ビルに囲まれた狭い空。
コンクリートジャングルで毎日戦っているあなた。
こう考えること、ありませんか?
別世界に行きたい…
わかります。わかりますよ、その気持ち…
でも、旅行に行くとなるとお金も時間もかかる…
そんなあなたに素晴らしい場所を紹介しましょう!!
その場所は…
引用 江戸東京たてもの園
江戸東京たてもの園!!
東京都は小金井にある歴史的建造物を楽しめる野外ミュージアム。
広大な小金井公園の一部である江戸東京たてもの園は、緑が多く癒しを感じられます♪
家族連れにもデートにも、私のような散歩の達人にも、
休日ふらりと気軽に立ち寄れる超オススメなスポット!!
まだ江戸東京たてもの園にまだ訪れたことない方に
楽しめるポイントをお伝えしようと思います!!
目次
江戸東京たてもの園を見て回る♪所要時間はどれくらい??
江戸東京たてもの園は、東京都立小金井公園内にあります。
小金井公園は東京都立の都市公園!!
春には1800本もの桜を楽しめ、秋にはコスモスやツツジを楽しめる緑豊かな公園。
芝生の広場が6つもあり、お子ちゃま大喜びの大型遊具、バーベキュー、サイクリング…などなどが楽しめる広大さ!!
公園を歩くだけでも自然に触れることが出来て、たっぷり癒されるスポットです♪
小金井公園の中にある江戸東京たてもの園の広さは、なんと【7ヘクタール】!!
…7ヘクタール…?? …ピンとこない。
つまり…どれくらいの広さかというと、
東京ドームでいうと1.5個分、
サッカーフィールドでいうと10面分くらいだそう。
これだけの広さがあるので、リズムよく見て回れば所要時間は【2時間】くらい。
のんびり歩きながら、ときにはカフェでブレイク♪
なんてオシャレな時間も過ごしたいという人は
【3~4時間】を見ておくと良いでしょう。
そして、マニアックな建造物に興奮してしまう♪私のようなマニアな人は、一日楽しめること請け合いです!!!
江戸東京たてもの園ってどんなところ??
江戸東京たてもの園は、文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示している野外ミュージアム。
私が驚いているのは、この“移築”ということ。
“移築”とは、めちゃくちゃ簡単に言うと、
建物をそのまま別の場所に移動させること!!
現地では保存が難しい価値ある建物を、この江戸東京たてもの園に持ってきて復元して保存しているのだ。
つまり、江戸東京たてもの園にある建造物は、紛れもない本物というわけです!!
それが小金井公園に集まっている、唯一無二のミュージアムなのです!!
江戸東京たてもの園へのアクセス方法は??
それでは江戸東京たてもの園への行き方をチェックしましょう♪!
小金井公園は駅から少し距離がありますので、
選択肢は電車+バスで行く
か
車で行くか
が主要な移動方法です。
電車+バスで行く場合
江戸東京たてもの園の最寄り駅は、
JR武蔵小金井駅・JR東小金井駅・西武新宿線花小金井駅 です。
どの駅からも少し歩くのでバスを利用すると楽ちんです♪
JR中央線武蔵小金井駅北口からバスで5分
・西武バス:2、3番のりば
→ 「小金井公園西口」下車。徒歩5分。
・関東バス:4番のりば
→ 「江戸東京たてもの園前」下車。徒歩3分。
・CoCoバス(小金井市コミュニティバス)のりば
→ 北東部循環「たてもの園入口」下車。徒歩10分。
JR中央線東小金井駅北口からバスで6分
・CoCoバス(小金井市コミュニティバス)のりば
→ 北東部循環「たてもの園入口」下車。徒歩10分。
西武新宿線花小金井駅南口からバスで5分
・西武バス:「南花小金井」のりば
→ 武蔵小金井駅行き「小金井公園西口」下車。徒歩5分。
車で行く場合
江戸東京たてもの園は小金井公園の中。
この公園もとにかく広い!
なので車で行くときは、小金井公園駐車場の第1駐車場(有料)を利用するのがオススメ!
駐車場は奥まで長く続いていますが、なるべく奥の方に停めると江戸東京たてもの園まで近いですよ♪
利用料金
乗用車1時間:300円(税込)(20分超過ごとに100円)
大型車2時間:2,000円(税込)(30分超過ごとに500円)
駐車場についてのお問い合わせ…小金井公園駐車場 042-384-2093
江戸東京たてもの園の料金は??
