あなたは、乾燥や花粉、マスクのせいで赤みやかゆみが気になったことはないですか?
赤みやかゆみの救世主となるのは、キュアレアとイハダ。
どちらもよく耳にするからこそ、どっちがいいの?と悩む方も。
そこで、さまざまな医薬品や化粧品を使ってきた私が、キュアレアとイハダについて調べたところ、ズバリ!
キュアレアもイハダもほとんど同じですが、赤みの鎮静に定評があるのがキュアレア、使用感が良いのはイハダとわかりました。
この記事は、キュアレアとイハダの特徴や違い、日常でできる赤み・かゆみ対策を解説します。
いずれも個人差はありますが、どっちかがあなたの悩みを解決してくれると思います♪
目次
キュアレアとイハダはどっちがいいのか5つの視点で解説
まずこの章では、キュアレアとイハダの基礎的な情報について解説します。
結論から言うと、両者にほとんど違いは見られません。
今回は、「キュアレアa」と「イハダ プリスクリードi」を取り上げます。
引用 小林製薬株式会社
引用 資生堂薬品株式会社
リサーチした項目はこちらです。
- 成分
- 効果効能
- 使い方
- 販売先と価格
- 商品ラインナップ
【成分】どっちもほぼ同じ
キュアレアとイハダ、どっちの成分もほとんど同じでした。
今回紹介した商品は、いずれもノンステロイド商品です。
まぶたのかゆみやかぶれに使える、低刺激の成分で作られています。
しかし、生後4週間未満の新生児には使用しないでください。
詳しい成分は、以下の通りです。
ウフェナマート 50mg
ジフェンヒドラミン 10mg
グリチルレチン酸 3mg
【添加物】
2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体、
流動パラフィン、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、ステアリルアルコール、
ステアリン酸ポリオキシル、ワセリン、ステアリン酸グリセリン、キサンタンガム、
ジメチルポリシロキサン、コレステロール、パラベン、エデト酸Na、ステアリン酸K、pH調節剤を含有
引用 キュアレアa 添付文書
ウフェナマート 50mg
ジフェンヒドラミン 10mg
グリチルレチン酸 3mg
【添加物】
流動パラフィン、 ワセリン、ジメチルポリシロキサン、ステアリルアルコール、 ベヘン酸、 1,3-ブチレングリコール、グリセリン、 ヒアルロン酸 Na 、ステアリン酸ポリオキシ ル 、ステアリン酸グリセリン、 水酸化 K 、パラベン 、カルボキシビニルポリマー、 キサンタン ガムを含有
どっちも主な成分は、同じものを同じ量使っていますよ。
皮膚刺激作用の弱い、非ステロイド性の抗炎症成分で、炎症部位に直接作用し、赤み・はれた皮膚炎を鎮める。
かゆみの発生を抑える。
赤みやはれた皮膚炎を鎮める。
有効成分のおかげで、赤みや炎症を抑えつつ、素早くかゆみを鎮めています。
一方で、添加物に違いが散見されますね。
副作用の可能性として、「接触皮膚炎」と呼ばれるかゆみを引き起こす場合があります。
赤みやかゆみを抑える効果は同じでも、商品を変えると効き目が良くなることもあれば悪化することも。
これまで、副作用を経験したことがある人は、有効成分とともに添加物も要チェックです。
あなた自身に合わせた医薬品を使うことが第一ですよ♪
【効能・効果】どっちも同じ
キュアレアもイハダも、書かれている効能・効果は全く同じでした。
効能・効果の表記は以下の通りです。
顔まわりだけでなく、おむつかぶれに対しても使えるため、一家に1つ持っておくと使う場面が多そうです。
【使い方】使いやすいのはイハダ
イハダは、先端がチューブになっており、口元を汚さず清潔に塗れます。
使い方はどっちも同じで、1日に数回、適量を患部に塗布すると表記がありました。
化粧水や乳液、日焼け止めクリーム、ファンデーションなどを上からする場合は、クリームが十分に肌に馴染んでからすることをおすすめします。
成分が混じると、思わぬトラブルを引き起こすこともあるので注意しましょう。
【製造元と価格】安価なのはキュアレア
それぞれの製造元は、キュアレアが小林製薬、イハダが資生堂です。
両者の価格で見ると、以下の通りです。
キュアレア | イハダ | |
---|---|---|
価格 | 1,000円 | 990円 |
内容量 | 8g | 6g |
1gあたりの価格 | 125円 | 150円 |
