日々欠かせない家事のひとつである洗濯。その必須アイテムは物干し竿!
でも、せっかく買った物干し竿の長さが合っていない。洗濯物の重さに耐えきれず曲がってしまった。
風が強くてハンガーに掛けた洗濯物が片寄ってしまって洗濯物が乾かなかった…。
そうすると、家事の二度手間が起こってストレスマックス!
よりスムーズに、ストレスなく家事を進めていくためには、長さや材質、太さなど、物干し竿の選び方は重要!
この記事では優秀な家事グッズが揃っているニトリの物干しアイテムに注目しました!
ニトリの物干し竿の長さや材質などチェックしながら、選び方のポイントを解説していきます。
古くなった物干し竿の買い替えや引っ越しで新しく購入の必要があるときに、ニトリでぜひチェックを♪
目次
物干し竿の長さの選び方!ニトリの物干し竿は3種類
まず物干し竿の選び方で、真っ先に思いつくのが長さ!物干し竿には適切な長さがあります。
短かすぎると洗濯物を干したときの重さに耐えられず、竿の中央部分が曲がりやすくなります。
物干し竿の片方に洗濯物も寄りやすくなります。物干し竿の適切な長さを確認してみましょう。
- 物干し竿の長さの基準
物干し竿受けの間隔の長さ | 竿受け部分の両端から出る長さ |
~2.5m | 両端各+25cm以上 |
~3.5m | 両端各+30cm以上 |
4m~ | 両端各+50cm以上 |
たとえば物干し台の竿受けの間隔が3.5mだった場合は、両側に各30cmを足せばいいので、
【3.5cm+30cm×2=4.1m】
この長さがちょうど良いということになりますね。ポイントは短すぎるよりは長めを選ぶこと。
そして、物干し竿を買いに行く前に、竿受けの間隔の長さをきちんと測って出掛けましょう。
失敗ではないのですが、私も一度、竿受けの間隔の長さを測らないまま、物干し竿を買いに行ったことがあります。
何種類か長さがある中で選べず、泣く泣く後日再来店になってしまい、二度手間になってしまいました。
そうならないためにも、まずは物干し台の左右の竿受けの間隔をしっかり測るところからスタートです。
そして、物干し竿の最適な長さを計算して、ニトリへGO!
ニトリの店舗に行くと、物干し竿は全部で3タイプあり、長さのサイズ展開は2〜3サイズでした。
ステンレス巻きタイプ
- 1.4~2.5m
- 2.2~4.0m
- 2.8~4.0m(ジョイント式)
ハンガー掛け付き ステンレス巻きタイプ
- 1.4~2.5m
- 2.2~4.0m
- 2.8~4.0m(ジョイント式)
軽量アルミタイプ
- 1.4~2.5m(ジョイント式)
- 2.8~4.0m(ジョイント式)
つまり、ニトリの物干し竿の長さは3つのサイズ展開!
- 1.4~2.5m
- 2.2~4.0m
- 2.8~4.0m
また、実店舗にはありませんでしたが、ニトリオンラインショップを見てみると、もうひとつ1.7~3.0mのサイズがありました。
気になる方はぜひ要チェックです。
ニトリの物干し竿はすべて伸縮タイプのため、あらゆる長さに対応できます。
加えて長いものは分割できて持ち運びに便利なジョイント式のタイプなので、購入したあとの持ち運びにも困りません。

ニトリは数種類の長さを用意してくれているんですね。伸縮タイプだし、選びやすそうです。
ニトリの物干し竿は全種類伸縮タイプ
ニトリは全種類伸縮タイプですが、他社には伸縮機能のない物干し竿もあります。
伸縮タイプではない物干し竿のメリットは変形が起こりにくく、丈夫で長く愛用できること。
デメリットは運搬に不便であること。マンションではエレベーターに入らないこともあります。
一般的な物干し竿には伸縮機能が付いていることが多いです。
伸縮機能がついている場合、竿の両端が伸びるタイプと、2本の竿を真ん中でジョイントして使うタイプがあります。
ニトリの物干し竿もこの2種類が揃っていました!
