関西で知られているお宮参り風習、紐銭(ひもせん)をご存じですか?
紐銭とはお宮参りの時に、この子が一生お金に困らないように…と願いを込めて着物に結んであげるご祝儀袋のことです。
どこで売ってるかが重要ですが、紐銭は関西の風習ですので一般的に販売されているのでしょうか…?
関東近郊のスーパーや100円ショップのご祝儀袋コーナーへ行きましたが、水引があり紐銭と書かれたご祝儀袋は販売していませんでした。
続いてネット通販に目を向けてみると、Amazonや楽天ではさまざまな種類の紐銭がたくさん販売していることがわかりました!
今回は紐銭がどこで売ってるのかを紹介し、材料を買って自分で作る方法もお伝えしていきます!
目次
紐銭はどこで売ってる?!すぐにほしい場合はAmazon!!
夜中に起きて赤ちゃんにミルクをあげていると、この子のためにできることは全部やってあげたいと思いますよね?
紐銭ていう素敵な風習があるのよと聞けば、どこで売ってるのか気になり探し回り、この子にもお宮参りの時に絶対に結んであげようと考えます。
そこで紐銭がどこで売ってるか調べ購入しようとたどり着いた先はAmazon!!というそこのお母さん…大正解です!!
オーソドックスな紐銭のご祝儀袋
はい出ました昔の私か?!(笑)
菅公工業のご祝儀袋は「紐銭」と表書きが書いてあり、穴と紅白の水引まで付いていているため、お祝い金を中に入れて完成です。
オーソドックスな紐銭のご祝儀袋なので、使いやすいデザイン。
遠方の親戚やご近所の奥さんに赤ちゃんが生まれてお祝いを差し上げるなら、これはベストな商品かもしれません。
ただそこの昔の私のようなお母さん?
赤ちゃんが生まれてお宮参りの準備というと生後1ヵ月ごろの子供を育てていると、とても大変な時期なのはわかります。
でも本当にそれで決めてしまっていいですか??
せっかくステキな風習を知ったのだから、もう少し私と一緒に調べてみませんか?
紐銭と検索するとまだまだたくさんの商品が出てきて、見ているととってもかわいくて癒されますよ!!
紐銭の男の子用・女の子用
こだわりきもの専門店キステのご祝儀袋なら、赤ちゃんの性別によって種類を選んであげることができますよ!!
形もとってもかわいくて、真ん中には扇子が入っています。
表書きが宮まいりとなっていますが、紐銭に間違いありません!!
まだ生まれる前に性別がわかっている場合は、事前にベビー用品をネット購入するときに、一緒に買うこともできますね!
私が見た中ではこれが一番かわいくて、紐銭のご祝儀袋を購入しようと考えている方にはオススメです!!
もう少し豪華なものもあるんですよ…
紐銭がセットの中に含まれている商品
きもの屋さらさのお太鼓セットには紐銭のご祝儀袋が含まれており、犬張子、でんでん太鼓、お守り袋、誕生記も入っています。
はいありました!!
この商品は見ているだけでかわいくていやされますね。
このセットにも男の子用と女の子用がありました。
本当にかわいい!!
お値段は少々お高めですが、しっかりとお宮参りをお祝いしたい人におすすめです!
私自身もだいぶん昔に子供のお宮参りを二度ほど経験ずみです。
いまさらですがこちらの商品を見たら、私もこのぐらい豪華なセットにしてあげれば良かったと後悔しました…。
Amazonだけでこんなにたくさんの商品が出てくるとは思ってもいませんでした!
今からお宮参りをむかえる赤ちゃんや、準備してあげるお母さんやおばあちゃんが本当にうらやましいです!
ベビー用品専門店では、店舗でもお太鼓セットなどが販売されているようです。
Amazonの他にも楽天やベビー用品を取り扱うネット通販で、たくさん販売されていました。
私も機会があったら実物を見てみたい魅力的な代物です。
赤ちゃんのお世話でなかなか一息つけないお母さんたちも、たまには気晴らしにお店に足を運んでみるのも良いかもしれませんね!!
紐銭の作り方をお宮参りに間に合う簡単材料で実践!!
ここでは紐銭の簡単な作り方を書いていきます!!
お母さんやおばあちゃんの中には、もし本当に簡単に手作りできるなら赤ちゃんのために自分で作ってあげたいと思う人もいることでしょう。
少しでもそう思ったなら、ぜひそうしてあげてほしいです!
