自転車に乗ろうと思い駐輪場でいざ鍵を開けようとしたら「自転車の鍵がない!」なんて状況に、なったことありませんか?
私も高校生の時、駅から自宅へ自転車で帰ろうとするも鍵が見つからず、半泣きで親に連絡して車に積んで帰ったことがあります…。
鍵をなくして親には叱られるし、自転車に乗れなくなるしで散々な思いをしました。
なんと自転車の鍵をなくしたらヘアピンで開けることができるという情報を入手しました!
正直、もっと早く知りたかったです。
本記事では、自転車の鍵をなくしたらヘアピンを使って、開けることができるのかを調べてみました。
また、ヘアピン以外の代用品も紹介します。
目次
自転車の鍵をなくしたらヘアピンで開けられる!
自転車の鍵をなくすと、一気に血の気が引いていく感覚に陥りますよね。
焦る気持ち、痛いほどわかります。
ですが、まずは落ち着いて鍵がないか再度バックなど確認をしてみましょう!
それでも鍵がみつからない場合は、代用できる物を探しましょう。
おすすめの代用品は、ヘアピンです。
なんと、ヘアピンを使うことで自転車の鍵は開けられるのです!
この章では、ヘアピンを使った鍵の開け方を紹介します。
自転車の鍵形状を調べよう!
自転車の鍵には様々な種類があります。
まずは自分の自転車の鍵の形状を確認しましょう!
リング錠・馬蹄錠一般的な自転車に標準で付いている鍵です。
使われるキーは「プレスキー」という上から押し込むものや「シリンダーキー」というキーを差し、回して開ける物が使われます。
自転車の鍵といえばこのリング錠・馬蹄錠を思い出す方も多いのではないでしょうか?
ボタン式リング錠暗証番号を押して解錠する鍵です。
自転車の鍵を持ち歩く必要のないので、暗証番号さえ忘れなければ便利なリング錠です。
自転車の鍵をなくしたら「鍵の形状」をよくみて、形状にあった対処法で鍵を開けていきましょう♪
ヘアピンを使った鍵の解錠方法を紹介
ヘアピンを使って開けられる自転車の鍵タイプは「シリンダーキー」です。
残念ながら、プレスキーやボタン式リング錠をヘアピンで開けることはできません。
ヘアピンを使って自転車の鍵を開ける方法は以下の通りです。
- ヘアピンを2本用意する。
- ヘアピン2つを「く」の字になるように伸ばす
- 1つのヘアピン(ヘアピンA)の先端を5cmくらいを内側に曲げる。
- ヘアピンAの曲げた先端を鍵穴に差し込む。
- もう一方のヘアピン(ヘアピンB)の先端をヘアピンAの上側に差し込む。
- ヘアピンBを何度か左右上下に動かし、位置を調節する。
- ヘアピンAが回るようになると、鍵が開く。
ヘアピンは先に丸いシリコンがついているものではなく、先端がまっすぐな物を使ってください。
丸いシリコンがついている場合は、その部分を取り除いて使ってください。
ここでは、自転車の鍵をなくしたら、ヘアピンで開ける方法を紹介しました。
テクニックがいる方法なので、開けるのには時間がかかるかもしれません。
ですが、この方法を覚えれば自転車本体についている鍵以外にも、チェーンロックやU字ロックなどの鍵にも使えます!
自転車の鍵をなくしてもこの方法さえ覚えておけば、いざという時に役に立つと思うので、ヘアピンを2つ、常に持ち歩くことをおすすめします♪
この方法は、あくまでも自転車の鍵をなくした時に使用してください。
自転車の鍵をなくしたら安全ピンや傘でも開けられる!?