私が、江戸東京たてもの園によく行く理由の一つは…楽しいうえに、入場券がリーズナブルだから!!
江戸東京たてもの園への入館料金は
大人400円(税込)!
中学生以下は無料!
500円玉でお釣りがきちゃうのです!!嬉しすぎますよね♪
お子様がいる方も、たてもの園を見学し、小金井公園で走り回って遊べて、一日たっぷり遊ぶことが出来ます!
江戸東京たてもの園の開園時間は?
急なお休み♪自由気ままにお出かけ♪ふらりと行ってみよう!!
…と思って向かったものの…やってなかった…なんて悲しい失敗を、私はしょっちゅうやっちまっています。
皆さんはそんな苦い経験をされないように、お出かけ前にここできちんと開園時間を確認しておきましょう!
開園時間
4月~9月:午前9時30分~午後5時30分
10月~3月:午前9時30分~午後4時30分
※入園は閉園時刻の30分前まで
休園日
毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日)
年末年始
※時期によって閉演時間が違うこともあるのでご注意ください!
江戸東京たてもの園、見逃せないスポット!!!
さあ、いよいよ江戸東京たてもの園の魅力について語らせていただきます!!
まず、楽しむ前の心得として…
・江戸東京たてもの園は、建物内を見学出来るので靴を脱いだり履いたりすることがあります。
着脱しやすい履きなれた靴を選びましょう!
・基本屋外展示を見学するスタイルです。
お天気のいい日がオススメなので天気予報をチェックしておきましょう!
・手荷物の多い方は、たてもの園の入場フロアにある100円硬貨返却式のコインロッカーを利用すると身も心も軽くなります♪
それでは、準備はよろしいですね??早速、江戸東京たてもの園に入っていきましょう‼
入場フロアを抜けて野外展示場に出た瞬間から、現代社会が一変、タイムスリップを味わえます。
「い…今、西暦何年ですか…?」
と人に聞きたくなる衝動がおこるかと思いますが、そこはグッと我慢しましょう。
江戸東京たてもの園の展示エリアの構成は3ゾーン!
・皇居前広場で行われた紀元2600年記念式典のために建設された式殿・光華殿から始まり、旧武蔵野郷土館資料の展示室、様々な歴史を伝える建造物が復元されているセンターゾーン!
・下町の風情を楽しむことが出来る東ゾーン!
・山の手通りに面して見ることの出来た洋風のお屋敷や昔懐かし茅葺の農家のお家など、様々な建築様式を見ることが出来る西ゾーン!
30棟の復元建造物を見ているだけでワクワクしてしまう♪
ひとつひとつを紹介…したいところですが…ここでは文字数の制限があるので(泣)…厳選してご紹介!!
東ゾーン 下町中通り
引用 江戸東京たてもの園
「まさか…私…、神隠しに…」
なんて言い出したくなる風景。
ここは東ゾーンの下町通り!
ピンときた方もいるはず。
「千と千尋の神隠し」を想像した方!!
その通りです!千尋が迷いこんだ、あの不思議な街です!
実は江戸東京たてもの園、スタジオジブリが「千と千尋の神隠し」の制作にあたり“大いに参考にした場所”として公式に発表されているんです!!
東ゾーン 子宝湯(こだからゆ)
引用 江戸東京たてもの園
下町中通りの奥に進んでいくと…
「あぁ。これから私は湯婆婆の下で働くことになるのね…」
そう!湯婆婆の油屋に似ている銭湯「子宝湯」に辿り着きます。
「子宝湯」は足立区千住で1929年より営業していたという東京の銭湯。
内部は豪華で天井の高い脱衣所、入浴客の目を楽しませる大きな富士山のペンキ絵と、昔ながらの銭湯に興奮度マックス!!
東ゾーン 鍵谷(かぎや)
引用 江戸東京たてもの園
「ここの食べ物を食べたら…ブタに!?」
千尋の両親が大皿料理をバクバクと食べているうちにブタになってしまったお店にどことなく似ている居酒屋発見!
安政3年(1856年)に台東区にオープンしたというお店!
