鼻水が止まらなくて困ったという経験がある人は多いのではないでしょうか。
私も鼻水が止まらなくなって、恥ずかしい思いをしたことが何度もあります。
家にいるときはティッシュを箱ごと持ち歩くこともできますが、そうでない場面も多々あります。
鼻水が止まらないとものごとに集中できなかったり、たくさん鼻をかむのも恥ずかしかったりしますよね。
鼻水止める方法で授業中でもできる方法はないかな、と思う学生さんも多いと思います。
この記事では、鼻水止める方法や授業中の鼻水を対処できる方法もご紹介していきます。
中にはこんな方法もあったんだ!というものもあるかもしれません。
学生さんもそうでない人も、今回紹介する鼻水止める方法と授業中でも使える方法をぜひ参考にしてみてください。
目次
鼻水止める方法と授業中でもできる対処法
鼻水が垂れてきて止まらないのは大変ですよね。
そもそも鼻水が出る理由をご存じでしょうか。
鼻水が止まらないと厄介に思ってしまいがちですが、実は鼻水は異物から体を守ってくれる重要な役割を果たしているのです。
身近だけど意外と知らない鼻水の役割とともに、鼻水止める方法と授業中にも実践できる方法を見ていきましょう。
鼻水の役割
鼻から体内に入ってくるウイルスや細菌などの異物を排出しようとするときに、鼻の中では粘液が多量に分泌されます。
これが鼻水です。
鼻水は鼻の中をきれいに洗い流してくれていて、わかりやすく言うと洗浄液のような役割をしてくれているのです。
また鼻水には、息をするときに吸う空気に適度な湿度を持たせるという役割もあります。
鼻の中が常に湿っているのはこのためです。
鼻水が出ることは体にとって大切な防御反応なんですね。
他に、体温を調節しようとする時にも鼻水はたくさんでます。
鼻水を止める5つの方法
たらたらと落ちてくる鼻水をとめたい!そんな時におすすめな方法を5つご紹介します。
水分を摂ることで、粘膜の排出を促します。
また水分を口に含むと、鼻水が鼻ではなく口へ向かうそうです。
この時、やや上を向くとより効果的です。
②深呼吸をして頭を上下に動かす
ゆっくり深呼吸をして息を吐き切ります。
そして鼻をつまんで上下に頭を動かします。
鼻の通りが良くなることがあります。
私の妹は鼻炎でしたが、よくこれをしていました。
③蒸しタオルで温める
濡らしたタオルをよく絞り、レンジで30秒ほど温めたら顔全体に乗せます。
血流がよくなることで鼻の通りを良くします。
④レンコンをすりおろした汁を鼻の中に塗る
レンコンにはムチンという成分が含まれていることと、抗ウイルス作用とヒスタミン作用があります。
これにより鼻水鼻づまりに効果があるそうです。
レンコンとは意外ですよね。
⑤鼻の下にメンソールのクリームなどを塗りマスクを着用する
これは、他の方法と併せて試してみることをおすすめします。
クリームやリップでも良いです。
普段持ち歩けるものなのですぐ出来そうです。
鼻水止める方法で授業中にできるものは?
授業に集中したいのに鼻水がとまらない!というときに、授業中にもできる鼻水止める方法をご紹介します。
①鼻水が出る鼻の反対側の脇にこぶしを挟む
鼻水が出るときは、どちらかの鼻が詰まっていることが多いと思いますが、その反対側の脇に握りこぶしをつくって挟みます。
しばらくすると鼻がスーっと通ってきます。
私も風邪の時に試してみましたが、不思議と鼻が楽になりました。
②効果的なツボを押す
ツボを押すのは有名かもしれませんが、授業中でも押せるツボを4つご紹介します。
合谷 | 親指の骨と人差し指の骨の間の中央のくぼみの部分です。 反対の手の人差し指と親指で挟んで適度な力で押します。 |
大椎 | 首を前に倒して背骨と首の骨の間の飛び出た骨の下です。 適度な力で押します。 |
迎香 | 左右の小鼻のくぼみあたりのツボで、犬歯の付け根あたりにあります。 引っかけるようにして強く推すと良いです。 |
上迎香 | 迎香のやや上の、鼻の付け根の両側にあります。 ぐっと押すと痛さを感じるところで鼻づまりに良いといわれています。 |
③ティッシュを鼻に詰める
これはひとまずの対処法になるかもしれませんが、鼻にティッシュを詰めて、マスクをするというものです。
鼻水が止まらないときは、ティッシュを詰めてマスクをしてしまえば、鼻水がたらたらと落ちてこないので、意外と良い方法かもしれませんね。
鼻水止める方法で授業中でもできそうなものを3つご紹介しました。
ぜひ試してみてください。
鼻水止める方法は即効性ありでも一時的!原因から対策
ご紹介した鼻水止める方法は即効性が期待できおすすめですが、時間がたつとまた鼻水が止まらない、と繰り返してしまうかもしれません。
鼻水が止まらないのは辛いですし、できれば繰り返したくないですよね。
鼻水の状態や出る原因を理解することでできる対策もあります。
鼻水止める方法で即効性があるものを試したら、止まらない鼻水を繰り返さないための対策も実践してみましょう。