竿の両端が伸びるタイプはこちら。
ステンレス巻きタイプ
- 1.4~2.5m
- 2.2~4.0m
ハンガー掛け付き ステンレス巻きタイプ
- 1.4~2.5m
- 2.2~4.0m
あとはジョイント式タイプで揃っていました。
ジョイント式タイプはこんな感じで2本に分割されています。

伸縮機能のないタイプと伸縮タイプ、ジョイント式タイプでそれぞれの強度の違いってあるの?
伸縮機能のないタイプと、ついているタイプに強度の違いはないそうです。
ただし、ジョイント式タイプの物干し竿は目いっぱいまで伸ばし切って使うと、ジョイント部分の強度が弱まってしまいます。
やはり長さは余裕をもって選びましょう。けれども、物干し竿をすでに買ってしまって長さが足りない、という方もいらっしゃいますよね。
そんな方はこちらの関連記事をぜひチェック♪
物干し竿の長さが足りない時の対処法!購入する時の注意点は⁉︎
太さをチェック!
ニトリの物干し竿の仕様・サイズにパイプ径の表記がありました。
つまり、太さのサイズです。物干し竿の太さに選び方はあるのでしょうか?
物干し台には竿受けの部分があります。形としては、単純に上から乗せて掛けるだけで良いものがあります。
また、私が以前マンションに住んでいたときは竿を通しやすいように丸にくりぬかれたものでした。
当然、そこにきちんとはまるように選ぶことと、もちろんハンガーが掛けられる太さであることが重要です。
だいたい直径3cm程度が目安。この太さであれば、大体どんな竿受けにもはまりますし、どんなハンガーも掛けやすく使いやすいでしょう。
ニトリの物干し竿の太さは2種類でした。
パイプ径
- 22mm&25mm(各タイプ1.4~2.5mのもの)
- 25mm&29mm(各タイプ1.4~2.5m以外のサイズのもの)
伸縮タイプのため、細パイプと太パイプでサイズが異なりますが、ニトリの物干し竿は細めのタイプですね。
2種類とも、ハンガーも掛けやすく選びやすいサイズ展開です。
また、重ための布団を干したいときは直径4cm以上のしっかりとした太さがある物干し竿を選ぶと安心です。
当然太いものほど丈夫であり、沢山の洗濯物を干せます。
ちなみに太すぎるとピンチハンガーのフックや一般的なハンガーがかけられないので要注意ですよ。
耐荷重をチェック!
ニトリの物干し竿の太さは、細めのタイプの2種類でした。では、たくさんの洗濯物や重ための布団は干せないのでしょうか?
そんな時は普段の洗濯ものの重さを考慮しながら、耐荷重をチェックしましょう!
特に家族が多い家庭ほど、耐荷重のチェックが必要です。耐荷重を超えて干すと曲がってしまいます。

自分の家庭にとって最適な耐荷重の計算の仕方はありますか?
あなたの疑問は最もです。私も耐荷重ってどんな基準で選べばいいのか、最初はわかりませんでした。
でも、計算の目安は簡単!一日の洗濯物の量は一人平均およそ1.5kg。
なので、4人家族の場合は6kgを目安にするといいでしょう。
そして洗濯後は水を含むので、1.5倍の重さになると考えます。つまり、9kgの耐荷重が最低限必要な計算です。

使っている洗濯機の容量でも計算はできますので、ぜひ確認してみてくださいね。
ニトリの物干し竿の耐荷重は3種類ありました。
- およそ8kg(1.4~2.5mのもの)
- およそ14kg(2.2~4.0mのもの)
- およそ11kg(2.8~4.0mのもの)
一番長いものは耐荷重が逆に軽くなってしまうようなので、選ぶときは注意しましょう。
また、洗濯物は年中同じ量ではありませんよね。
- 雨で洗濯物がたまった。
- 寒くなって上着が増えた。
- 子どもがスポーツクラブに行き始めて泥汚れが増えた。
- キャンプがマイブームになった。
など、季節や子どもの成長、趣味の変化に応じて洗濯物の量は増えていきます。
ちなみに布団を干す場合ですが、布団は湿気を吸うとなんと1枚で5kg。2枚で10kgです。
布団を干す枚数や機会が多い方は、ニトリの物干し竿であれば、耐荷重およそ14kgのものがいいかもしれません。

多くの物干し竿は10キロ前後が耐荷重です。もし必要であれば物干し竿は2本を用意しましょう。
材質をチェック!
