あなたはネイルアートを最近しましたか?
ネイルサロンで可愛いネイルにしてもらう・その日の気分で好きな色のマニキュアを塗ったりするのはとてもテンションが上がりますよね。
私も遊びに行く時にシールタイプのマニキュアを貼って整えたり、
可愛いくて落ち着いた感じのピンク色のマニキュアを塗ったりとオシャレを楽しんでます。
しかし、爪はちゃんとケアしないと巻き爪の原因になります。
巻き爪って聞くと、皆さん足の巻き爪を連想されると思いますが、意外にも手の巻き爪ってあるんです。
あなたの手の爪は自信をもって大丈夫と言えますか?きちんとケアをして、指先のオシャレを楽しみましょう!
この記事では、巻き爪の原因や対処法、正しい爪のケアまで紹介します。
目次
巻き爪の原因と手の巻き爪について
巻き爪とは
爪の端が内側にカールして、爪が指先の皮膚に当たったり、皮膚を巻き込んだ状態のこと。
酷くなると、痛みを生じたり、皮膚を傷つけ化膿する恐れがあります。
主に、爪に負担のかかりやすい足の指が巻き爪になる例が多いのですが、場合によっては手の爪が巻き爪になることも。
巻き爪の原因
1、爪切り
爪の両端を深く切ってしまう「バイアス切り」。
爪の両端を深く切り落とすと、斜めに切られた両角の先端が伸びる時に皮膚に食い込んで炎症や痛みの原因に。
またそのまま巻き込むように変形して巻き爪になってしまいます。
2、ネイルアート
ジェルネイルをオフする際に使用する、アセトンは刺激が強く爪を乾燥させるので、巻き爪の原因になる場合があります。
また、ジェルネイルの特徴である、地爪への定着への良さが原因ではないかとも言われています。
連続でネイルアートしようとせず、爪のお休みの期間を設けましょう。
3、先天的な爪の質
生まれつき、体質的に爪が薄い方は巻き爪になりやすい傾向にあります。爪が割れやすい人、二枚爪になりやすい人は気を付けましょう。
手の巻き爪を放置するとダメな理由
手の巻き爪は、足の巻き爪と異なり、痛みやかゆみを伴わないこともあります。
爪の形が少し変形してるなと、見た目の変化に気づいたらそれは爪からのSOSサインです。
そのまま放っておくと、皮膚を傷つけ、化膿するなど悪化することもあるので早めに対処しましょう。
・私の体験談
巻き爪から少し離れますが、私が学生の頃、琴を習っていました。
琴を弾くための「爪」という道具があるのですが、ある時道具をつけて演奏していると、
指の爪に凹みと、甘皮ができる部分にじくじくとした指の炎症ができているのに気がつきました。
治るまで見た目が悪いし、何にしろ琴を弾くためには、
道具を炎症が起きている指につけなければいけなかった為、痛みや違和感に苦しみました。
これが巻き爪と直接関係があるかどうかわからないし、琴弾かない人は大丈夫では、と思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし指、爪に関わらず、自分の身体に変化があったら病院に行くことをおすすめします。
手の巻き爪の対処法
自分でできる手の巻き爪の治し方は、
1、バランスの良い食事を心がける
2、弱った爪には美容液やオイルを塗り、しっかり爪に栄養を与え保湿する
の【2つ】の方法です。保湿は普段お使いのハンドクリームを爪までしっかり塗ってあげるだけでも爪の保湿に効果があるのでお試しあれ。
それでも改善がない場合はネイリストや皮膚科に相談しましょう。
正しい手の爪のケア
爪は上から、
「トッププレート」
「ミドルプレート」
「アンダープレート」
という、【3層】のミルフィーユ状になっています。
層と層の間には水分と脂肪が入っており、爪切りで切ると断面から水分が逃げ、乾燥してしまいます。
そのままにしていると二枚爪等のトラブルに繋がる為、きちんとケアをしましょう。
また、爪切りは【約26kg】の負荷が掛かってしまう為、爪を切る度にダメージを与えてしまいます。
爪は指先に集まっている血管を守る大切な器官です。爪切りをする時はできるだけ圧を掛けないように注意しましょう。
・爪を切るタイミング
