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古い家のカビ臭い対策とは?簡単な方法とリフォーム時の注意点を解説!

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古い家は値段がお手頃で、昔ながらの風合いがあって、最近人気が出ています。

私も家やマンションを購入するなら、新築もよいですが古い家を買って、自分好みにリフォームするのもいいなと感じています。

人気の古い家ですが、カビ臭い匂いが気になるという声があります。

日本の昔ながらの古い家は、断熱が不十分で湿度が高い場合が多く、カビが発生しやすい環境です。

カビは放置すると、カビが原因でアレルギーなどの健康被害が出ることがあります。

古い家の購入や入居を考えている場合は、カビ臭い対策を早めに考えることをおすすめします。

この記事では、古い家のカビ臭い対策のやり方、リフォーム時のカビ臭い対策のポイント、古い家の寒さ対策について解説します。

古い家に住む方、これから古い家を購入する予定の方は必見です!

古い家のカビ臭い対策!カビの発生原因と対策を解説

日本の古い家の多くは、木造住宅で断熱材が入っていない、隙間が多い家であることが特徴です。

また、古い家の中には通気性が悪い家もあります。

古い家の特徴と通気性が、古い家がカビ臭い原因に関係します。

カビ臭い原因と、簡単にできるカビ臭い対策について紹介します!

日本の古い家はカビが好む環境が多い!?

カビの胞子は、空気中のどこにでも漂っており、家の中にもたくさん漂っています。

家に発生しやすいカビ
  • 黒カビ・・・壁や浴室などに発生することが多い
  • 青カビ…家具や押入れ、畳などに発生することが多い

カビは湿度、気温、栄養分がある場所で発生します。

  • 70%以上の高い湿度
  • 15~30度程度の気温
  • 湿気や結露が発生している場所
  • 食べカス、ほこり、汚れ、ダニなどの栄養分

日本の古い家は、断熱が不十分で隙間が多い場合や通気性が悪いことが多く、湿度が高かったり、結露が発生しやすくなったりします。

特に冬場で、暖房をつけると結露がすごい!なんて経験ありませんか?

なぜ日本の古い家はカビが好む環境になるのか、簡単に理由を説明します!

【パターン① 断熱が不十分で隙間が多い】

断熱が不十分で、隙間の多い家で冬に暖房をつける
湿気を含んだ空気が隙間を伝って、暖房をつけていない部屋に流れる
寒暖差で結露が発生。カビが繁殖する

【パターン② 通気性が悪い】

通気性が悪い例:床下の換気口が少ない、小さい
湿気がこもりやすく、湿度が高くなる
高い湿度の床下で、カビの胞子がほこりや汚れを吸って、カビが繁殖する

カビは放置すると、カビ臭い匂いがするだけではなくアレルギーになったり、最悪の場合は感染症になったりすることもあります。

カビを見つけたら、早めに対策を行うことをおすすめします。

古い家のカビ臭い対策は、カビの繁殖を防止するだけではなく、カビを取り除く作業が必要になります。

【対策1】除カビと防カビを行う

古い家のカビ臭い対策は、「除カビ」と「防カビ」をすることが重要です!

防カビは聞いたことあるけど、除カビって何だろう?
  • 除カビ…既に発生しているカビの洗浄などをして、カビの数を減らすこと
  • 防カビ…新たなカビの発生、生育、増殖を防止すること
除カビと防カビの手順について解説します!
用意するもの
  • 手袋または軍手
  • マスク
  • ゴーグル
  • 消毒用のエタノールまたは次亜塩素酸水
  • 乾いた布
  • カビ取り剤
  • 防カビ剤
手袋または軍手 マスク ゴーグル