私も戻れることなら願いを込めて子供たちに作ってあげたいなと思います。
その他にもネット環境を普段あまり使わなかったり、ネットで購入することに抵抗があったりする人も中にはいますよね?
近くのお店に探しに行っても紐銭を見つけられずネット通販でしか売っていなくて…という状況になっても作り方さえわかれば解決できますよね!
このあとの部分を読み進めてもらえたら、手作りしてみようと思うはずなので必ず読みすすめてみてくださいね!
作り方は本当に簡単で、実際に私が無地のご祝儀袋を買って作ってみた方法をお教えしていきますね!!
紐銭を作るための材料の調達
私が今回の取材でフラっと行った近所のスーパー1件目で、材料が全部そろいました!!
何件かスーパーやモールをまわらなくても、実際に近くのコンビニエンスストアに行くだけでも大丈夫かもしれません!
最初に私が向かったのは文具売り場のご祝儀袋コーナー!
【お祝い用のご祝儀袋】
いろんな種類のご祝儀袋が並んでいて、お宮参り用のかわいいご祝儀袋もたっぷりありました!
次にそのスーパーにテナントとして入っている100円ショップに足を運んでみると…
ここにもこんなにたくさん!!
ただやっぱりどちらにも紐銭と書かれたものはなかったです。
そこで私が手に取ったのはこれ!!
100円ショップで売っていた無地のお祝い用ご祝儀袋4枚入りを購入しました!!
♪なぜ何枚か入っている物を購入したのかはのちほど解説…♪
同じくスーパーにテナントとして入っている手芸屋さんへ
【水引】
私が行った手芸屋さんでは水引が販売されており、色も豊富でお手頃な価格でした。
自分で作る場合も色を青系や赤系にしてみたりと、赤ちゃんの性別によって作り方を変えてみるのも良いですね!!
♪でも私は水引を買いませんでした。理由はのちほど…♪
ただ手芸屋さんに行けば水引は購入できるということがわかりましたね!!
※こちらの手芸屋さんでは水引を販売していました。
ただお近くの手芸屋さんに買いに行く場合は、販売しているのか先に問い合わせてからにしましょう。
【筆ペン】
筆ペンは家にあるものでOKですし、買うとしても100円ショップのものでじゅうぶんです!!
※家にあった筆ペンが薄墨だった場合は間違っても使用しないようにしましょう!!
ということで私がこの日、紐銭を作るために購入したのは無地のご祝儀袋4枚入りだけ!!
大丈夫です!!
材料を1つや2つ私より多く買ったとしても、この作り方なら500円もかからないと思います。
とってもかんたん紐銭の作り方
まずは紐銭を作るために必要な道具をそろえました。
簡単な解説と写真を使って作り方をお見せしていきます!
- 無地のご祝儀袋2枚
- 穴をあけるための道具
- 筆ペン
- 水引…どこ?
ではさっそく作り始めましょう♪
- 1枚目のご祝儀袋の左上に穴をあけます
私は押しピンを使いました
穴をもう少し大きくしたかったので細めのプラスドライバーでグリグリ!!
- もう1枚のご祝儀袋を手に取り水引を拝借する(笑)
♪はい!これが水引を買わずに数枚入りのご祝儀袋を買った理由です♪
紐銭のご祝儀袋には赤ちゃんのお着物に結んであげるための水引が必ず必要です。
”紐”銭というくらいですから。
紐銭だけのために水引を手芸屋さんに買いに行くのは大変なので、数枚入りのご祝儀袋を購入してその水引を使うのがおすすめです。
※お着物に結ぶときにしっかりと結びたいので水引は長い方が良いです。
私は念のため2本つかいました。
- 拝借した水引をキレイにのばして最初にあけた穴にとおします
少し穴を大きくしたから通りやすい!
- 筆ペンで表書きを書きます
なんと紐銭が10分もかからずに完成しました!!
この作り方なら誰でも簡単に紐銭が作れますね!!
作るほうがネットで買うよりお手頃だし、何より自分の手で作ることにより赤ちゃんへの思いを込めてあげられますよ!!
またご祝儀袋コーナーに売っている、お宮参り用のかわいいデザインのものを購入し、穴をあけて水引を通すだけでも素敵ですよ!
ここに書いた内容を応用して、ぜひあなた好みの紐銭づくりを楽しんでみてくださいね!!