さらさらした鼻水の対策
鼻水が止まらない時の多くはさらさらした鼻水ではないでしょうか。
さらさらした鼻水の場合、風邪の初期段階もしくはアレルギーが主な原因と考えられます。
【風邪の初期症状】
のどの痛みや咳や淡がでる、頭痛や倦怠感があるといった症状も併せてあるときは風邪の初期症状の可能性が高いです。
早めに体を休めるなど風邪対策をすると良いでしょう。
【アレルギー】
さらさらした鼻水と併せてくしゃみもでる時は、アレルギー性鼻炎の可能性があります。
アレルギー性鼻炎の場合、アレルギーの原因となる異物を排出しようとして鼻水やくしゃみがでます。
したがって、アレルギーの原因となる異物が体から排除されない限り、鼻水は出続けます。
アレルギーの原因としては、花粉やハウスダスト、動物もしくはペットが考えられます。
対策としては、部屋の掃除を行うことや薬を服用することが挙げられます。
また手洗いやうがいを徹底し、マスクを着用して体にアレルゲンを侵入させないようにしましょう。
花粉症の人は、花粉のピークの2週間前前から抗アレルギーの薬を服用することで軽い症状で治まることもあるようです。
あまり聞きなれないですが、寒暖差アレルギーというアレルギーもあります。
対策としては、日々の体調管理を徹底すること、体温調節をしっかり行い気温差を生じさせないこと、体を冷やさないことです。
適度に運動をして体力をつけることも対策の一つです。
どろっとした鼻水の対策
どろっとした鼻水は風邪の治りかけのときによくみられ、副鼻腔炎の場合もあります。
【風邪の治りかけ】
ウイルスや細菌が体に侵入すると、ウイルスや細菌と闘うために白血球大量になります。
その白血球の死骸が膿となって鼻水や痰として出てくるのです。
鼻水がどろっとして、黄色っぽくなっているのはこのためです。
対策としては、早く風邪が治るようにする必要があるので、体を温めてよく休むこと、そして栄養のある食事を摂ることが良いでしょう。
【副鼻腔炎】
副鼻腔炎は、風邪をきっかけにウイルスや細菌に感染してしまい、炎症を起こしてしまうものです。
頭痛や顔面の痛み、発熱といった症状が現れます。
風邪でもないのに慢性的に鼻がつまり、どろっとして黄色や緑の鼻水が出るときは、耳鼻咽喉科で診察してもらいましょう。
鼻水には細菌やウイルスが含まれるので、いずれの鼻水でも、すすることはよくありません。
優しくこまめにかんで捨てましょう。
鼻水止める方法で即効性があるものと一緒に早めの対策もしていくことで、日常生活を快適に送りたいですね。
鼻水止める方法で子供の場合は?
子供が鼻水で辛そうだと早く止めてあげたいですよね。
鼻水止める方法は子供はまだ分からないので、大人が正しく対処してあげましょう。
子供は大人に比べて鼻の穴が小さいので鼻水がたまりやすいうえに、大人より抵抗力が弱く、少しの気候の変化などで鼻水が出やすくなっています。
鼻水止める方法は子供にも応用できるものがあるのでぜひ試してみてください。
鼻のかみかたを教える
自分で鼻がかめるようであれば、正しい鼻のかみかたを教えてあげましょう。
鼻をかむ時は、優しくこまめにかんで鼻水を外に出してあげることが大事です。
粘膜を傷つけてしまう恐れがあるので、強くかまないようにしましょう。
吸引器を使う
子供のうちはまだ上手に鼻をかむことができないので、その時は吸引器を使って鼻水を吸ってあげましょう。
電動のものや大人の口で吸うタイプのものがありますので使いやすい吸引器で良いです.
ただ、吸いすぎると子供の耳を傷めてしまうので注意が必要です。
吸いにくい時は蒸しタオルで鼻を温めるか、入浴後の温まった状態に行うと良いです。
薬を服用する
鼻水止める方法で子供に対して一番早いのが、やはり病院に行き診察してもらって症状にあった薬を服用することです。
鼻水くらいなら、と軽く考えず症状が重くなってしまう前に対処することが大切です。
まとめ
- 鼻水には、鼻の中をきれいに洗い流してくれる洗浄液のような役割がある
- 鼻水を止める方法は、水分を口に含んで20~30秒してから飲み込んだり、蒸しタオルで鼻を温めたりする方法がある
- 授業中に鼻水を止める方法は、鼻水が出る鼻の反対側の脇にこぶしを挟んだり、鼻水や鼻づまりに効果的なツボを押したりする方法がある
- 鼻水には細菌やウイルスが含まれるため、すすらずにティッシュで優しくこまめにかんで捨てたほうが良い
- 即効性のある方法も効果的だが、それぞれの鼻水の原因に合わせて対策も行うと良い
- 子供の場合鼻水を止める方法は、吸引器を使って鼻水を吸ったり、症状に合わせて薬を服用したりするなどがある
鼻水止める方法で授業中にもできる即効性のあるものから、普段できる対策と子供の場合の対処もお伝えしました。
鼻水が、体を守るために重要で必要なものであるとは初めて知りました。
ご紹介した方法を試してあなたに合う方法が見つかり、つらい鼻水を少しでも早く止められますように。