引用 ワークマン公式サイト

引用 ワークマン公式サイト

引用 ワークマン公式サイト

消毒用エタノール 次亜塩素酸水 乾いた布

引用 健栄製薬公式サイト

引用 日本トリム公式サイト

引用 ワークマン公式サイト

カビ取り剤 防カビ剤

引用 純閃堂公式サイト

引用 アース製薬公式サイト

引用 白山屋公式サイト

  • 頑固なカビに使用
  • 2ヵ月に1回程度の使用
  • 無香料
  • 3ヵ月に1回程度の使用
  • 臭いはほとんどない

除カビと防カビの手順
  1. 手袋または軍手、マスク、ゴーグルを着用する
  2. 消毒用エタノールまたは次亜塩素酸水を、カビが発生している箇所に吹きかける
  3. 10分程度時間を置いて、乾いた布でふきとる(除カビ)
  4. ふきとってもカビの着色がみられる場合は、専用のカビ取り剤を使用する
  5. 防カビ剤を吹きかける

除カビと防カビを行ったあとは、日常生活でカビ対策をして、きれいな部屋を保ちましょう!

【対策2】日常生活でもカビ対策を心がけよう!

日常生活でも、なるべくカビの繁殖をおさえる工夫が必要です。

簡単なカビ対策
  • 換気をこまめにする
  • 洗濯物の部屋干しを避ける
  • 結露をできる限り拭き取る
カビ臭い対策ごとのポイントを解説します!
換気をこまめにする

部屋の湿度が高いと、カビが繁殖しやすいため、定期的に換気をすることが大切です。

特に梅雨の時期は湿度が高いため、換気する回数や時間を多くしましょう。

部屋だけではなく、押し入れやクローゼットも、定期的に扉を開けて換気を行い、湿気を逃がしましょう。

洗濯物の部屋干しを避ける

洗濯物の部屋干しは、雨の日や花粉が多く飛ぶ時期にすることが多いと思います。

部屋干しをすると洗濯物に含まれている水分で、部屋の湿度が高くなります。

すでに家の中がカビ臭い場合は、部屋干しはなるべく避けて、外に洗濯物を干しましょう。

どうしても洗濯物の部屋干しをしなければならない時は、エアコンの除湿機能や扇風機を使うことをおすすめします。

結露をできる限り拭き取る

梅雨の時期や冬場は、湿気や温度差の影響で、窓に結露がつきやすくなります。

結露が発生したら、すぐに拭き取ることを心がけましょう。

忙しくて、毎回結露をふき取る時間がない!という方は、結露対策グッズを使うことをおすすめします。

結露対策グッズは、ホームセンターやインターネット通販で購入することができます。

古い家を購入して、リフォームを考えている方もいらっしゃると思います。

古い家のリフォーム時にも、カビ対策をしっかりと行うことが大切です。

古い家のリフォームはカビの状態から対策を考えよう!

古い家をリフォームする時にカビ対策を考えると、これからの生活を快適に過ごすことができます。

リフォームの前に、古い家のカビの状態を把握しておくことが重要です。

カビの状態によって、リフォーム対策が異なります!

カビの状態のチェック方法は3つ!対策を解説

簡単に実践できる、古い家のカビの状態をチェックするポイントがあります。

  • カーペットや畳からカビ臭い匂いがする
  • 塗り壁やクロスの継ぎ目などに黒い汚れがある
  • クローゼットをあけるとカビ臭い匂いがする

古い家に該当する項目があった場合は、リフォームでカビ対策をすることをおすすめします。

カーペットや畳からカビ臭い匂いがする場合

カーペットや畳の表面は、カビが発生していないように見えるかもしれませんが、裏側がカビだらけになっている場合があります。

リフォームでの対策
  • カーペットや畳を張り替える
  • 床下の湿気が原因の場合があるので、 床下換気扇や床下乾燥剤を設置する

あまり聞きなれない、床下換気扇と床下乾燥剤は設置に注意があります。

床下換気扇 床下乾燥剤

引用 三菱電機公式サイト

引用 アイリスオーヤマ公式サイト

  • 床下換気扇か床下乾燥剤のどちらで対策すべきか、リフォーム業者に相談が必要
  • 床下換気扇は本体の取付に加えて、電気配線工事と設置工事費用が必要
  • 床下換気扇や床下乾燥剤を取り付けでは、解決できない問題もある

