」の2種類に分類されます。
Appleが取り扱う純正品は、高品質でサイズ互換性が高いものが多い反面、価格が高い傾向にあります。
Apple以外が取り扱うサードパーティの品は、種類がとても多いのが特徴。
サードパーティでは、高品質・高価格のものから、品質そこそこの低価格のものまで、幅広い種類が展開されています。
バンド選びの際は、まず純正品かサードパーティのどちらにするか、予算などを考慮して検討してみましょう。
次からは、目的別にオススメのAppleWatchバンドを純正品とサードパーティを交え、ご紹介します!
【ビジネス】ステンレス・レザー素材
AppleWatchをビジネスシーンに合わせるなら、バンドの素材は「ステンレス」か「レザー」がオススメです。
引用 Apple公式
商品名 | シルバーミラネーゼループ |
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販売元 | Apple (純正品) |
価格 | 10,780円(税込) |
互換性 | 42mm /44mm /45 mm 38mm /40mm /41 mm |
ステンレス素材は、高級感とスマートな印象を演出でき、ビジネスシーンの定番です。
AppleWatch本体のデジタル感と、ステンレスのスマート感の相性が良く、一体感がありますね。
Apple純正品のミラネーゼループは、シルバーのほかゴールド・グラファイトの3色展開です。
どの色もビジネスなどのフォーマルな場に合う、上品な雰囲気で素敵ですよ。
商品名 | ノブレッサ Apple Watch レザーバンド |
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販売元 | BONAVENTURA (サードパーティ) |
価格 | 17,600円(税込) |
サイズ互換性 | 42mm /44mm /45 mm 38mm /40mm /41 mm |
レザー素材も、ビジネスシーンでオールマイティに活躍します。
かっちりしたスーツから、少しラフなビジネスカジュアルまで、品よく似合いますね。
ご紹介のBONAVENTURAの商品は、レザーの色展開が7色もあります。
男女問わず、きっとお気に入りのレザーバンドが見つかりますよ!
【スポーツ】エラストマー・シリコーン素材
歩数や消費カロリーの記録などができるAppleWatchは、スポーツの場面で大活躍します。
汗をかきやすいスポーツシーンでは、水や汚れに強い「エラストマー」や「シリコーン」素材のバンドがオススメです。
引用 Apple公式
商品名 | Nikeスポーツバンド |
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販売元 | Apple (純正品) |
価格 | 5,280円(税込) |
サイズ互換性 | 42mm /44mm /45 mm 38mm /40mm /41 mm |
耐久性が高く、強靭で、かつ柔らかいのがエラストマー素材の特徴。
ご紹介するのは、Apple純正品のエラストマー素材バンド、しかもNikeとのコラボ商品です。
バンド全面に施された通気穴で通気性が確保されていますので、たくさん汗をかいても蒸れにくいのがいいですね!
バックル部分はピンをはめ込むタイプなので、手早く付け外しができるのも、スポーツに最適です。
引用 ELECOM公式
商品名 | Apple Watch用シリコンバンド アクティブタイプ |
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販売元 | ELECOM (サードパーティ) |
価格 | 2,838円(税込) |
サイズ互換性 | 42/44/45 mm 38/40/41 mm |
こちらはサードパーティにあたるELECOMが販売する、シリコーン素材のバンド。
汗水や衝撃吸収に強いシリコーン素材で、通気穴もあり、実用性はバツグンです!
ブランドコラボではありませんが、お値段がApple純正品の半分程度。
スポーツシーンでの使用が多い方には、ぜひオススメです。
【日常・リラックス】ナイロン素材
就寝中も睡眠記録のため着けていたいAppleWatch。
長時間着けていても肌触りが優しく軽い素材なら「ナイロン」素材がオススメです。
引用 Apple公式
商品名 | スポーツループ |
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販売元 | Apple (純正品) |
価格 | 5,280円(税込) |
サイズ互換性 | 42mm /44mm /45 mm 38mm /40mm /41 mm |
Apple純正品のナイロン製バンドは、2層構造になっています。
肌に触れる面はクッションのような柔らかさと通気性、表面は耐久性を保つよう、生地加工されています。
面ファスナーで止めるタイプなので、バックルの金具が肌に当たることもなく、リラックス時も快適ですね!
商品名 | アップルウォッチ バンド スポーツ ナイロン 睡眠 ベルト |
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販売元 | りんご堂時計店 |
価格 | 1,380円(税込) |
サイズ互換性 | 42/44/45 mm 38/40/41 mm |
価格も安価で、色展開が18色もある、まさにサードパーティの代表のようなりんご堂時計店のナイロンバンド。
多くの口コミから、素材の軽さ、日常生活での使いやすさ、肌負担の軽さ、色展開への満足感が伺えます。
色違いで複数購入している方も多いですよ。
AppleWatchのバンドを初めて買い足そうと考えているなら、まずはこちらの商品を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- AppleWatchの44mmと40mmサイズでは、装着感や視認性・操作性にも違いがでる
- 44mmサイズが大きすぎると感じるか否かは、個人の好みや手首周囲などの体格次第
- 女性には軽くてコンパクトな40mmがオススメ、44mmは大きすぎる可能性が高い
- AppleWatchで頻繁にニュース確認などするなら、女性でも44mmが良い場合も!
- AppleWatchのバンド購入時、44mmと40mmにはバンドの互換性がないため注意
- AppleWatchのバンドは、ビジネスやスポーツなどの使用目的に合わせて素材を選ぼう!
AppleWatchのサイズ選びにお困りのあなた。
「44mmは大きすぎる」という口コミに惑わされ過ぎず、可能なら、ぜひ購入前にご自分の腕で試着してみましょう!
この記事では、AppleWatchの44mmサイズと40mmサイズについて、大きさ以外の様々な違いを比較してきました。
試着しても決めきれない方、試着が難しく迷っている方に、この記事が少しでも参考になると嬉しいです♪