ここまで、自転車の鍵をなくしたらヘアピンを使うと開けられることを紹介しました。
ヘアピンは「シリンダーキー」タイプの鍵しか開けられませんでした。
ヘアピン以外でも自転車の鍵を開けられる代用品はあります。
この章では、ヘアピン以外で、自転車の鍵を開けられる代用品を紹介します。
安全ピンを使用した鍵の開け方
安全ピンを使用して自転車の鍵を開ける方法は、初めに紹介したヘアピンを使用して開ける方法と全く同じです。
安全ピンは、ヘアピンよりも先が尖っているので、取り扱いには十分気をつけて作業してください。
- 鍵穴にくの字にした安全ピンを差し固定する
- もう一つの安全ピンも差し込む
- 鍵穴の中でカチャカチャと調整をして、固定している方の安全ピンを回す
すると、鍵が開きます。
安全ピンもヘアピンと同じで、プレスキータイプの鍵をなくしたらお試しください。
ヘアピンと同じく小さくてかさばらないので、カバンに2つ入れておけば、いざ!という時に役に立ちます。
傘を使用した鍵の開け方
自転車の鍵を開ける代用品として「傘」が使えます。
この方法は、上から鍵を押し込んで解錠する「プレスキー」タイプの鍵に有効です。
傘と言っても傘の持ち手部分にある、傘を開く時に使うボタン部分を使用します。
傘を足で踏みながら持ち手を曲げれば、意外と簡単に折れますので、その部品を筒から抜いて使います。
そしてニッパーやペンチなどを使用して傘の軸から部品を取り出し、この部品を鍵穴に入れて鍵を開けます。
部品を準備するまでが結構大変ですが、ニッパーやペンチなどの道具が準備できれば可能だと思います。
しかし、力が弱い方だと傘を折る部分でもかなり大変だと思います。
鍵を開ける準備に、力と時間がかからない、ヘアピンの方が自転車の鍵を開ける代用として手軽かもしれません。
とはいえ、「プレスキー」タイプの自転車の鍵をなくしたら、こちらの方法で試してみるのもいいかもしれませんね!
【番外編】マイナスドライバーでも開けられる!?
マイナスドライバーを使用しても鍵は開けられます。
こちらも傘と同じく、上から鍵を押し込んで解錠する「プレスキー」タイプの鍵に有効です。
開け方はマイナスドライバーを鍵穴に差し込み、カチャカチャと動かし、手ごたえがありそうなところでグッとドライバーの先を押し込むと鍵が開きます。
コツがつかめれば力も入らず、誰でも鍵を開けられます。
ただし、鍵の形状によってはマイナスドライバーが入らない場合があるので、大きさには気を付けましょう。
マイナスドライバーで開ける場合、うまく開けられなかった時は鍵を壊してしまう可能性もあるので注意しましょう。
自転車の鍵をなくしたら警察や業者に助けてもらおう!
自転車の鍵をなくしたら、ヘアピンなどの代用品を使って鍵を開ける方法を紹介しました。
とはいえ、これまで紹介したアイテムを都合よく持っている方が少ないのではないでしょうか?
持っていたとしても、なかなか自力で開けるのはやっぱり難しい…と半ば諦めてしまう方もいるのではないでしょうか。
そんな時は鍵専門業者の出張サービスや自転車屋で開けてもらったり鍵を壊してもらうという方法もあります。
無理して開けずに、人に助けを求めるのも方法の一つです!
ヘアピンなどを使っても自力では鍵が開けられない時の対処法も紹介しますね。
最寄りの交番や警察署に相談する
駐輪場近くに、交番や警察署があれば自転車の鍵開けの相談に応じてくれる場合があります。
交番や警察署での対処法は、鍵を「開ける」ではなく「壊す」方法で、費用はかかりませんが自転車を持ち込む必要があります。
ただし、自転車の鍵を壊してもらうには、乗っている自転車が「防犯登録」されていることが条件になります。
防犯登録をしていない場合は、自分の自転車である証明ができないので、盗難した自転車ではないかと怪しまれてしまう可能性があります。
交番や警察署に相談する場合には、防犯登録をしているか確認してから行ってくださいね。
自転車屋や鍵専門業者に依頼する
近くに自転車屋や鍵専門業者がある場合は、連絡をし自転車を直接持って行き鍵開けや交換をしてくれる場合があります。
この方法は、どちらも料金が発生するので事前に確認が必要です。
自転車屋に依頼 |
自転車屋には、自転車を持ち込めば鍵を壊してもらえます。
鍵を壊してもらった後に、新たな鍵に交換してもらうことも一緒にお願いすることができます。
自転車屋に依頼する際の費用は約1,000円〜2,000円(税込)くらいかかります。
出張サービスを行っている自転車屋もあるので、地域の自転車屋を調べてみてください。
鍵専門業者に依頼 |
交番や警察署、自転車屋が近くにない場合は、鍵専門業者に依頼しましょう。
費用は約5,000円〜10,000円(税込)ほどかかります。
高度な技術を使って鍵を開けてくれるので、お値段は少し高くなってしまいますが、確実に鍵を開けることができます。
鍵専門業者といえば、開かない鍵を解錠してくれる専門家なので、鍵の解錠はお手のものです!
