あなたは「靴が洗えるコインランドリー」があることを知っていますか?
自動で靴を洗え、乾燥までできる便利なものなんですよ。
泥がついた靴をお風呂場や洗面台で洗うのは気がひけますし、外で洗うには庭がないと難しいですよね。
手間だけでなく、場所や天気の悩みまで解消できる便利な靴のコインランドリーですが、デメリットは存在します。
この記事では、靴のコインランドリーが便利であることを紹介すると共に、デメリットにも目を向けて調査しました。
使い方やちょっとした裏技、乾燥機能も解説しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
コインランドリーで靴を洗うデメリット4つ詳しく解説!
自動で靴を洗ってくれる便利な靴のコインランドリーに、一体どんなデメリットがあるのでしょうか?
この章では、コインランドリーを使うときの、デメリットとメリットを解説していきます。
【デメリット】便利だけど気になる4つのこと
①ピカピカになる訳ではない
機械で洗うからといって、汚れが全部キレイに落ちるわけではありません。
初めて使うときなど、あまり大きな期待をしすぎると、ガッカリする可能性があります。
汚れが気になるところはブラシで落とすなど、前処理をした方がいいですね。
靴のコインランドリーは、ついたばかりの汚れは落としやすいですが、長年染みついた汚れや黄ばみなどは落ちにくいです。
自動で洗うと、力の強弱を付けたり、狙いを定めたりすることができません。
頑固な汚れは、コインランドリーではなく手作業で洗う方がキレイになるので、汚れに応じて使い分けることが大切ですね。
②洗える靴と洗えない靴がある
靴専用のコインランドリーだからといって、どんな靴でも洗えるわけではありません。
洗える靴 | 洗えない靴 |
---|---|
綿・化学繊維・合成皮革
(例)スニーカー・ランニングシューズ・バッシュ・上履きなど |
皮・スパイク・デリケートな素材・劣化しているもの
(例)革靴・サッカーシューズ・長靴・スリッパ・ブーツ・パンプス・安全靴など |
洗えない靴は、靴を傷めてしまうのはもちろん、洗濯槽を傷つける恐れがあるので絶対にやめましょうね。
風合の変化や、靴自体を傷めてしまう可能性が高いのです。
特にスリッパは室内で履くものなので、靴と比べて素材もやわらかく、縫製(ほうせい)もそこまで頑丈ではありません。
せっかくキレイにしたのに、壊れて使えなくなってしまったら元も子もないですよね。
ただ調査をしていると「長靴やスリッパはチャレンジしてみたけど大丈夫だった」という人が多くいました。
飾りがついていて取れてしまう危険性のあるものや、ブランド品などもやめておいた方が無難です。
靴に限らず衣服を洗濯するときも、デリケートなものやお気に入りのものは、洗い方や洗剤など区別して洗いますよね。
靴も同じ感覚で、洗う前に「洗濯機で無造作に丸洗いしても大丈夫か」と考えると、大きな失敗が防げますよ。
③洗濯槽の汚れが気になることがある
靴を洗うので仕方ないことですが、洗濯槽の汚れが気になる場合があります。
溝やブラシに汚れが溜まっていたら、あなたはどう思いますか?
買って間もない靴や、白い靴はなおさら入れるのをためらってしまいます。
使うときは最低限の汚れや小石などは落として、次の人が気持ちよく使えるような気遣いも大事にしたいですね。
全ての汚れを落とすわけではないですが、洗濯槽を洗浄する機能もついているので、気になる人は使ってみてください。
④近くに靴専用のコインランドリーがない場合がある
コインランドリーは近くにあっても、全てのコインランドリーに、靴専用のランドリーが置いてあるとは限りません。
自分の行動範囲内に、靴専用のコインランドリーがあるか、確認しておく必要がありますね。
【メリット】時間効率大幅UP!自動で楽ちん♪
デメリットばかりを見てきましたが、もちろんメリットもたくさんあります。
何といっても最大のメリットは、手間が省けて自動で靴が洗えることです。
洗剤も自動で投入してくれるので、靴を入れてフタを閉めるだけです。
大人用の靴なら2足、子供用の靴は4足程度まとめて洗えるので、それだけで十分な時短になりますよね!
靴の洗濯にかかる時間は約20分です。
スイッチを入れて、その間に軽く買い物を済ませることもできますね。
面倒さから解放されるだけではなく、時間も有効に活用できますよ。
靴のコインランドリーは、洗濯に20分、乾燥までに20分~40分程度なので、1時間あれば乾燥まで完了することができます。
手洗いの場合、1足ずつ洗ってすすぐだけで時間を取られますし、天日干しをしてもすぐには乾きません。
天候や季節に関係なく、乾燥まで素早く終わらせることができるのはうれしいですね。
目安として、20分の洗濯で200円、乾燥が20分で100円です。
量が多ければその分料金がかかってしまいますが、2~3足程度なら300円で乾燥まですることができます。
急いでいないときや夏場などは、洗濯だけして乾燥は天日干しで自然乾燥にするのも、良い節約方法ですよね。
https://twitter.com/rin5to8mitsu07y/status/1757520080672555208
引用 Twitter
靴のコインランドリーがもつメリット・デメリットがわかったので、必要に応じて使っていきたいですね。
次の章では、靴のコインランドリーの使い方を解説していきます。
靴のコインランドリーの使い方を解説!とっても簡単♪
便利な靴のコインランドリーですが、どのように使うのでしょうか?
