最近は、スマホやPCで簡単にネットショッピングができるようになりました。
買い物をするときに必要な支払い方法の選択も、従来と比べ自由に選べるようになってきました。
数ある支払い方法の中でも特に人気なのが、NP後払いです!
このNP後払いを選択すると、クレジットカードや口座の情報を登録する必要がありません。
また、手元に送られてきた商品を確認してから支払うことができるなどのメリットもあります!
便利に思えるNP後払いですが、デメリットもあるのを知っていましたか?
このデメリットを知らずにNP後払いを選択してしまうと、後々大変なことになってしまうかも…!?
この記事を読んだあなたには、NP後払いのメリットだけでなくデメリットについてもお教えします。
目次
NP後払いはメリットとデメリットがある!
NP後払いにはメリットもデメリットもあります。
どちらも正しく知ってから使用するのがおすすめです。
では具体的にどんなデメリットとメリットがあるのか?
わかりやすくお伝えしていきます。
NP後払いとは?
NP後払いとは、株式会社ネットプロテクションズが運営する、「後払い」の支払い方法のことを言います。
全国の約57,500店舗で利用することができ、支払いもコンビニなどで簡単にできる後払い決済サービスのことを言います。
NP後払いのメリットは4つ!
NP後払いには何点かメリットがあります。
NP後払いは、買い物をするときに手元に現金がなくても大丈夫!その場でほしいものが買えます。
後日郵送される請求書に記載されている支払期限までに、お金を用意できればいいのです。
そして、ネットショッピングの際にクレジットカードや口座の情報を登録する必要もありません。
クレジットカードの不正利用も増えてきている中で、少しでもクレジットカード情報を守りたい方には特におすすめです。
支払いも、全国の主要なコンビニにていつでも簡単にすることができます!
コンビニが近くになくても、銀行やドラッグストア、そして最近はLINE Payなどでも支払えます。
支払う際に振込手数料は一切かかりません!
最後に、商品を確認してから支払いが行えるということも大きなメリットでしょう!
最近はネットショッピングが発達してきた陰で、詐欺にあう被害も増えてきています。
ですがNP後払いなら、商品が送られてきて自分の目で中身を確認してから支払いをすることができます!
【メリット】
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NP後払いのデメリットは6つ!
ではNP後払いのデメリットはどのようなものがあるでしょうか?
NP後払いは請求書での支払いです。
請求書に支払期限は記載してありますが、ついつい忘れがちになってしまいます。
支払い猶予も購入後約2週間しかなく、この間に現金を用意しないといけません。
クレジットカード決済だと支払いまで約1か月程度はあると考えると、その半分程度です。
注意しないとあっという間に支払期限になってしまいます。
また、前述したメリットで、NP後払いは振込手数料はかからないと紹介しました。
ですが、購入する会社によっては「後払い手数料」がかかってしまいます。
後払い手数料は会社によって金額も違いますので、購入の際にしっかりと確認しなければなりません。
さらに、NP後払いは未成年者でも簡単に審査を通ってしまうことがあります。
未成年者が簡単に高額な買い物ができてしまいますので、保護者は特に注意が必要です。
最後に、NP後払いは支払い期間内に支払いが出来ないと、ブラックリストに載って、後払い制度が使用できなくなる可能性があります。
ネットプロテクションズから届く督促状も無視し続けてしまうと、最悪の場合、裁判を起こされることもあります。
【デメリット】
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NP後払いの手数料や振込期限は?
期限までに支払わないとブラックリスト入りしてしまうとお伝えしたNP後払い。
ここで改めて、NP後払いの手数料や振込期限をまとめておきます。
NP後払いは基本的に振込手数料はかからない
NP後払いはコンビニ・ドラッグストア・LINE Payでの支払いの場合は、振込手数料がかかりません!
ただし、銀行や郵便局の場合は所定の振込手数料はかかっていしまいます。
NP後払いの支払い期限は購入後約2週間
NP後払いの支払い期限は購入から2週間後です。
期限が過ぎてしまうと使えない請求書もありますが、NP後払いの請求書は期限が過ぎていてもそのまま使用できます。
もしなくしてしまっても、コンビニで再発行できますので、気づいた時点で支払いに行きましょう。
支払い遅延でNP後払いが使えなくなり遅延損害金も発生する!?
