子どもから大人まで大好きなハンバーグ。ふっくらジューシーに作るには、どうすれば良いのでしょうか?
- ハンバーグタネがやわらかくて、上手く成形できなかった
- 焼いているうちに形が崩れた
- パサパサになってしまった
そんな経験はありませんか?
それは、ハンバーグタネを寝かせることをしていなかったからなんです!
ハンバーグタネは1時間〜2時間程度寝かせることで、ふっくらジューシーなハンバーグができちゃうんです!
- ハンバーグタネを寝かせるのは常温?冷蔵庫?
- ハンバーグタネは、冷蔵で何日もつ?
- 冷凍保存は、生のまま?焼いてから?
- ハンバーグタネに隠し味をちょい足しで美味しく
- ハンバーグタネのアレンジレシピ
この記事では、そんなハンバーグタネに関することを紹介しています。
是非ご覧ください♪
目次
ハンバーグタネを寝かせるのは常温?冷蔵庫?
- 肉の旨味成分のアミノ酸が増え、ジューシーになる。
- 炒めた玉ねぎなど、材料の水分がひき肉に行き渡り、味が馴染む。
- 肉の脂が寝かせることで固まり、形が崩れにくくなる。
寝かせる時間は1時間〜2時間程度です。
そんなに時間がないという方は、少しの間寝かせるだけでも効果があります。
焼く直前まで、寝かせておくと良いですよ!
逆に寝かせる時間が長すぎてもよくありません。
一緒に混ぜている炒めた玉ねぎや材料に水分が含まれているため、長持ちしません。
その上、ひき肉は他の肉に比べて傷みやすいです。
長くても寝かせるのは、一晩にしましょう。
寝かせる場所は常温?冷蔵庫?
ハンバーグタネを寝かせる場所は、冷蔵庫です。
先ほどもご紹介しましたが、ハンバーグタネは傷みやすいです。
常温で寝かせると、肉の鮮度の落ちるスピードが早くなってしまいます。
気温が低い冬場であっても、常温で寝かせるのは止めましょう。
常温ではなく、必ず冷蔵庫を使い寝かせましょう。
冷蔵庫のチルドルームで寝かせてください。
寝かせる時は成形前?成形後?
ハンバーグタネを寝かせる時は、成形前がおすすめです。
寝かせる時は、ハンバーグタネにラップをして、そして密封袋に入れましょう。
成形後でも問題はありませんが、寝かせる時、成形後ですとひき肉の空気に触れる面積が多くなるため、傷みやすくなります。
また、ラップから取り出して焼く時に、もう一度形を整えることになります。
一晩寝かせて作る際は、成形前にしましょう。
成形後の場合も、一つ一つラップをしてから密封袋に入れて寝かせてください。
- 体温で肉の脂が溶けやすいため、素早く混ぜる。
- 炒めた玉ねぎは、しっかり冷ましてから混ぜる。
肉の脂が溶けてしまうと、肉汁が出なくなります。
混ぜる時は、ビニール手袋をつけると良いですよ!
炒めた玉ねぎが冷めていないと、肉も温かくなってしまうため気をつけましょう。
寝かせる場所やハンバーグタネの成形などに気をつけて、ハンバーグ作りにぜひチャレンジしてみて下さい♪
ハンバーグタネが日持ちする作り置き方法を紹介!
ハンバーグタネの日持ちは、冷蔵で1日程度です。
生卵や牛乳などの日持ちしない材料が使われているため、早めに食べ切るようにして下さい。
1日以上冷蔵保存してしまうと、雑菌が繁殖したり冷蔵庫の他の食材にニオイがうつったりしてしまいます。
多く作りすぎた場合でも、次の日には食べ切った方が良いでしょう。
作り置きは冷凍保存がおすすめ!
ハンバーグを作るには、玉ねぎを炒めひき肉を捏ねて、寝かせて…手前がかかりますよね。
そんな時は、冷凍保存しましょう。
ハンバーグタネは調理後に、冷凍保存するのがおすすめです。
調理後のハンバーグをしっかり冷まし、一つ一つラップに包んで、金属トレーに置き急速冷凍します。
そして、凍った後は密封袋に入れて再度冷凍しましょう。
熱をもったままですと、ラップに水分がついて傷みの原因になるため、注意して下さい。
急速冷凍することで、肉汁などの旨味成分を逃すことなく冷凍でき、解凍後も美味しいハンバーグが食べられます。
ハンバーグタネのまま冷凍しても大丈夫ですが、解凍時、肉汁が外に出てしまいます。
さらに、細菌が繁殖する可能性も高くなってしまい、保存期間も違ってきます。
タネのまま | 2週間 |
調理後 | 1ヶ月程度 |
ハンバーグタネのまま冷凍したものを焼くときは、前日か朝に冷凍庫から冷蔵庫へ移動させ、自然解凍しましょう。
その方が、傷みににくく風味も損なわず調理できます。
調理後の方が日持ちしますし、作り置きとしても便利ですよね!
ハンバーグタネに隠し味で美味しいハンバーグに♪
ハンバーグタネを寝かすことで、美味しいハンバーグができることがわかりました。
実は、もっとハンバーグを美味しくすることができるんです!
ハンバーグタネに隠し味をちょっと入れるだけで、いつもの味がワンランクアップした味へ変わります!
おすすめの隠し味3つを紹介します。
- 味噌
- マヨネーズ
- お麩
これらを入れると美味しいハンバーグができるため、ぜひ試してみてください!
