フレアパンツを使った着こなしが、難しいと思ったことはありませんか?
でも着こなしが難しい…。
「骨格診断」は、持って生まれた身体の質感やラインの特徴から、最もスタイルがキレイに見える着こなしを導き出すものです。
この記事では、フレアパンツが似合うとされる骨格のタイプをお伝えします。
フレアパンツは、服の合わせ方次第でどのタイプでも似合う着こなしがありますので、着こなし例と一緒に紹介しますね!
目次
フレアパンツが似合う骨格のタイプと診断が導く選び方
フレアパンツとは裾が広がったパンツのことで、60年代から現在まで流行を繰り返しています。
パンツの形から、ベルボトムやラッパズボン・ブーツカットパンツ・パンタロンと呼ばれることもありますね。
この章ではフレアパンツの魅力と、あなたに似合うフレアパンツについて、骨格診断を元にお伝えします。
フレアパンツが似合う骨格は骨格ストレート!
裾がふわりと広がるシルエットが美しいフレアパンツは、美脚効果が抜群のアイテムです。
- 足のラインを拾いすぎず、スラッと見せてくれる
- いろいろなシーンで着ることが可能
- トレンド感のある着こなしがすぐに完成する
ひと口に「フレアパンツ」といっても、裾(すそ)の広がり具合や丈の長さなど様々です。
人によって似合う・似合わないといった差が出てしまいますが「着てはいけない」という理由はありません。
それなら私でも着れるフレアパンツが知りたいわ!
服を選ぶときの参考として注目されているのが、あなたの身体全体のバランスや質感を元に判断する「骨格診断」です。
筋肉や脂肪の付き方・関節の大きさの違いなどから、3つのタイプに分類されます。
- 骨格ストレート…筋肉がつきやすく、身体全体に厚みがある立体的なメリハリボディ
- 骨格ウェーブ…脂肪がつきやすく、骨格が細くて薄い華奢(きゃしゃ)なボディライン
- 骨格ナチュラル…手足が長く、しっかりとした骨格のため、フレーム感が際立つスタイリッシュな体形
※身長や体重、太っている、痩せているなどは関係ありません
骨格診断は、身体のラインが分かる服で、全身を鏡で見ながらチェックすると分かりやすいです。
身体のパーツに注目しすぎず、主観的にならないようにしながら、身体の特徴を見てみてください。
診断自体は、特別なものを用意することなく、質問に答えていくだけで簡単に診断できますよ。
気になった方は、一度調べてみてくださいね!
【骨格タイプ別】フレアパンツを選ぶポイント
それでは、骨格のタイプ別に似合うフレアパンツを見ていきましょう!
引用 株式会社セレクト公式HP
1つ目のタイプは「フレアパンツが似合う」とされる骨格ストレートです。
骨格ストレートは、肌にハリと弾力があり、上半身に重心があるのが特徴ですね。
【骨格ストレートに似合うパンツ】
項目 | ポイント |
---|---|
素材 | ハリのあるしっかりした素材
例)シルク・デニムなど |
シルエット | 縦長のIライン |
サイズ | ジャスト |
ウエストの位置 | ジャスト |
丈感 | アンクル丈~フルレングス |
デザイン | 腰回りにタックがないもの
センタープレス ストライプ |
骨格ストレートは、太ももやふくらはぎに筋肉がつきやすく、ストレッチの効いたパンツはムチムチに見えてしまいます。
重心が高いので、ウエストやサイズはジャストのものを選ぶこと・センタープレスの入ったパンツを選ぶことがおすすめですよ。
骨格ストレートが得意とする縦長のIラインシルエットが強調され、美脚効果抜群のパンツです。
シワになりにくいサラッとした肌触りの生地を使い、シルエットやスリットの長さに拘(こだわ)った1着に仕上がっています。
引用 株式会社セレクト公式HP
2つ目に紹介するのは、パンツスタイルに苦手意識がある骨格ウェーブです。
骨格ウェーブは、肌がふわふわとした柔らかい質感で、重心が低い位置にあるのが特徴ですね。
【骨格ウェーブに似合うパンツ】
項目 | ポイント |
---|---|
素材 | 薄手の柔らかい素材
例)シフォン・レースなど ストレッチ効果のあるもの |
シルエット | 細身 |
サイズ | ぴったりめ |
ウエストの位置 | ハイウエスト |
丈感 | 足首を見せる(アンクル丈~クロップド丈) |
デザイン | スカートのように見えるもの
フリルなどの飾り |
サイズ感に気を付けると、似合うパンツが見つかるよ♪
骨格ウェーブは、腰の位置が低めなのでウエストの位置がとても重要です。
重心のバランスが整うように、ハイウエストのデザインを選ぶことと、シルエットにメリハリをつけることがポイントですよ。
骨格ウェーブにおすすめのハイウエストデザインで、ウエストベルトをあしらったフレアパンツです。
コンパクトなトップスはもちろん、チュニックやワンピースなど様々な着回しにも最適なアイテムです。
引用 株式会社セレクト公式HP
3つ目に紹介する骨格のタイプは、骨格ナチュラルです。
特徴として、中世的な身体つきで骨や関節がしっかりしており、ドライな質感の肌を持つ方が多いです。
【骨格ナチュラルに似合うパンツ】
項目 | ポイント |
---|---|
素材 | カジュアルな硬くて厚みのある素材
例)麻・綿・デニムなど |
シルエット | ゆったり |
サイズ | 大きめオーバーサイズ |
ウエストの位置 | ローウエスト |
丈感 | ロング丈 |
デザイン | 腰回りにタックがある
大きめの飾り |
肩まわりが目立ちやすいので、ゆったりしたシルエットで重心を下げると、バランスが取れます。
ルーズな感じの着こなしも、骨格ナチュラルならかっこよく決まりますよ!