価格は公式ホームページの希望小売価格を参考にしています。
いずれにも効果を感じる場合は、キュアレアにすると安価に抑えられます。
【商品ラインナップ】豊富なのはイハダ
キュアレアは2種類ですが、イハダは治療シリーズ(ニキビ治療を除く)が5種類あります。
キュアレアシリーズのラインナップ2種類はこちらです。
キュアレアa | マスキュア |
---|---|
引用 小林製薬株式会社
マスキュアは、マスクの擦れや蒸れなどで肌トラブルを引き起こした方におすすめの商品になっています。
続いて、イハダの治療シリーズのラインナップはこちらです。
プリスクリードi | キュアロイド軟膏 |
---|---|
ダーマキュア軟膏 | プリスクリードD |
ドライキュア乳液 | |
引用 資生堂薬品株式会社
イハダのシリーズに関しては、成分や効果・効能、価格などが異なるので、あなた自身にあった商品を選びましょう。
キュアレアとイハダの違いを深掘り!口コミまとめ
第1章ではキュアレアとイハダの違いを見てきましたが、「目立った違いはない」と感じた方もいらっしゃるのでは?
と思い、以下のサイトより口コミをリサーチしました。
- LIPS
- @cosme
キュアレア、イハダそれぞれのレビュー概要は以下の通りです。
キュアレア | イハダ | ||
---|---|---|---|
@cosme | レビュー投稿数 | 113件 | 90件 |
平均点数 | 4.5点/7点満点 | 4.8点/7点満点 | |
LIPS | レビュー投稿数 | 73件 | 52件 |
平均点数 | 4.1点/5点満点 | 4.0点/5点満点 |
続いて、口コミ投稿者の年齢層についてもリサーチしました。
50代を見ると、キュアレアの方が2倍近くの方が口コミを投稿しています。
早速それぞれの口コミを見ていきましょう。
キュアレアに関する口コミ
キュアレアに関する良い口コミはどんなものがあるのでしょうか?
ちょっとしたかゆみに使っています。(20代)
良い口コミの中には、かゆみに使用した人が多い傾向にありました。
ご自身の肌を熟知して、かゆみが出そう!というときに予防薬として使う方もいらっしゃいます。
対して、悪い口コミは以下のようなことが挙げられていました。
保湿剤と併用するようにしています。(20代)
悪い口コミを見ると、乾燥が悪化したり、赤みが引かなかったりが多く見られました。
肌トラブルに対して一時的な効果は見られるが、根本的に治すことには不向きといった意見も。
普段は特に悩まされないが、急に出てきたかゆみトラブルの際には、キュアレアがおすすめです。
イハダに関する口コミ
続いては、イハダの良い口コミを紹介します。
乾燥を感じるときに、イハダの化粧水・乳液・バームでライン使いしています。
かゆみがひどいときは、プリスクリードiを使用します。(20代)
イハダの化粧水・バームのあとにプリスクリードiを使用しています。
白い緩めのクリームで肌馴染みがとても良いです。(20代)
乳液を塗っているような感じで、塗ったことが気になりません。
マスクで擦れたかぶれに使用しました。(20代)
ノンステロイドで、通販で気軽に購入できるのを探していました。
嫌なベタつきがなく、メイクしてもよれなくてお気に入りです。(40代)
良い口コミを見ていると、使用感の良さについてのコメントが多かったです。
イハダの他のシリーズとライン使いする方もいらっしゃるみたいです。
ライン使いが絶対におすすめ!というわけではないですが、統一しているとなんとなく安心しますよね♪
続いてはイハダの悪い口コミを紹介します。
赤みが出たり治ったりの繰り返しなので、完治までこれ1本にするか検討中です。(10代)
毎日の朝晩、乾燥やかゆみが気になるときに使用していました。
使用をやめると再び荒れ始めます。(20代)
乾燥もしくは季節の変わり目により、目がかゆくなり使いました。
症状が悪化することも改善することもありませんでした。(30代)
肌に合わなかったようです。(30代)
マスクかぶれによる肌トラブルを治したく使いました。
結局は皮膚科に行くことにしました。(40代)
まぶたの上に薄く塗っても、クリームで固まった感じに。
目が開けにくい違和感を覚えました。(50代)
イハダの口コミを見ていると、肌に合わない人もいるようです。
違和感を覚えた場合は、すぐに使用を中止しましょうね!