紐銭を結ぶときの注意点
お祝い金が中に入った紐銭のご祝儀袋は、結ぶときに赤ちゃんの着物の紐にしっかりと結んであげてください。
お宮参りは立ったり座ったりとよく動く日ですから落とさないように注意しましょう!
お宮参りは神社で行うので街中を歩くわけではないのですが、神社が家から近くお着物のままで歩いて帰宅する場合などは本当に要注意です!
紐銭の書き方をご紹介!表書きはひらがなでもOK?!
紐銭という漢字はとても難しい字なので、私もこの表書きを書くのに苦労しました。
ただ字を筆ペンで書くのが苦手であってもパッと見は上手に見える書き方があるんです!!
わざわざ漢字で紐銭と書かなくても、ひらがなで書いても漢字とひらがなを混ぜても、くずした字でもOK!!
それでもどうしても字だけは書きたくないなら、購入したご祝儀袋を持って行くと代わりに書いてくれるところまであるんです!!
筆ペンで自分で書く場合はひらがなでもOK!!
こんな感じで交互にひらがなで書いてみると、バランスを気にすることはなく2秒で書けますね!
※表書きは四文字にしない方がよいので、ひらがなで書く場合は頭に”お”を入れて[おひもせん]と五文字で書きましょう。
地域によっては「紐扇」や「帯銭」と書き方や呼び方が違う地域もあるので、表書きはお好みで「ひも銭」や「御紐銭」でも大丈夫です。
漢字にこだわらなくても一番大切なのは気持ちを込めて結んであげることなんですから、気にしなくてOKです!!
ご祝儀袋を持参してお店で書いてもらう方法
私が行ったスーパーは購入したご祝儀袋をサービスカウンターに持っていくと、1枚100円前後で印刷してくれたり書いてくれたりします。
スーパーではなくデパートでも熨斗(のし)をつける進物を扱っているお店なら印刷または書いてくれます。
近所に思いつくお店があればぜひ問い合わせをしてみてくださいね!!
そういうサービスをしている部署にいる店員さんは熨斗にキレイな字を書けるよう練習しています。
素人さんに書いてもらうのも…と思う人もいるでしょう。
ただ素人さんでもお店からの要望で筆ペンの使い方や書き方をきちんと学んでいる人たちなので大丈夫です!
もし近くに書いてくれるお店が見つからなくても、もう一度言いますが気持ちが一番大事です!!
頑張って自分で書いてあげましょうね!
紐銭についての豆知識
中身の金額についても触れておきましょう。これもとても重要ですね。
紐銭の金額に何万円も包む必要はなく、だいたい5,000円までと考えていいでしょう。
はい大丈夫です!!
理由は赤ちゃんにあげるものだからです。
そしてお宮参りでお着物に結びます。
あんまり大金を結んで落としたりしたら大変と言う理由もあります。
大人の方に差し上げるような大金ではなくても、気持ちを込めてあげればじゅうぶん!!
紐銭はお年玉やお小遣いを子供にあげるような感覚なので1,000円単位で大丈夫です。
ただお祝い事に偶数は良くないとされているので、1,000円3,000円5,000円のうちのどれかで考えましょう。
どうしてももっといっぱいあげたい人は、ご出産のお祝いとしてお母さんに包んであげましょうね!!
とっても喜びますよ(笑)
まとめ
- 関東近郊のお店では、紐銭用のご祝儀袋はあまり売っていない
- Amazonや楽天などネット通販にはいろんな種類の紐銭が売っている
- 紐銭のご祝儀袋は簡単に手作りでき、材料は100均で手に入る
- お宮参りの時は、お着物から紐銭を落とさないように結び方を注意する
- 表書きの紐銭はひらがなでもOK
- 熨斗(のし)をつけるサービスを行っているお店であれば、紐銭の代筆や印刷をしてくれる
今回は紐銭がどこで売ってるのかをベースにさまざまなことを解説しました。
完成された紐銭のご祝儀袋はネット通販なら手軽に購入でき、また手作りできることがわかりました。
私自身も紐銭について調べることで、日本にはまだまだ知られていない素晴らしい風習があるんだな…と実感することができました。
ぜひ気持を込めた紐銭を大切な赤ちゃんのために準備してあげてはいかがでしょうか?
みなさまにとって思い出にのこる、ステキなお宮参りになることを心よりお祈りしております!!