人を小馬鹿にする人って本当に腹が立ちますよね。
どこまで本気で言っているのか、なんでそんな言い方をするのか、人を小馬鹿にする人の気持ちが分かりません。
安心してください、そんな人の末路は決してよいものではありません。
他人から嫌われ信用されず、孤独の先に早死する運命が待っている可能性があります。
もし身内や友人、職場などで小馬鹿にしてくる人がいたら、できるだけその人から離れることをオススメします。
人を小馬鹿にする人は偉そうにしている見た目とは正反対に、コンプレックスを隠すのに必死なんです。
この記事では人を小馬鹿にする人を待つ悲惨な末路や隠れた心理、あなたが傷つかないための対処法を紹介します。
目次
人を小馬鹿にする人の末路に同情の余地なし!
人を小馬鹿にする人の末路は悲惨なものです。
この章では、人を小馬鹿にする人がどんな末路をたどるのかを見ていきましょう。
人を小馬鹿にする人は他人に嫌われる
当たり前ですが、人を小馬鹿にする人は嫌われる末路が待っています。
小馬鹿にされることは否定されるということで、一緒にいても疲れるだけで何も楽しくありません。
あなたのことを否定してくる人と一緒にいたい方はいませんよね。
あなたの心に土足でズカズカと入ってくるような小馬鹿にした言い方も嫌ですし、あなたの気持ちを考えない共感性のなさも嫌ですね。
上から目線の物言いや視野の狭い考え方など、最初は気付かなくても、だんだん一緒にいることで精神的に疲れたり腹が立ったりするでしょう。
そんな人のことを嫌いになるのは自然の流れです。
人を小馬鹿にする人はどうして嫌われたのかが分かりませんし、自分が悪いだなんて微塵も感じていないのです。
相手の気持ちを想像することもできず、これまでしてきた言動の数々を客観的に見直すことも反省することもしません。
離れていった相手のことをそのまま小馬鹿にし続けるので、憐れ以外の何物でもありませんね。
人を小馬鹿にする人は信用されなくなる
冗談半分でその場を盛り上げようとして、人を小馬鹿にする場合もあります。
誰かを傷つけて笑いをとろうとしたり、事実をおおげさに表現したりして自分の立場を正当化させようとします。
その場にいる多くの人が、誰かが傷つくのを見て、事実を曲げていることに気付きます。
人の気持ちに鈍感で簡単に嘘をつく人に、大切な仕事を任せたくないですよね。
そして、小馬鹿にすることは悪口を言うことでもあります。
あなたがいつも誰かの悪口を聞かされていたら、自然とこのような感想を抱きませんか?
その人のことを信用できなくなるため、あなた自身の話や重要な話どころか、話をすること自体を避けるようになりますね。
さらに相手によって話す内容を変えるということから、自分の発言に責任を持っていないことが簡単に想像できます。
自己中心的なことが重なると、誰にも信用されなくなるのは、当然の末路といえます。
人を小馬鹿にする人は孤独と早死リスクがある
人を小馬鹿にしていれば嫌われ信用されなくなります。
その人の周りから人がいなくなるのは当然です。
そして、そんな人と付き合っていれば同類だと思われてしまうので、直接関わりがなくても人が離れていきます。
人を小馬鹿にする人を待っているのは孤独で、その最たる末路は早死です。
早死という強烈なワードにビックリしたかもしれませんが、孤独と早死は関連があります。
まず寿命に影響を与える要因として、一般的によく知られているものを紹介します。
寿命に影響を与える要因
- 喫煙
- 過度な飲酒
- 運動不足
- 肥満
- 孤独
喫煙など生活習慣のほかにも、孤独が寿命を縮めているということが分かりました。
社会的なつながりが、ある人とない人の平均寿命を比べた研究があります。
その研究では、孤独な人は社会的つながりがある人に比べ、早期死亡率が50%も上がるという結果が出ました。
さらに、心疾患やアルツハイマー型認知症などを患う確率も上がります。
孤独な人生を送っても1つもいいことがないうえに、病気になる確率も上がるなんて、人を小馬鹿にする人の末路は実に悲惨ですね。
人を小馬鹿にする人の心理を詳しく解説!