震災・戦災を免れて、昭和の時代までのん兵衛を楽しませ続けたそうです。
店内は昭和45年(1970年)頃を再現。
お店に入ると良い香りがしてきそう…メニューもおいしそう。
営業してないのが残念…こういうお店で飲みたーい♪食べたーい♪♪
私のような赤提灯に目がない人は「帰りに飲みに行くか!」なんて気分になること間違いなし!!
東ゾーン 武居三省堂(たけいさんしょうどう) 文具店
引用 江戸東京たてもの園
ここは明治初期創業の文具店。
引用 江戸東京たてもの園
店内は当時の様子が再現され、筆や墨などがずらりと並んでいます!
ここもどこかで見たことが…
そう!「千と千尋の神隠し」で釜爺の働いていたボイラー室のモデルです!
ちなみに、この天井までぎっしりある引き出しの中身は薬湯の元…ではなく筆が入ってるそうです。
センターゾーン 高橋是清(たかはしこれきよ)邸
大河ドラマ「いだてん」にドはまりしていた私の大興奮スポット!!
高橋是清邸!
引用 江戸東京たてもの園
とても大きくて立派なお屋敷です。
赤じゅうたんや閑静な庭に気品を感じますね♪
この二階の書斎や寝室が2・26事件の現場。
日本の昭和史に残る大きな事件を思うと、グッとくるものがあります。
あなたも江戸東京たてもの園で歴史のロマンを味わってください!
西ゾーン 前川國男(まえかわくにお)邸
引用 江戸東京たてもの園
日本の近代建築の発展に貢献した建築家・前川國男のご自宅。
さすが近代建築家のつくった家…めっちゃオッシャレーなお家!
でも、驚くのは…
このお家、太平洋戦争開戦の翌年に建てられたものだということ!
えー!現代人気デザイナーとかがオススメ物件で紹介してそうなのに!?
日本古来の伝統文化への回帰が叫ばれる時代にこんなモダンなデザイン!!
しかも、戦時下の物資不足で建材の入手もままならなかった状況の中でも、工夫し、ここまで立派な家をつくるなんて…!!
天才すぎ!!
そんな衝撃的な感動を与えてくれます!
そのほか ここも見てほしい
江戸時代から昭和の建造物と、どれも素晴らしいものばかりで、
「次はあの建物♪」と足取り軽くなると思いますが…
ちょっと、ゆっくり歩いてみませんか?
というのも、実は何気なく歩いている道すがらにも、大変歴史あるものがあるのです。
たとえば、渋谷駅前を起終点とし、新橋・浜町中ノ橋・(神田)須田町まで走っていた都電7500形!
引用 江戸東京たてもの園
この車両には入ることもできます♪
引用 江戸東京たてもの園
かわいい!!今もこういうのが走ってたら乗りたい!!
また明治から昭和の初めまで正午を教えていた“午砲”という大砲、
引用 江戸東京たてもの園
徳川八代将軍の没後に寛永寺に献上されたの灯籠、
引用 江戸東京たてもの園
明治の街を明るく照らし人々を驚かせた皇居正門石橋電燈…などなど、
引用 江戸東京たてもの園
歩いているだけでロマンを感じます♪
さりげなく展示されているので、園内マップ片手に是非注意していろいろ見つけてみましょう♪
また、毎日13:30にガイドツアーがあります!!
1時間にわたるツアーで、なんと無料!!予約は不要!
また事前に予約をしてガイドさんを独占することも出来ます。
団体で遊びに行くときは活用したいですね!
ボランティアガイドさんのたてもの園への愛情あふれる案内は聞く価値ありですよ♪
つかれたら少し休みませんか??
たくさん歩き回ったら、少し休憩したいですよね。
江戸東京たてもの園にはゆっくりお茶やグルメを楽しめるところもあります♪
そのお食事処も、雰囲気バッチリなだけでなく、味も抜群!
是非立ち寄っていただきたいオススメスポットのひとつです!!
たてもの園の雰囲気に浸りながら、一休みしましょう!
西ゾーン 武蔵野茶房
引用 江戸東京たてもの園
赤い屋根が目印の洋館。クラシカルで気品漂う雰囲気にウットリ♪
ここは
デ・ラランデ邸!!
明治43年(1910年)、ドイツの建築家ゲオルグ・デ・ラランデがこの館を完成させました!