調査したところとても簡単だったので、一緒に使い方を見ていきましょう。
【3つの約束】ひと手間で靴をよりキレイに♪
靴のコインランドリーを使うときの流れを、簡単に説明しますね。
①お金を入れる
(希望者のみ)洗濯槽を洗う
②靴を入れ、フタをしめる
③洗浄
④脱水
洗濯槽を洗わずに使う人は、靴を入れてからお金を入れる方が、落ち着いて靴をセットできますよ。
フタを閉めたあとは、脱水までそのままおこなってくれます。
もちろん洗剤も自動で投入してくれるので、安心してくださいね。
靴のコインランドリーは、使い方がとても簡単ですが、守ってほしいことが3つあります。
【守ってほしい3つのこと】
中敷きが外せる靴は、外して靴と一緒に洗濯槽に入れましょう。
普段は中敷きで隠れているところも洗えるので、気になるニオイにも効きますね!
洗濯中に絡まってしまう可能性があるので、靴ひもはきつく結びましょう。
ただ、洗濯中に結び目がきつくなりすぎたり、ひもによっては毛羽立ちが出たりする可能性があります。
心配で気になる人は、最初から外しておくと安心ですよ。
靴のコインランドリーは、真ん中にブラシが付いています。
真ん中にあるブラシに靴の表面が当たるように、靴底は外側に向けて入れましょう。
靴を手洗いするとき、タワシで表面をゴシゴシと力を入れてこすりますよね。
靴を逆に入れてしまうと、水を靴の上から強めに流し当てているだけになってしまいます。
キレイに洗えるよう、靴を入れる向きは必ず守りましょうね。
知らないと損!便利でお得な裏技「追加脱水」
靴の種類によっては、脱水まで終わったけれど、靴にまだまだ水気が残っていることもありますよね。
そんなときには「追加脱水」がオススメです!
そんな機能までついているのね!
洗濯が終わってから1時間以内、かつ次の人がお金を入れるまでなら、約2分間の追加脱水ができます。
2分間も脱水が追加できるなんて、とてもありがたいですよね。
- フタを開けて靴に水が残っているか確認し、残った水をしっかり捨てる
- 洗濯時とは逆に靴底をブラシ側、靴の表面を外側に向ける
靴をキレイに洗うコツや、ちょっとした裏技もわかって、靴のコインランドリーの使い方はバッチリですね♪
最後の章では、洗濯のあとの「乾燥」について見ていきましょう。
靴のコインランドリーは乾燥もOK!上手に使い分けて♪
靴のコインランドリーは、洗濯だけではなく「乾燥」もできるんですよ!
最後の章は、靴のコインランドリーにある便利な「乾燥機」について解説します。
まずは20分!乾き方を確認して追加を決めよう
靴のコインランドリーでは、洗濯機の上部に、洗濯機とは別で乾燥機が設置されています。
乾燥機が別々になっていると、その時々の都合で使い分けられるからうれしいですよね。
乾燥にかかる値段の目安は、20分で100円です。
靴の種類や生地の厚さで、乾燥にかかる時間が変わってきますよ。
乾燥時間の目安 | |
---|---|
ジョギングシューズ | 約20分 |
バスケットシューズ | 約40分 |
テニスシューズ | 約40分 |
子供用シューズ | 約15~20分 |
乾燥機の扉を開けると、靴を挿せる棒が付いているので、その棒に靴を挿し込みます。
棒のところから風が出てくるので、中までしっかり乾かせるよう、靴の奥まで挿し込みましょうね。
あとは扉を閉めて、お金を入れれば乾燥開始です。
20分経ったら扉を開けて、靴の乾燥具合を確かめてみましょう。
乾燥具合によって、追加で乾燥機を使うか、持ち帰って自然乾燥させるか判断できます。
調査をしていると、20分では完璧ではないけど大まかに乾いているので、あとは自宅で自然乾燥という人も多いです。
水がたれてくる心配もないので、室内で干すことも可能です。
完璧に乾いていなくても、乾燥するまでの時間が短縮するだけで、とても助かりますよね。
その時々で、うまく使い分けてみてくださいね。
まとめ
- 靴のコインランドリーは自動で靴が洗えるため、手間が省けて時短にもなる便利なものだが、デメリットも存在する
- デメリットとして「完璧にはキレイにならない」「洗えない靴がある」「洗濯槽の汚れ」「近所に設置されていない」があげられる
- 靴のコインランドリーは使い方がとても簡単で、キレイに洗うために中敷きや靴ひもをはずし、靴を入れる向きに気を付けると良い
- 洗濯終了から1時間以内、かつ次の人が使うまでの間なら、無料で2分間の追加脱水ができる
- 洗濯機と乾燥機が別になっているので、乾燥までするか・しないかをその時の都合で自由に選ぶことができる
- 20分では完璧に乾かないことも多いが、乾燥機にかけることでそのあとの自然乾燥もしやすくなる
デメリットはあっても、気温や天候に左右されず自動で簡単に靴が洗える、靴のコインランドリーはとても便利です。
メリット・デメリットを知ったうえでバランス良く機械を使い、日々の家事を楽にしていけたらいいですね♪