鍵専門業者は、電話1本で現場まで駆けつけて解錠の作業をはじめてくれます。
鍵によっては壊さずに開けてくれるので、鍵の交換などをしなくて済むこともあります。
鍵専門業者に電話する場合は「料金は作業前に提示してくれるか」を確認しておくと安心です。
作業完了時に追加料金を提示してくる悪質な業者もいるようなので注意しましょう。
自転車屋と鍵専門業者に依頼する場合、作業前に身分証明書の提示が必要な場合もあるので、あらかじめ準備しておきましょう。
自転車メーカーにスペアキーを依頼しよう
鍵をなくしたら、自転車メーカーにスペアキーを作成してもらう方法があります。
スペアキーを作る方法は、すぐに新しい鍵が届くわけではなく日数がかかるので、自転車を使わない時にお試しください。
鍵を壊す必要もなく、新しいキーも手に入るので時間がある時にはおすすめの方法です!
自転車メーカーにスペアキーを依頼する場合は、自転車を購入した販売店に保証書を持って行って注文しましょう。
費用は1,000円〜2,000円(税込)くらいかかります。
保証書には「鍵番号」が記載されており、この保証書がない場合は、スペアキーの作成依頼ができません。
スペアキーの作成を依頼する前に保証書があるか確認しましょう。
なお、メーカーに直接依頼することはできません。
自転車の鍵をなくしたら、購入した販売店を通して注文をすることができる、ということを覚えておいて損はないでしょう。
【番外編】鍵をなくさない対処法!
自転車の鍵をなくしたらどうすればいいか?
ヘアピンや安全ピン・傘で解錠する対処法をお伝えしてきましたが、一番は鍵をなくさないことが大切です!
自転車の鍵は、家の鍵や車の鍵と比べて小さいですし、とても軽いです。
ズボンのポケットやかばんに入れていても、ポロッと落ちたことに気がつかないことが多々あります。
自転車の鍵を無くさないように、大きめのキーホルダーをつけたり、鈴などの音が鳴るものをつけたりするのも対処法の一つです。
風を切ってスイスイとすすめる自転車に乗って気持ちよく出かけていたのに、鍵をなくして悲しい思い出に…
なんてならないためにも、自転車の鍵には、ぜひ分かりやすいものをつけて管理してくださいね♪
まとめ
- 自転車の鍵をなくしたらヘアピンを使って開けることができる
- ヘアピンを使って開けられる鍵穴の形状は「シリンダーキー」である
- ヘアピン以外で鍵の代用ができるものは安全ピン、傘などがある
- マイナスドライバーでも代用できるが、鍵を壊してしまう可能性がある
- 警察署や交番に相談すると鍵を壊してもらえ、自転車屋や鍵業者に依頼すると鍵を開けてもらえる
- 販売店を通して自転車のメーカーに作成依頼すれば、低予算でスペアキーを作ってもらうことができる
自転車の鍵をなくしたら、身近なもので開ける方法を紹介しました。
自転車をよく使う方にとっては、ヘアピンや安全ピンを2本常に持ち歩いておくと安心できるかもしれないですね。
私もさっそく、カバンにヘアピンを2本いれておこうと思います!
きっとあなたの自転車の鍵は開きます!鍵をなくしたら、どうしよう…と落ち込む前に、ぜひこの記事を思い出してみてください♪