一般的に、ホームセンターなどで取り扱っている物干し竿は材質が3種類。
- ステンレススチール製
ステンレスの物干し竿はスチールパイプをさらにステンレスで巻いた二重構造。価格が安くさびにくい。内部がサビつく場合あり。
- オールステンレス製
より丈夫な物干し竿を使いたい方向け。重くて金額も高めです。
- アルミ製
オールステンレスと同等かそれ以上のサビにくさ。軽くて扱いやすい。リサイクル性に優れ、処分しやすい。
洗濯物は、ほとんど室外に干すもの。紫外線や雨に強い素材や加工を施したものをポイントに選びましょう。
ニトリの物干し竿の材質は、スチールステンレス製とアルミ製の2種類のようです。
特にアルミ製はクリアコーティング加工が施されて、サビにくく汚れがつきにくくなっています。
お手入れも簡単!汚れが気になる場合は、台所用中性洗剤で汚れを落として水で洗い流すだけです。
物干し竿はハンガー掛けタイプでもっと便利!
さて、物干し竿に洗濯物を干したあと、ひとつ困るのが風が強いときです。
洗濯物が乾いたかな、と夕方前にベランダに出て確認しに行くと、洗濯物が片寄っている!
微妙に乾いてない!ということがありました。風が強くて寒いときに起こりやすい出来事です。
そんなときは物干し竿のハンガー掛け付きタイプがとっても便利!これを使うと、洗濯物が片寄るということがありません。
ニトリの物干し竿ハンガー掛け付きタイプを見てましょう!
ハンガーをつるす用のフックが波状についているハンガー掛け。
ハンガーを最初から均一に並べられるので、風でハンガーが動いたり、洗濯物が重なったりする心配がなくなりました。
ハンガー自体も風でどこかに飛んで行ったりしません。洗濯ばさみでハンガーを止めたりしなくても良くなりました。
洗濯物を干す時間の短縮につながるのもメリットです。
ただし、雨の日は雨粒がたまりやすいので、雨のあとはしっかりふきとってくださいね。
物干し竿の落下防止もニトリのアイテムで解決!
最後にもう一つ、物干し竿を利用する上で大切なことは、落下防止対策!
特にマンションのベランダで、物干し竿が落下すると大変です。
洗濯物を干している状態のとき、洗濯物によって風に当たる面積が広がります。
そうなると、物干し竿単体で置いているときよりも風の影響を受けやすいのです。
また、アルミ製の物干し竿は特に軽いので、落ちやすいです。
物干し竿ごと落ちて洗濯物が汚れやすいだけでなく、思わぬ事故やトラブルの原因にもなります。
物干し竿を利用するときは、落下防止の固定グッズも同時に見ていきましょう!
ニトリで落下防止グッズ2種類発見!
- 竿ストッパー
竿受けの外側に一個ずつはさんで使用するものです。竿の太さ・直径2.8cm~3.8cmまでの竿に対応しているそう。
あともうひとつありました!
- 竿止めレンマ
竿ストッパーより透け感のあるグレーなので、おしゃれな感じです。
こちらは竿受けの外側ではなく、物干し竿と竿受けを間に挟む感じで使います。
こちらの竿受けの対応幅は3cmまで。竿の直径は2.5cm~4cmまで対応。
普通の大き目の洗濯バサミとしても使えます。これはがっちり竿を固定しそう!
二つとも竿をはさんで止めるだけだけど効果抜群!