塗り壁やクロスの継ぎ目などに黒い汚れがある場合

塗り壁やクロスの継ぎ目などに、斑点のような黒い汚れがある場合はカビの可能性が高いです。

塗り壁に発生したカビは、一回発生してしまうと、退治することが難しいと言われています。

クロスの場合は、冒頭で紹介した除カビと防カビを試して、改善できることもあります。

リフォームでの対策
  • 塗り壁・・・カビが発生している壁の上塗り部分をはがし、壁を塗りなおす
  • クロス・・・除カビと防カビを試して改善されない場合、クロスを張り替える

クローゼットをあけるとカビ臭い匂いがする場合

クローゼットがカビ臭い場合は、湿気がたまっていることにより、カビが発生している可能性が高いです。

クローゼットがカビ臭い場合も、除カビと防カビを試して改善されることがあります。

クローゼットなどの収納は、リフォームで新しく作る方も多いと思いますが、収納を作る場所によっては対策が必要です。

リフォームでの対策
  • 除カビと防カビを試して改善されなければ、クローゼットの改修を検討する
  • クローゼットを新しく作る場合は、壁面をさける
  • 壁面にクローゼットを作る場合は、外壁に結露対策になる断熱材を入れる

色々な箇所のリフォームがありますが、壁を張り替えることになった場合は、調湿効果のある素材がおすすめです。

壁のリフォームは調湿効果のある材料がよい

カビの発生条件のひとつに「70%以上の高い湿度」があるように、カビの発生をおさえるには湿度が重要です。

最近では新築やリフォーム時に、壁に調湿効果のある材料を選ぶ方が増えています。

調湿効果のある材料は、加湿と除湿を行ってくれる建材で、年間を通して室内を快適な湿度に保ってくれます。

湿度を快適に保つだけではなく、ダニの発生も防ぐことができます。

おすすめの調湿効果のある材料を紹介します。

調湿効果のある材料
  • エコカラットプラス(LIXIL)
  • さらりあ~と(DAIKEN)
  • 漆喰や珪藻土などの自然素材
エコカラットプラス さらりあ~と

引用 LIXIL公式サイト

引用 DAIKEN公式サイト

  • 珪藻土の6倍の調湿効果がある
  • 消臭効果がある
  • 有害物質の吸着を軽減できる
  • 水拭き掃除ができる
  • デザインの種類が豊富
  • クロス仕上げの壁の約6倍の吸水力
  • 40%〜70%の快適な湿度に保つ
  • 消臭効果がある
  • 有害物質の吸着を軽減できる
  • 防汚加工でシミ汚れがつきにくい

エコカラットプラスとさらりあ~とは、一定の調湿性能を持つ商品に対して表示される、調湿建材認定マークを取得しています。

漆喰や珪藻土などの自然素材

引用 フジワラ化学公式サイト

  • 湿度を快適に保つ
  • 有害物質の吸着を軽減できる
  • 耐火性がある
  • 自然の風合いを感じられるが費用が高い
リフォームの予算に合わせて、好みの材料を選んでみてはいかがでしょうか?

ここまでは古い家のリフォーム時に行う、カビ対策について紹介しました。

古い家のリフォームを行う場合は、カビ対策と合わせて寒さ対策をすることをおすすめします。

古い家の寒さ対策は重要!カビ対策にも効果がある

古い家は断熱材が不十分などの理由で、寒さ対策があまりされていない場合が多いです。

せっかく古い家をリフォームするなら、寒さ対策も考えましょう!