NP後払いの支払い期限を過ぎてしまうと、一時的にですがNP後払いが使えなくなる可能性があります。
NP後払いの公式サイトでは下記のように発表してあります。
お支払期限日を過ぎると一時的にNP後払いがご利用できなくなる可能性があります。 お支払期限日をご確認いただき、期限内のお支払いをお願いいたします。お支払期限日を超えても、お持ちの請求書はお使いいただけます。 お支払期限日を過ぎていることに気づいた時点で速やかにお支払いください。
引用 NP後払い 公式
またその他に、遅延損害金や延滞手数料を請求されることも。公式ではこのように発表してあります。
第29条(遅延損害金等)
1.NP会員が当社に対する支払債務の履行を遅滞した場合、支払日の翌日から支払済の日に至るまで、支払債務の未払額に年14.6%を乗じた額 (年365日とする日割計算。ただし、うるう年は年366日とします。)の遅延損害金を支払うものとします。
2.NP会員が期限の利益を喪失したときは、期限の利益喪失の日から完済の日に至るまで前項の利率により計算された遅延損害金を支払うものとします。
3.前2項に定める遅延損害金の他、NP会員が当社と約定した期日までに支払債務の支払を行うことを懈怠した場合には、延滞事務手数料を支払うものとします。
引用 NP後払い 利用規約
年14.6パーセントはどれくらいでしょうか?試しに計算をしてみました。
まず、遅延損害金の計算は以下の計算式でできます。
【遅延損害金(円)=支払う金額(円)×14.6%×延滞日数÷365日】
1万円を3ヶ月滞納したとなると、 【10,000×14.6%×90÷365=360(円)】。
支払う金額は10,360円となります。(この他に手数料がかかる場合もあります)
気づいた時点で速やかに支払いを済ませるようにしましょう!
長期の滞納はブラックリスト入りになるかも?
NP後払いから届く督促を無視し続けてしまうと、後払い制度のブラックリストに載せられてしまう可能性があります。
このブラックリストに載ってしまうと、再びNP後払いを使った買い物ができなくなってしまいます!
さらに、債権回収のため弁護士事務所に回されてしまいます。
最悪の場合、裁判を起こされて財産を差し押さえられる、なんてことになるかもしれません…。
最悪の事態を避けるためにも、支払いはなるべく早く済ませるようにしましょう!
NP後払いはコンビニ以外にもイオンやLINEで支払える!
NP後払いは支払い期限を守ることが大切です。
支払いについてですが、NP後払いはコンビニで支払えるのが1番有名です。
ですがコンビニ以外でも支払いできる場所が実はほかにもたくさんあります!
コンビニ以外でNP後払いの支払いができる場所をまとめてみました。
①銀行・郵便局
NP後払いは銀行や郵便局で支払うことができます。
ですがこの場合、前述したとおり銀行や郵便局の所定の振込手数料がかかることがありますので注意してくださいね。
②イオンなどのスーパーやドラッグストア
NP後払いはイオンをはじめとしたスーパーや、ドラッグストアなどでも振込できる店舗があります。主に支払える場所は以下の通りです。
引用 NP後払い 公式
この時も、振込手数料はかかりません。
支払いができる店舗について調べる場合はこちらからどうぞ。
③LINE Pay
NP後払いは、LINE Payでも支払いが可能です。自宅で、24時間365日支払い可能です。
家の近くにコンビニなどがない、というあなたはLINE Payでの支払いをされてはいかかでしょうか?
LINE Payでの支払い方法はこちらからどうぞ。
まとめ
- NP後払いは手元に現金がなくても、クレジットカード情報を守りつつ支払いが出来る
- NP後払い商品を確認してから支払いが出来、振込手数料がかからない
- NP後払いを選択すると未成年でも高額の買い物ができてしまう
- 購入後約2週間の支払い期限を守らないと、NP後払いを利用できなくなる上、遅延損害金が発生することもある
- NP後払いの支払いを長期間滞るとブラックリスト入りや裁判を起こされることもある
- NP後払いが支払える場所は銀行、郵便局、スーパー、ドラッグストア、LINE Payがある
今回、NP後払いのメリットやデメリット、そして手数料料や支払い期限について調べてまとめてみました。
NP後払いにはデメリットがたくさんあり、注意が必要です。
特に支払い期限は厳守しないと、最悪の結果が待っていることもあります。
NP後払いを選択する際は、自分のライフスタイルに合っているか?をしっかり考えてから選択することをおすすめします。