この章では、人を小馬鹿にする人の心理について触れていきます。
普段見る様子とは正反対の心理状態と、調べていくうちに見つけた人格障害を紹介します。
コンプレックスから自信がないタイプ
人を小馬鹿にする人は自分に自信がありません。
ありのままの自分を受け入れることができず、コンプレックスを隠そうと必死になります。
そんな心理状態でいると、他人の失敗や短所はこの上ないターゲットです。
周りの目を他人の失敗や短所に向けさせ、自分の自信がない部分を隠しているのです。
実際私の知り合いにも、人を小馬鹿にする人(以下Aさん)がいます。
Aさんは「他の兄弟に比べて勉強ができない」というコンプレックスを抱えていました。
その理由が、幼いころから両親が口に出して人と比べて育ってきたため、それが普通と思っていたからです。
Aさんの頑張りやありのままを誰かが認めてあげていたら、Aさんも自信がもてたかもしれません。
周りに認めてあげる人がいなかったため、残念ながら深層心理からコンプレックスに縛り付けられてしまった可能性もあります。
Aさんの生い立ちには同情すべきところもありますが、Aさんが自身の言動を客観視しなかったために起こってしまった現実です。
小馬鹿にされた人が、どう思うのか人の感情まで考えたことがないのでしょう。
プライドが高く優れていると思うタイプ
人を小馬鹿にする人はプライドが高く、自分は上の人間だと思っています。
プライドが高いので、他人から否定されることを極端に嫌い、自分と意見が違う人は決して受け入れません。
また流行に乗るなど新しいものを取り入れることが苦手とも言える理由は、新しく得た知識は間違えやすいからです。
自己評価が高く、上から目線の発言が多いこともプライドが高い人の特徴です。
コンプレックスを隠すことに必死なのにどうして自己評価が高いのか、一見矛盾しているように感じるかもしれません。
自己評価が高い理由は、絶対失敗しないものに挑戦し小さな成功体験だけを繰り返しているからです。
例えるなら、大学受験は絶対にせず、小学生の小テストばかり繰り返している状態です。
確かにこれなら失敗せずにずっと成功をし続けることができますね。
セーフティーゾーンから出ることもないのに、自分は失敗したことがないと自信満々です。
だから他人が失敗をすると、どうやって失敗なんかするの?と言わんばかりに小馬鹿にしながら責めてきます。
あなたが何かやり始めると、馬鹿にしてくる奴いるでしょ?あれはゴミです。挑戦する勇気が自分にはないことを悟られないように、必死で他人を攻撃してくる。ぬるま湯に浸かっている自分を頑張っていると、自分で肯定しないと気が気でない。だから誰かをいじる。訂正します。ゴミ以下です。ダサすぎ。
— きよせ|3.8億の人 (@k_kiyose08) March 3, 2023
引用 Twitter
本来失敗するほどの挑戦は勇気がいることで、労いや励ましの言葉をかけられないなんて残念な人ですよね。
ちなみにAさんもめちゃくちゃ上から目線です。
話の内容1つ1つにマウントを取ってくるので、一度聞いたことがあります。
この会話になっていない感じわかりますか?
話を被せてきたり、上から発言をしてきたり、私に負けたくない感じがヒシヒシ伝わってくるのです。
過去の話を聞いても、挑戦をするようなことはせず、Aさんのセーフティーゾーン内の話でした。
自分が優位に立ちたい、典型的な行動心理の1つです。
寂しがり屋でかまってほしいタイプ
人を小馬鹿にする人は寂しがり屋です。
周りに人がいないので寂しい思いをするし、かまってほしくて自分からちょっかいをかけます。
誰かを小馬鹿にすることで相手にしてもらえるし、周りも自分に注目してくれると感じています。
たとえ相手が嫌な思いをしていても自分がかまってもらえればよいのです。
とても自己中心的な考え方ですよね。
相手が嫌な思いをしたら、その次にどんなことが自分に返ってくるかということを先読みして発言をしてもらいたいものです。
では、知り合いのAさんの話です。
Aさんは、大きく2つに分けられる交友関係がありました。
見た目からして物静かで優しそうな雰囲気の人や後輩との交友関係です。
- 寂しい時にかまってくれる人
- 気軽にいじることができる人
- 小馬鹿にするターゲット
2つ目の交友関係デキる人や人気者の先輩との交友関係です。
- かまってほしいので連絡等マメに送る人
- 自分を優位に見せるための人
しかし、下心を感じる付き合いは、相手にも伝わるので深い交友関係にまでは発展しないと思います。
構ってもらおうという目的や今後の損得を考えて友人を選ぶなんて、信じられません。
自己愛性パーソナリティ障害かも?