また、キュアレアと同様、根本的に肌トラブルを治すことに向いていないというコメントが散見されました。
キュアレアで見かけた「さらに乾燥する」という意見はあまり見かけませんでした。
キュアレアとイハダに頼らず赤みを予防する3つの対策
口コミを見ていると、キュアレアもイハダも一時的な赤みやかゆみを抑えてくれるが、根本的な改善が期待できないという声がありました。
キュアレア・イハダはどちらも医薬品です。
赤みやかゆみなどの肌トラブルが起こってしまった際には、キュアレア・イハダといった医薬品を使うと良いですが、日常的に予防することも大切です。
そこで、赤みやかゆみのトラブルを引き起こさないために、日常から意識することをまとめます。
①低刺激の保湿を心がける
肌トラブルの原因の中でよく挙げられるのが、乾燥です。
私自身、表面のベタつきが気になってオイリー肌だと思い込んでいたのですが、実際はインナードライだったことが発覚。
その際、低刺激の基礎化粧品に揃えましょう。
香料やアルコール、着色料が含まれているものは肌に刺激を与えてしまいます。
肌に水分を保持するバリア機能を高めて、乾燥による赤みやかゆみを予防しましょう。
②紫外線予防
紫外線は、肌へ大きなダメージを与えます。
それはまさに乾燥している状態です。
特に、夏場は汗でベタベタするので、さっぱり系の基礎化粧品を使う方も多いのでは?
意外にも、屋内のエアコンで乾燥したり、室外との寒暖差による刺激があったりして、かくれ乾燥肌の方も多くいらっしゃいます。
乾燥肌の状態では、外的刺激を受けやすく、紫外線によるダメージも大きくなるので、通年で紫外線対策をしましょう。
③化粧品の見直し
化粧品の使用期限や成分に気をつけましょう。
使用期限を過ぎた化粧品を使い続けると、肌トラブルを引き起こすきっかけに。
デッドラインの判断基準は臭いですが、一般的な化粧品の使用期限は、以下の通りです。
- 未開封のものは、3年
- 開封済みのものは、半年から1年
使用するパッケージを確認して、適切な使用期限のものを使用しましょう。
化粧品により赤みやかゆみを感じる方は、化粧品の成分が肌に合っていない可能性があります。
この成分は自分に合わない!を見つけると、今後の基準になりますね。
肌の調子がいいときに、新しい化粧品を試してみるようにするのも予防の一つです。
まとめ
- キュアレアとイハダは、有効成分や効能・効果は同じで、いずれもノンステロイド。
- キュアレアは安価で、イハダはラインナップが豊富。
- キュアレアの口コミは、かゆみに使用している・赤みの変化は感じないという意見が多い。
- イハダの口コミは、使用感がよい・根本的な肌トラブルの改善にはつながらないという意見が多い。
- 赤みやかゆみを日常的に予防して、医薬品であるキュアレアやイハダに頼り過ぎないようにしよう。
- 日常生活では、低刺激の保湿を心がける・紫外線の予防・化粧品の見直しをして、肌トラブルの予防をしよう。
肌トラブルの中でも、赤みやかゆみはやっかいですよね。
普段から予防を心がけ、症状が出た場合にキュアレアやイハダに頼るのもひとつの方法です♪
あなたの肌トラブルが少しでも改善しますように!