ゆったりしたシルエットのプリーツパンツは、骨格ナチュラルが得意なフレアパンツです。
全部で14色という豊富なカラーバリエーションで、着回し力も抜群ですよ!
骨格のタイプによって、似合うフレアパンツにポイントがあることが分かりました。
フレアパンツが似合う骨格のタイプについて、骨格診断を元にお伝えしました。
次の章では、フレアパンツに合わせるトップスや靴を選ぶときのポイントを紹介します。
フレアパンツに似合うトップスと靴は何?選ぶポイント
フレアパンツは、素材や丈感・デザインなど様々な種類があります。
色の選び方をはじめ、組み合わせるトップスや靴などもいくつかポイントがあります。
この章では、トップスとフレアパンツを合わせる着こなしポイントや靴とフレアパンツを選ぶポイントを、それぞれ紹介します。
【トップス】バランス・色・レイヤードが鍵
フレアパンツに似合うトップスは、どんなものを選ぶと良いのでしょうか?
もしかして着こなし次第!?
着こなし次第で何でも似合うんだよ。
トップスとフレアパンツを合わせる着こなしのポイントは、3つあります!
- フレアパンツとトップスのボリューム感に合わせて、シルエットを決める
- トップスの色が合わせやすい、ベーシックカラーやデニムのフレアパンツを選ぶ
- レイヤードを取り入れる
レイヤードってなんだっけ?
レイヤードとは、ファッション用語で「重ね着スタイル」のことを指しています。
1つずつ、ポイントを見ていこう。
トップスとフレアパンツのボリュームを意識することで、全身のバランスが整います。
幅広いトップスの色に合わせやすいのは、黒や白・ベージュのベーシックカラーとデニムのフレアパンツです!
- 黒…全体の着こなしが引き締まった印象になる
- 白…抜け感を演出
- ベージュ…肌なじみのいい、シックなムード
着こなしをすっきり見せたいときは、フレアパンツと靴をダークトーンでまとめると統一感が出ます。
ロング丈のトップスやワンピースにフレアパンツを合わせるのも、おしゃれな着こなし方です。
ワンピースから覗くパンツの裾(すそ)が広がることで、トレンド感たっぷりの着こなしが完成しますよ。
【靴】美脚効果とトレンドを意識すると◎
足に美脚効果のあるフレアパンツなので、靴も脚長効果を意識してみましょう。
ただ、足元がすっきりしていても脚長効果に繋がるよ。
スニーカーなら、各メーカーが定番として販売し続けているものを選ぶのがおすすめです。
サンダルなどは、ストラップが華奢(きゃしゃ)なデザインが良いですね。
季節に合わせて、フラットシューズやぺたんこサンダル・ショートブーツなどを組み合わせるのと、トレンド感が増しますよ。
フレアパンツを選ぶポイントは4つ!復習しよう
最初の章では、骨格タイプ別にフレアパンツを選ぶポイントをお伝えしましたね。
ここでは、フレアパンツを選ぶポイント4つにわけて、おさらいしていきます。
- 素材
- シルエット
- 丈感
- デザイン
フレアパンツは、TPOを意識した着こなしができるので、なりたいイメージを意識して素材を選ぶと良いですよ。
- 「オフィスなどで着たい」「きれいめな印象に仕上げたい」→ハリ感のある素材を選ぶ
- 「普段使いをしたい」「季節を問わず着まわしたい」→しっかりした生地のデニムを選ぶ
- 季節に合わせた着こなしをしたい→麻やレース・ナイロン・コーデュロイなどを選ぶ
カジュアルからきれいめのスタイルまで、さまざまなシーンで使えるのが、フレアパンツの魅力でしたね。
フレアパンツの「フレア(flare)」は、ファッション用語で「あさがお形に開く」という意味があります。
裾(すそ)の広がり方は、ブーツカットやセミフレアといった少しだけのものから、ベルボトムという大きなものまで様々です。
裾(すそ)の広がりが少ないタイプのフレアパンツは、着こなしやすく初めての方におすすめです。
トレンド感を意識する場合は、足首が隠れる丈が良いですね。
丈が長すぎるとレトロな印象になり、短すぎると美脚効果が出にくくなります。
注目されているデザインは、センタープレスやスリットの入ったものです。
体型カバーや美脚効果がある人気のデザインなので、ぜひ取り入れてみてください。
これでフレアパンツに似合う、着こなしのアイディアがまとまりましたね!