強くなる前の私は、Aさんと会うたびに知らず知らずダメージを受け、次の日には動けなくなるほど疲れ精神的にも参っていました。
ある日なんとなくネット記事を読んでいると、ある人格障害を見つけました。
自己愛性パーソナリティ障害という人格障害でした。
人を小馬鹿にする人全員が自己愛性パーソナリティ障害とは言い切れませんが、少なくともAさんは特徴がすべて合致したのです。
自己愛性パーソナリティ障害の特徴
- 十分な業績がないのにも関わらず、優れていると思い褒めてもらえることを期待する
- 自分は特別で、地位の高い人にしか理解されないと思っている
- 他人が自分に従うのは当たり前だと思っている
- 他人の気持ちに気付かない、または気付こうとしない
- 自分の目的を達成するために人を利用することがある
- 傲慢な行動と態度をとる
自己愛性パーソナリティ障害の人は、自己評価が高く自信家で共感性がないことが特徴です。
人を小馬鹿にする人の言動と一致した部分も多かったのではないでしょうか?
世間的には自己愛性パーソナリティ障害の認知度は低く、障害に気付く人はまだまだ少ないのが現状です。
本人が受け入れない限り、治すことは難しいと言われています。
人の意見を聞き入れない性質の人格障害ですから、治療に進まないケースがどれだけあるのでしょう。
有病率は最大6%と予想され、男性に多いとも言われています。
人を小馬鹿にする人への対応は自己主張がよい
では、人を小馬鹿にする人にどのような対応するのがよいのでしょうか?
私の経験上、小馬鹿にされなくなった効果的な対応を3つ紹介します。
あなたの意見を言って自己主張をする
自己主張ができ、相手に言い返すことができればもっとも効果的ですが、実際には自己主張の苦手な人がターゲットになりやすいです。
また私の話になりますが、話し合いの場で私の意見を言うことで、相手の態度は改善してきました。
最初は私の言うことに対して、何でもかんでも言い返してきていたので、次の機会には先に意見を言うように求めました。
先に意見を言ってもらったところ、結局Aさんはきちんとした意見を持っていませんでした。
私を押さえつけておきたかっただけだったことが分かったのです。
人を小馬鹿にする人は、他人の失敗や短所によく気付き、あら探しをしていたような印象でした。
このやりとりから、自分の思い通りにならずに優位に立ち続けることができないと判断したのでしょう。
私を小馬鹿にすることもなくなり、心なしか距離も感じるようになりました。
いかに私を支配下に置くか、そんなことばかり考えていたのでしょう。
まさに裸の王様でした。
離れたり反応しないだけだと、会うたびに同じことの繰り返しです。
今後一切小馬鹿にされたくない人は言い返してしまうのがよいですが、無理のない範囲で頑張ってください。
ただ、感情的になって大声で言い負かしても自分の評価を下げるだけなので、感情的にならず建設的な意見交換をしてくださいね。
あなた自身を守るために何もせず離れる
次にオススメする対応は、人を小馬鹿にする人から離れることです。
きっぱりスッキリ離れて、平穏な日常を取り戻してください。
環境の理不尽さに気付き、あなたの心に穏やかさが戻ってきますよ。
もしかしたらお互いが寂しがり屋で、小馬鹿にされながらもちょっとした依存状態だったということも考えられます。
その状況下でもっとも怖いのが、小馬鹿にされ続けるという理不尽で不健康な環境に慣れてしまうことです。
現状をよく理解し、あなた自身を大切にすることを忘れないでください。
ちなみに、その人をまともな人間にしてあげようなどと思わない方がよいです。
言って直るならとっくに直っていますし、そもそもあなたのことを下に見ているので、意見など何1つ聞いてくれませんよ。
1歩引いて相手にしない反応しない
離れることができればベストですが、職場や身内などどうしても離れられない環境の時もありますよね。
人を小馬鹿にしてくる人は、自分に害がない人を見極めるのが得意です。
あなたは誰に対しても優しいタイプですものね。
小馬鹿にしてきても聞き流し、できるだけ相手にしないようにしましょう。
反応しないことで少なくとも「この場を楽しんでいない!あなたと一緒にしないで!」ということを暗にほのめかすことができます。
もしカチンときて感情が顔に出てしまうと相手にしてくれていると思い、相手の思うつぼになってしまいます。
どちらが優位かということを常に考えているので毅然とした態度が大切です。
まとめ
- 人を小馬鹿にする人は、他人に嫌われ孤独になり早死のリスクが高まる末路が待っている
- 自分の地位を正当化するために、誰かを傷つけるような発言をし信用されなくなる
- 人を小馬鹿にする心理は、プライドが高く自分に自信がない人である
- 寂しがりやで自己愛性パーソナリティ障害に該当することもある
- 人を小馬鹿にする人への対応は、自身を持って自己主張をするのがベストである
- 人を小馬鹿にする人からあなたを守るために、反応せずに離れるのがよい方法である
他人に嫌な思いをさせたなら、それは巡り巡ってその人のもとへ返っていきます。
仕返しなんかしなくても勝手に自滅していくので放っておきましょう。
あなたは、あなたのことを大切にしてくれる人を大切にしてくださいね。