古い家の断熱性を高めることは、寒さ対策にもなるし、カビの発生を防ぐことにもつながります。

断熱性を高めるリフォームを2つ紹介します。

窓のリフォームで寒さ対策

窓のリフォームは、窓ごと取替える方法もありますが、費用をおさえたい方は、既存の窓を「二重窓」にする方法がおすすめです。

二重窓・・・既存の窓の室内側に、追加して窓を取付けする方法
二重窓にリフォームすることは、寒さ対策になるだけではなく、防音効果や結露防止も期待できます

古い家でも取付ができる、おすすめの二重窓について紹介します。

二重窓の種類
  • インプラス(LIXIL)
  • プラマードU(YKKAP)
  • プラメイクEⅡ(三協立山)

インプラス プラマードU

引用 LIXIL公式サイト

引用 YKKAP公式サイト

  • カラーバリエーションが豊富
  • 断熱性を高めることができる
  • 結露をおさえることができる
  • 防音効果がある
  • 防犯効果がある
  • UVカット効果がある
  • 取付が比較的短時間で可能
  • カラーバリエーションが豊富
  • 樹脂窓で断熱効果が高い
  • 結露をおさえることができる
  • 防音効果がある
  • 防犯効果がある
  • UVカット効果がある
  • 操作が簡単な戸先錠がある
  • 取付が比較的短時間で可能

プラメイクEⅡ

引用 三協立山公式サイト

  • 樹脂窓で断熱効果が高い
  • 結露をおさえることができる
  • 防音効果がある
  • 防犯効果がある
  • 取付が比較的短時間で可能

代表的な特徴について紹介しましたが、窓は窓枠の種類やガラスの種類によって、断熱性能をより高めることができます。

例えば窓枠は、金属性や金属と樹脂の複合製より樹脂製の方が断熱効果が高いと言われています。

また窓ガラスは、単板ガラスより、Low-E複層ガラスの方が断熱効果が高くなります。

窓の性能がよいと、結露防止対策にもなり、カビの発生も防止できます。

古い家の窓の形状によっては、二重窓を取付できない場合もあるので、リフォーム業者に相談することをおすすめします。

続いて、窓のリフォームと合わせておすすめしたいのが、断熱材を入れることです。

断熱材で寒さ対策

古い家で壁や天井などのリフォームを行う場合は、断熱材を入れることをおすすめします。

古い家は、断熱材の性能が悪く、結露が発生しやすくなりカビの原因になっていることも多いです。

断熱材は天井や壁の内側に入っている部材で、寒さ対策や結露防止の効果があります。

おすすめは「セルロースファイバー」という断熱材を使って、壁の中で発生する内部結露対策をすることです。

セルロースファイバーの特徴
  • 主要の材料は新聞紙なので地球環境にやさしい
  • 天然木質繊維の自然素材でできている
  • 他の断熱材と比較して、断熱性が高い
  • 調湿効果、防音効果がある
  • 新聞紙からできているけど、耐火性がある
  • コストが高い
  • 施工に時間がかかる

断熱性がよい素材ですが、費用が高く施工に時間がかかるといったデメリットもあります。

断熱材はセルロースファイバー以外にも色々な種類があるので、リフォーム業者に相談することをおすすめします。

窓や断熱材を見直して、古い家の寒さ対策とカビ対策を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 古い家は、断熱が不十分で隙間があり通気性が悪い場合が多く、カビが発生しやすい
  • 古い家のカビ対策は、除カビと防カビを行い、日々のカビ対策を心がける
  • 古い家のリフォームは、カビの状態から床下換気材の取付やクロスの張替えを検討する
  • 古い家の壁紙のリフォームは、調湿効果のある材料を選ぶとカビ対策に効果がある
  • 古い家の寒さ対策は、窓を二重窓にするよい
  • 古い家の寒さ対策は、断熱材を見直すとよい

古い家のカビ臭い対策は、簡単にできることから、リフォームのような大掛かりな対策があります。

カビは臭い匂いだけではなく健康にも影響が出るので、古い家のカビの状態を確認して、対策をはやめにするように心がけましょう!

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