物干し竿をつかんでズレを防ぎ、風が強いときの竿の落下を防ぐために、竿ストッパーは欠かせません。
しかし、100%安心ではないのでご注意を。台風のような強風の場合は、物干し竿自体をやはり外しておく必要があります。
固定具の選び方のポイントは
- 物干し竿の太さに合うか。
- はさむ力は十分か。
固定具がないときは応急処置として結束バンドでも代用できるそうですよ。
しっかり対策していきましょう!
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物干し竿以外の室内用アイテムもニトリは優秀!
物干し竿の選び方はこれでばっちりですね。でも、どうしても洗濯物が多すぎて干すスペースが足りない!そんなときってありますよね。
スポーツ系の部活動をするお子さんや、大人の家族でスポーツやアウトドアが好きな方がいると洗濯物は一人で何枚もでてきます。
あるいは、夜中に洗濯物を回してしまって室外に干せないとき。
様々な理由で室外の物干し竿が使えず、室内干しの必要がある場合があります。
私も、梅雨の時期などに洗濯物がたまってしまい、部屋干ししたことは何度もありました。
そんなときは、室内用物干しアイテムで解決しましょう!
定番のおりたたみ型はもちろん、天井や窓枠に取り付けるもの。
浴室にとりつけ可能なワイヤータイプ、つっぱり棒タイプなど、探すとたくさんありました!
用途に合わせて、室内用物干しアイテムも選びやすくなっています。
そんな中、ニトリにも室内用物干しアイテムが種類豊富にそろっていました。
使う場所、使い方、洗濯物の量にあわせて形状を選んでいきましょう!
- 伸縮タイプ
洗濯物の量や置き場所によって幅や高さを伸び縮みさせられるタイプがあります。
洗濯物が多いときは伸ばして幅広く使えます。洗濯物が少ないときは必要最低限の幅に縮めて部屋の隅に。
- つっぱり棒タイプ
つっぱり棒を地面と天井の上下にわたして、壁側に物干しスペースを確保できます。
ニトリにはベランダ用つっぱり物干しもありますね。二段式になっているのでたっぷり干せそう!
- 折りたたみタイプ・タオルハンガータイプ
こちらが一番定番。X型に開いて4本足で支える形です。
部屋中どこでも使えて、設置も簡単、便利です。わたしもひとつ持っていますよ。
- 大型スタンドタイプ
こちらは大容量の洗濯物が干せる大型スタンドタイプです。
縦伸縮も横伸縮もできて、布団も干せて、タオルハンガーもついている多機能スタンドタイプもありました。
その他、上段下段でコンパクトに洗濯物が干せるパラソルタイプ、布団干し専用スタンドもありました。
物干し竿以外にも、こんなに物干しアイテムが充実して嬉しいですね。
あなたのライフスタイルに合ったアイテムを選んでみてください♪
まとめ
- ニトリの物干し竿は実店舗とオンラインショップを合わせると、長さのサイズ展開は2〜4種類。
- 物干し竿の長さの選び方は、竿受けの左右の間隔の長さ+両端各25〜50cmを足す。
- 物干し竿の太さの目安は3cm前後。
- 物干し竿の耐荷重の目安は、毎日の洗濯物の量で計算して、一人につき洗濯物3kg×人数分。
- 物干し竿は材質も選ぼう。
- スチールステンレス製、オールステンレス、アルミ製の3種類がある。
- 物干し竿の材質は、紫外線や雨水に強い加工が施されたものがおすすめ。
- ハンガー掛けの付いている物干し竿なら、洗濯物が飛ばず片寄らず便利。
- 物干し竿を使うなら落下防止対策も大切。
- 用途に合わせて、室内用物干しアイテムも要チェック。
ニトリの物干し竿は長さ、太さ、耐荷重、材質ともに、家庭で使いやすく選びやすいサイズ展開でした!
また、室内干しアイテムが本当に充実していましたね。これであなたも物干しアイテムの選び方は完璧です。
ストレスフリーなスムーズな家事で、一日の流れが変わりますよ♪