爪の伸びる速さにもよりますが、特に爪を伸ばしていなければ【2週間に1回】切りましょう。
爪の伸ばしすぎは割れや欠けの原因になったり、爪を切る時に爪に大きな負担となるので少しずつ切りましょう。
・爪を切る時間
時間はお風呂上がりがオススメです。お風呂に入ることで爪が柔らかくなり、爪を切る時に爪への負担が減ります。
お風呂上がりじゃなくても、爪をぬるま湯に浸しておくだけでも大丈夫です。
・爪の切り方
ほどよく角を削った「スクエアオフ」がベストです。
爪の白い部分を少し残すように、爪切りやネイルニッパーで真っ直ぐに爪を切った後、角を爪ヤスリなどで削ります。
爪を丸くラウンド状に切っている方が多いですが、爪の両端を深く切ってしまう「バイヤス切り」になりやすい為、注意が必要です。
●使用する道具
ネイル二ッパー
上下の刃で挟む一般的な爪切りを「クリッパー型」、ハサミのような爪切りを「ニッパー型」と言います。
「ニッパー型」は力を入れずに切れて、爪に掛かる負担が少ないのでオススメです。
また、爪を切る時に刃先と爪先がよく見えるので切り過ぎを防止することもでき、
刃が小さいので切りにくい部分も切りやすいという特徴があります。
エメリーボード
爪の長さを整えるヤスリのこと。ネイルサロンでよく使用されており、爪への負担が一番少ないです。
エメリーボードには【180G】や【240G】等、数字が記載されています。
この数字をグリッド数と言い、数字が大きいほど目が細かく、小さいほど目が荒くなります。
オススメは【200~240G】の目が細かいもので、爪が薄い方や弱い方にも安心です。自分の爪にあったエメリーボードを選びましょう。
また、ヤスリにはエメリーボード以外にも種類があるので、購入する時は間違えないように注意しましょう。
●爪の切り方
1、ネイルリッパーを使い、伸びた爪をカットします。爪の角を切らないように注意し、爪のサイドから切りましょう。
ゆるく弧をえがきながらも横一直線に切るイメージです。爪を切る時はなるべく爪に圧を掛けないようにしましょう。
2、爪の長さを整えたら、エメリーボードを使い、断面をなめらかに削ります。爪の角を「スクエアオフ」の形を意識して削りましょう。
削り方は【45度】の角度で常に一定方向に動かし、ノコギリのように往復させないように削ります。往復させると爪が傷んでしまう為です。
3、指でなぞっても引っ掛からなければ完了です。
・その後のケア
爪を切ったり、ヤスリで削った際にはネイルオイルやハンドクリームなどでしっかり保湿し、乾燥を防ぎましょう。
1、ネイルオイルは爪の生え際に塗り、爪の周りに馴染ませるようにマッサージします。健康な爪の育成にも効果的です。
2、仕上げにハンドクリームを手全体に塗りましょう。カバーのように保湿してくれます。
面倒くさい場合は片方だけでも行うと保湿効果があるので、爪を切った時は忘れずケアするようにしましょう。
・使用した道具の掃除
使用した爪切りやネイルニッパーなどの道具は、そのままにしたり、家族で使いまわしたりすると、
爪の水虫などの細菌などが移ってしまう危険性があります。
アルコール消毒をする、面倒な場合はウェットティッシュで拭き取るだけでも大丈夫です。
道具を清潔にすることで、道具が長持ちする利点もあります。
まとめ
- 巻き爪は爪のフチがカールして、つめが指先の皮膚に当たったり、皮膚を巻き込んだ状態
- 巻き爪の原因は、爪切り、ネイルアート、先天的に爪が薄い
- 巻き爪を放っておくと、皮膚を傷つけ、化膿するなど悪化することも
- 自分でできる手の巻き爪の治し方は、バランスの良い食事を心がける、弱った爪にはオイルを塗り、保湿する
- 正しい爪の切り方は、まっすぐ切って両角をヤスリがけする「スクエアオフ」、その後はオイルなどで保湿する
ネイルアートはテンションを上げたり、オシャレだったりでいい面もありますが、
間違った爪切り方法やネイルアートのしすぎで手の巻き爪になり、痛みが伴ってしまう恐れがあります。
正しい爪のケアの仕方を覚え、爪に何かしらの変化があったら、ネイリストや皮膚科に相談しましょう。