夏野菜で人気のあるネバネバ食材のオクラ。
生で食べると危険だという噂をよく耳にしますね…。
「冷凍すれば大丈夫」や「毒がある」など色々と噂されている、かわいそうなシャキシャキ生オクラ。
噂は噂であって、きちんとガクを切り落とし「塩ずり」という下処理をすれば、オクラは生で食べても危険ではないです♪
実は私、少し胃が弱く、古いものや新鮮ではない食材を食べると、すぐ胸焼けをする体質なんです(笑)
そんな私がこの記事を書くにあたり、オクラについて調べつくし、生のオクラが危険なのかを検証しながら、実際に食べてみました!
保存方法や下処理の仕方を説明するのはもちろん、生のオクラを使った簡単料理も紹介するので、楽しみにしていてくださいね♪
目次
オクラは生でも危険じゃない!下処理を完璧にね♪
オクラを生で食べる場合、下処理をきちんと行えば、全く危険ではありません。
むしろ茹でてから食べるより、生の方がシャキシャキと食感もよく、もっともっと食べたくなり、とっても美味しいです♪
ただオクラには産毛(新鮮なきゅうりにもある)があるため、下処理は必ずしましょう。
実際に下処理も何もせず食べた場合は、産毛が口に刺さってしまう危険はありますが、毒はないですよ♪
この章では、生のオクラを美味しく食べるために必要な下処理の方法と、生のオクラを使った美味しい料理をご紹介しますね。
安心してオクラを生で食べるための下処理
下処理に必要な道具はたったの3つ
- まな板
- 塩
- 包丁
準備もとっても楽ちんですね♪
- オクラを洗って水気を切る
- オクラをまな板にのせる
- 塩を大さじ1杯分程度かける(オクラ6本に対して)
- 手をそえてゴロゴロと転がす
- 最後に塩を洗い流す
オクラもそうですが、新鮮なきゅうりなどにもある産毛の下処理は、本当に簡単ですよ♪
数分で産毛におさらばできました(笑)
塩ずりが終わったら包丁でガクを切り落とし、好きな大きさに切ってお料理に入れるだけ。
噂に惑わされずにこの記事を読んだあなたは、大正解のご褒美にシャキシャキの生のオクラを安心して味わうことができますね♪
簡単料理で生のオクラを美味しく食べよう♪
生のオクラでも下処理をすれば、安心して食べることが出来るとわかったので、簡単オクラ料理のご紹介をしていきます。
- オクラ納豆
- 長芋オクラ
- 海藻とオクラのサラダ
- オクラのおひたし
思いつくものを書いてみましたが、オクラは何にでも合うネバネバ野菜なので、他にも色々な料理に使えそうですね♪
ちなみに今回、私が実際に作ったのは、「長芋オクラ」と「オクラのおひたし」です。
長芋オクラ | オクラのおひたし |
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私のように胃が弱い人や小学生の子供たちでも、生で食べて問題がないかを調べたかったので、ダイレクトに胃にくる料理をチョイス(笑)
食べてみたら茹でたものより何倍もシャキシャキで美味しく、子供たちにも大好評でした!
たくさん生のオクラを食べたのに、誰も体調を崩すことなく元気いっぱいで、朝を迎えました♪
今度からは生のオクラを、美味しく食べてくださいね(笑)
オクラは生で食べれるか、なぜ危険と噂がながれたの?
そもそもなぜ「オクラは生で食べれるか?」「危険なのか?」という噂がひとり歩きを始めたのでしょう…。
調べてみると確かに「生で食べれるか不安に思っている」との声がちらほらと出てきました。
噂の原因を調べたところ、オクラは口腔アレルギー発症例が多いことと、よく洗っても農薬が残る可能性があるということがわかりました。
オクラだけに限ったことではないのですが、どの食材でも加熱したものより生で食べた方が、アレルギーを発症しやすいのは確かです。
ただ「生で食べれるか?」と聞かれたら答えは簡単で、下処理をすれば生でも食べることができます♪
この章では噂の原因と思われる内容を詳しく解説し、安心グッズも紹介しようと思います。
アレルギー発症の可能性が高くなる原因は産毛
口腔アレルギーは口や唇が痒くなるアレルギーで、有名どころで言うと、フルーツのメロンで発症する人がかなり多いです。
オクラも発症例がありますが、産毛をきちんと下処理することで、リスクを下げることができるため、生で食べる時は必ず塩ずりして下さい。
私の友人の中に、口腔アレルギーを発症するのをわかっていながら、大好きなメロンを食べまくるという強者がいます。
幾度となく伝えても止まらないので、放置していますが、ひどくなると喉が腫れるので注意して下さいね!
よく洗っても少しは農薬が残っている!
日本は、特有の高温多湿な気候をしている国です。
農家の高齢化も進んでいて、人手が足りなくなっている事情もあり、健康でキレイな形のやさいを育てるために、農薬を多く使っています。
オクラを育てる時にもたくさんの農薬が使われているため、生で食べる時には、よくよく水で洗いましょう。
洗わないで食べてしまった場合は、アレルギーだけでなく、お腹を壊す危険性もあります。
少量残っていても、身体に害が出る可能性は極めて低いですが、心配な人は次におすすめする、素敵なグッズを試してみてはいかがでしょう?
農薬99%カット!安心対策グッズをご紹介♪
野菜や果物を念入りに水洗いしても、多少の農薬は残りますが、残った農薬を約99%以上で除去してくれるのが「ベジセーフ」!