見学が出来ることはもちろん、実はこの邸内・テラスでお茶や食事を楽しめます♪
引用 江戸東京たてもの園
「そうね、ばあや…今日はお紅茶にしようかしら…」
なんて、自分がお育ちの良いお嬢様になったような錯覚を味わえます!
使用されている食器もまた屋敷に合ったもので洋風でレトロ!シャレオツ~。
是非、歴史あるお家の中でお茶をしながら高貴でゆっくりとした時間を過ごしてください♪
主なメニュー
・有機コーヒー 616円(税込)
・紅茶 ストレート/ミルク/レモン 616円(税込)
・ミルクカルピス 627円(税込)
・ドイツビール 627円(税込)~
・カレーライス 1,320円(税込)
・ハヤシライス 1,320円(税込)
※その他、軽食、各種デザート
営業時間
4月~9月/10:30~17:00(ラストオーダー16:30)
10月~3月/10:30~16:30(ラストオーダー16:00)
※上記のメニュー、営業時間、価格、変更する場合あり。
東ゾーン 蔵
引用 江戸東京たてもの園
東ゾーンの下町中通りにある店蔵休憩棟。
一階は自動販売機があり、座るところもある無料の休憩スペースになっています。
そして二階は武蔵野の伝統の味を伝える手打ちうどんや日替わり弁当が食べられるお食事処です。
ここでの目玉はやはり“武蔵野うどん”!!
引用 江戸東京たてもの園
武蔵野台地はお米よりも小麦の生産が盛んだったことにより、小麦主食の文化だったそう!
武蔵野地域の家庭にはうどんを打つ習慣もあり、お正月や冠婚葬祭などのハレの日、お盆にお供えする“精霊馬”の手綱にうどんを使ったり(笑)、
武蔵野地域に暮らす人たちとうどんとは打っても…じゃなくて、切っても切れない、強くて深いつながりがあるのです。
麺類大好き人間の私はいつもチュルっと楽しませてもらってます♪本当においしいですよ!!
主なメニュー
・武蔵野つけうどん 650円(税込)
・山菜つけ汁うどん 700円(税込)
・かき揚げうどん 800円(税込)
・コーヒー(クッキー付) 360円(税込)
・笹大福(3個) 310円(税込)
※その他、うどん各種、飲み物各種
営業時間
【平 日】11:00~15:30
【土日祝】4月~9月/11:00~16:30
10月~3月/11:00~16:00
※上記のメニュー、営業時間、価格、変更する場合あり。
ちなみに私は、“蔵”で武蔵野うどんでランチをして、“武蔵野茶房”でコーヒーとデザートをいただきました!
次は“武蔵野茶房”でランチして、“蔵”でお茶にしようかしら♪
帰りはミュージアムショップでお土産ゲット
博物館の帰りの醍醐味は、ミュージアムショップでお土産を買うこと!!
関連書籍や企画展示関連のグッズ、興味深い商品がいっぱい。
私のオススメは「解説本」309円(税込)!!
見て回った建物を詳しく紹介されていて、また知識を深めて再び足を運びたくなります♪
また気になるのが…
引用 江戸東京たてもの園
江戸東京たてもの園のマスコットキャラクター“えどまる”グッズ!!
愛嬌のあるあおむしのような“えどまる”はなんと宮崎駿監督デザイン!
余談ですが“えどまる”は木登りが得意で葉っぱが好物だそう。ちょっと笑ってるのがかわいい♪
遊びに来た記念に是非えどまるグッズをゲットしてください♪
まとめ
・見て回る所要時間はだいたい2時間くらいかかる
・カフェなどでゆっくりする時間を考えたら3~4時間みておくと良い
江戸東京たてもの園は見どころいっぱい!!みなさんのペースに合わせて計画して思いっきり遊びましょう♪
いかがですか?
江戸東京たてもの園、行ってみたくなりましたか?
せわしない日常を忘れ、昔の東京の街並みにタイムスリップ!
江戸東京たてもの園ではいつもと違ったのんびりした時間の流れる休日を過ごすことが出来ます♪
ファミリーもカップルも、散歩好きな人も、レトロ好きな人も、映画好きな人も、カメラ好きな人も…
などなどどんな人でも、きっと満足することが出来る江戸東京たてもの園に是非足を運んでみてくださいね♪