1.【味噌】コクが出てプロの味に!
ひき肉2人前 | 味噌大さじ1 |
和風調味料のため、そう思いますよね。
しかし、ハンバーグタネが和風の味になることはないです。
味噌には、グルタミン酸という旨味成分が含まれていて、お肉の旨味を引き出してくれます。
味噌を加えることで味にコクが生まれ、安いお肉でもお店の味のようなコクがあるハンバーグに変身するんです!
味噌の種類は何でも良いです。
味噌は塩分が多いため、塩を調整しましょう。
騙されたと思って、1度試してみてください!
いつもと違う美味しいハンバーグができて、びっくりしました!
2.【マヨネーズ】ふっくらジューシーに!
ひき肉2人前 | マヨネーズ大さじ1 |
次におすすめする隠し味は、マヨネーズです。
マヨネーズを加えると、ふっくらジューシーなハンバーグが出来上がります。
マヨネーズの乳化した油が、熱で固くなる肉のたんぱく質をコーティングしてくれます。
そして、マヨネーズは味をまろやかにしてくれる効果があります。
3.【お麩】栄養満点!パン粉の代わりに!
ひき肉2人前 | お麩10g |
パン粉の代わりにお麩を使ってみてはいかがですか?
お麩は保水力がとてもあり、パン粉の1.5倍もあるため、ハンバーグタネの繋ぎとしてとても良いんです!
お麩は栄養価が高く、高たんぱくでミネラルもたっぷり含まれており、お肌に良い成分も入っています。
さらにお麩は、ローカロリー!
お麩を入れると、ヘルシーなハンバーグが作れます。
また、時間が経っても固くなりにくい特徴もあります。
お麩は、砕いて入れても良いですし、牛乳に浸しても大丈夫です。
お麩でかさまししたハンバーグを作ると、カロリーなど気にせず食べられますよね。
栄養価が高いお麩ハンバーグを、子どもに食べさせたいですね!
ハンバーグタネに入れる隠し味は、どうでしたか?
ハンバーグを作る際に、ちょっと加えてみて美味しくなるか試してみては?
いつもと違うハンバーグができること間違いなしです♪
ハンバーグタネの残りをアレンジしよう!レシピ3選♪
ハンバーグタネって、どうしても多く作ってしまいますよね。
そんな残りのタネをアレンジして、美味しく食べられるレシピ3選を紹介します。
【ミートソース】時短で簡単にできちゃう!
材料(2人前) | |
ハンバーグタネ | 150g |
トマト缶 | 半分 |
ウスターソース | 大2 |
ケチャップ | 大1 |
塩 | 少々 |
作り方
- ハンバーグタネをフライパンで崩すように炒めます。
- 火が通ったら、トマト缶・ウスターソース・ケチャップを加え、混ぜながら煮込みます。
- 水分がある程度減ってきたら、塩で味を整えて完成。
ハンバーグを作った翌日のランチに、パパッと作るのはいかがでしょうか。
ハンバーグを残しておいて、ミートハンバーグにするのもおすすめです!
これでしたら、連日ハンバーグタネを使っていても大丈夫ですね。
【レンコンはさみ】和風の味に変身!
材料(2人前) | |
ハンバーグタネ | 100g |
レンコン | 10cm |
片栗粉 | 大1強 |
サラダ油 | 大1 |
タレ(混ぜておく) |
|
醤油・砂糖・みりん | 各大2 |
水 | 大3 |
酢 | 大1 |
片栗粉 | 小1 |
作り方
- 3mmほどの厚さにレンコンを切り、片栗粉をまぶします。
- 1にハンバーグタネを挟み、フライパンで焼きます。
- 仕上げに混ぜておいたタレを入れ、ふつふつと火が通ったら完成。
ハンバーグタネの残りが、和風おかずに大変身!
ピーマンや椎茸の中にハンバーグタネを入れて、肉詰めとしても♪
【メンチカツ】お弁当のおかずにも使える!
材料(2人前) | |
ハンバーグタネ | 150g |
天ぷら粉 | 適量 |
パン粉 | 適量 |
水 | 適量 |
サラダ油 | 適量 |
作り方
- ハンバーグタネを好きな形に成形します。
- 天ぷら粉と水を混ぜて、パン粉も用意します。
- 1を天ぷら粉液→パン粉の順番につけていきます。
- 170度に熱した油であげて、完成。
天ぷら粉ではなくて、小麦粉と卵でも良いです。
ハンバーグタネの残りが少しだけであれば、次の日のお弁当のおかずに!
ハンバーグタネにキャベツを混ぜると、食感もでて美味しくなりますよ♪
油であげる手間がかかるため、鍋の大きさに合わせ、一度で揚げ切れる量をメンチカツ用のタネとして、取っておくといいですね。
まとめ
- 寝かせることで、味が全体に馴染み形も崩れにくくなる
- ハンバーグタネを寝かせる時間は、1時間以上長くて一晩
- 少し寝かせても効果がある
- 寝かせる場所は冷蔵庫のチルドルーム
- 寝かせる時は成形前がおすすめ
- 冷凍保存は調理したものが良い
- 隠し味を入れるとお店の味になる
- ハンバーグタネの残りを簡単アレンジできるレシピがある
ハンバーグタネは、1時間以上寝かせることで、旨味がアップし美味しく出来ることがお分かりいただけたでしょうか?!
寝かせ方、保存方法に気をつけながら、自分好みの美味しいハンバーグを作ってみて下さいね♪