最後の章では、全身の着こなしを参考写真と一緒に紹介します。
フレアパンツが似合う体型に決まりナシ!参考例5つ紹介
フレアパンツが似合う・似合わないは、体型で決まるわけではありませんでしたね。
ぽっちゃり体型や低身長が気になるあなたでも、パンツ選びと着こなし次第で素敵に着こなせますよ。
この章では、フレアパンツを使った全身の着こなし例を5つ、写真とあわせて紹介します。
黒で統一!かっこよさ際立つジャケットコーデ
ジャケットを取り入れた着こなしは、オンオフ問わずチャレンジしてみたいですよね。
ジャケットとフレアパンツを黒で統一し、大ぶりのシルバーアクセサリーを合わせています。
黒を基調としてるから、全体的に引き締まるね。
普段使いするときは、トップスにプリントTシャツを合わせて、ラフな感じにするのがポイントです。
フレアパンツが女性的な曲線を演出してくれるので、ジャケットやアクセサリーはマニッシュなものを選ぶと良いですよ。
ゆるニットが可愛い♪カジュアルワントーン
黒の着こなしを紹介したので、次はふわふわした印象の白でまとめた着こなしを紹介します。
ビッグシルエットのVネックニットにフレアパンツを合わせると、メリハリのある着こなしになります。
カジュアルなニットも白でまとめると、上品な印象に仕上がりますね。
シャツブラウスでリラックスモード!抜け感も
ロングシャツブラウスにセンタースリットの入ったフレアパンツを合わせた、ゆったりとした印象の着こなしです。
シャツブラウスを主役にして、パンツやバッグ・靴はベージュで統一すると大人っぽいコーデに仕上がりますよ。
クロップド丈のフレアパンツを選んだときも、足首を見せるのがポイントです!
ショートブーツで美脚効果!デニムとの相性◎
暗めのインディゴフレアデニムとブラックレザーのショートブーツが、相性ピッタリな組み合わせを紹介します。
ストンとしたシルエットのフレアデニムとセーラーカラーのニットで、甘すぎない大人の印象に仕上がっています。
トレンド感アップ!ワンピースとのレイヤード
最後に、トレンド感たっぷりなワンピースとフレアパンツの着こなしを紹介します。
甘いテイストのワンピースでも、フレアパンツを合わせるとカジュアルな印象に変化します。
あなたの好みの着こなしはありましたか?
フレアパンツは、体型によって似合う・似合わないという印象があるアイテムです。
オシャレに着こなすために、あなたの身体に合ったものを選ぶことが大切ですね!
まとめ
- フレアパンツが似合う骨格のタイプは、3タイプの中だと「骨格ストレート」である
- 骨格診断を元にすれば、それぞれの骨格タイプに似合うフレアパンツを選ぶことができる
- フレアパンツに合わせるトップスは、着こなすポイントを押さえていれば何でも似合う
- フレアパンツに合わせる靴は、定番のスニーカーや華奢なサンダル・ブーツなどを合わせると、トレンド感がアップする
- フレアパンツは、着こなし次第で誰でもオシャレに着ることができる
- トレンドを意識するなら、甘めテイストのワンピースとフレアパンツのレイヤードスタイルがおすすめ
フレアパンツは、日常使いからオフィスまで、TPOを意識した着こなしができるアイテムです。
体型にあった選び方と組み合わせを知っていれば、あなたもオシャレに着こなすことができますよ。
今回紹介した着こなしが、あなたの服選びの参考になってくれると嬉しいです。