スプレーすれば農薬残りの不安は、吹き飛びます♪
ベジセーフには大容量(本体3本分)の詰め替え用もあるので、100均でスプレーボトルを買って詰め替えれば、お得感も増し増しですね(笑)
オクラを生で食べる時に、「ベジセーフ」をスプレーして「塩ずり」すれば、安心安全のダブル効果が期待できます。
あなたも是非、効果を実感してみてくださいね♪
オクラを生のまま冷凍♪保存の仕方で色々な違いあり!
記事を書くため、オクラをいくつかのパターンで試食したところ、なんと食感だけでなくネバネバ感にも差がありました!
- 塩ずりを済ませてから冷凍した生のオクラ
- 洗っただけで何もせずに茹でたオクラ
- 塩ずり生のオクラ
この3パターンのオクラで、「オクラのおひたし」と「長芋オクラ」を作り、小学生の子供たちに夕飯を食べさせていたら、横で娘が衝撃の一言!
「どれどれ?…なるほど!じゃあボクはどれが好き?」
人によってそれぞれ好みはありますが、あきらかに調理方法の違いで、色々な差があることを実感できた瞬間でした(笑)
またオクラを冷凍保存する方法も簡単で、塩ずりをしたらジップロックに入れて、冷凍庫にイン!
そのままジップロック | きざんでジップロック |
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この最終章では、ランキング形式で3パターンのオクラの違いを、楽しく解説していきたいと思います♪
「ネバネバ」ランキング第1位は生♪
順位 | 第1位 | 第2位 | 第3位 |
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食べ方 | 生のオクラ | 茹でたオクラ | 冷凍オクラ |
画像 |
ネバネバするランキング1位は生のオクラ、2位は茹でたオクラ、3位は冷凍オクラでした!
私が疎いのか、包丁で切っている時は何も感じなかったのですが、先に横で食べていた娘が、生のおひたしを食べて大はしゃぎ(笑)
私も最初はそう思いました(笑)
すぐさま自分の分を食べてみたところ、生は噛んでいるうちに、濃厚なネバネバが(笑)
冷凍して解凍したオクラは、想像通りでネバネバ感は少なかったです。
同じ生でも一度冷凍してしまうとネバネバ感が減ることがわかったので、冷凍したオクラを食べる時は、サッと茹でて解凍した方が良いですね。
「シャキシャキ」ランキング第1位は冷凍♪
順位 | 第1位 | 第2位 | 第3位 |
---|---|---|---|
食べ方 | 冷凍オクラ | 生のオクラ | 茹でたオクラ |
シャキシャキ食感ランキング1位は冷凍オクラ、2位は生のオクラの、3位は茹でたオクラでした!
これは正直、半解凍気味で切って長芋オクラに入れたため、シャキシャキしていた可能性もあります(笑)
ただ本当にシャキシャキしていて、冷凍オクラで作った長芋オクラはとっても美味しかったです♪
左が「冷凍」で右が「生」です♪
見た目も心なしか、左の方がシャキシャキしていそう(笑)
ネバネバ感は長芋が出してくれているので、オクラは半解凍で入れた方が、アクセントになり美味しいかもしれませんね!
「保存方法長持ち」ランキング第1位は冷凍♪
順位 | 第1位 | 第2位 | 第3位 |
---|---|---|---|
保存方法 | 塩ずり+冷凍 | 生のオクラ+冷蔵 | 茹でたオクラ+冷蔵 |
保存方法長持ちランキングの1位は、もう間違えなく冷凍オクラでした!
大方の予想通りでホッとしました(笑)
冷凍オクラについては、うちで最後まで見届けることはできませんでしたが、スーパーなどで売っている冷凍野菜も1ヶ月以上持ちます。
ニチレイのそのまま使える冷凍オクラの賞味期限が541日。
自宅で塩ずりしてから生のオクラを冷凍しても、1ヶ月は充分日持ちすることがわかりますね。
冷凍の期間はそれぞれのご自宅により違うので、冷凍庫と相談しながら食べて下さいね♪
2位の生のオクラは、買ったものをそのまま冷蔵庫保存して、3日目に色が変わってきたため急いで食べました。
3位の冷蔵庫保存した茹でたオクラは、2日目の朝、匂いがし始めていて別世界に旅立ちました…(もったいないことして、ごめんなさい。)
食べるまで日数がある時は、冷凍して保存するのが、オクラに限らず一番良い方法ですね♪
必ず美味しく食べましょう!
まとめ
- 生のオクラは「塩ずり」という下処理をきちんとしていれば、美味しく食べることが出来る
- 普段は茹でてから入れていた料理にも、生のオクラを入れることが出来る
- オクラが生だと危険という噂の原因は、口腔アレルギーの可能性と、農薬が残っている心配から
- オクラを生でより安全に食べたいなら「塩ずり」と「ベジセーフ」を使ってダブルで安心
- 【冷凍オクラ・茹でたオクラ・生のオクラ】それぞれのオクラで食感やネバネバ感に差がある
- オクラを長期保存するなら、下処理してから冷凍すれば1ヶ月はもつ
いかがでしたか?
下処理をすれば、生のシャキシャキしたオクラを、安心して美味しく食べることが出来るとわかり、ホッとしましたね♪
少し胃が弱い私でも子供でも、お腹をこわすことなく、生のオクラをとっても美味しく食べることが出来ました。
あなたも是非、今夜は生のオクラを使って、ネバネバとシャキシャキを味わってみてはどうでしょうか?
茹でたオクラより生で食べる方が、食が進むこと間違いなし♪