わが家のレンジフードを、そろそろ交換しようということになりました。

真っ先に思い浮かんだのは、会社帰りに見えるビックカメラ。
ですが、いざ相談してみると、現地調査が必要だと言われてしまいました。

現地調査をせずレンジフードの交換ができたら、とっても簡単ですよね。
同じ家電量販店のヤマダデンキは?と調べてみたところ、現地調査なしでレンジフード交換ができるとのこと。
そこで、実際にヤマダデンキへ行き、店員さんから話を聞いてきました。
今回は、ヤマダデンキでレンジフードの交換を検討しているあなたに、役立つ情報をお届けします!!
目次
レンジフードの交換をヤマダデンキで頼む方法
現地調査なしでレンジフードの交換ができたらいいなぁと思って調べていたら、ヤマダデンキでできそうなサービスがありました。
「最短1時間でできる」と謳っている、リフォームサービスです。
【すぽっとチェンジ】を活用する
引用 ヤマダデンキ

残念ながら、レンジフード交換の場合、施工時間が2時間と記載があったので、1時間というわけにはいかないようです。
- すぽっとチェンジの商品カタログに載っている4機種がそのまま取り付けられれば、現地調査なしで工事可能
- 無金利で分割払いが2000円からできる
- 商品保証と工事保証がそれぞれ10年
- 24時間のサポートが受けられる
「すぽっとチェンジ」申し込みの手順 |
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手順2の、写真を持参すると2000円引きになるのも覚えておくといいですよ!
選べるレンジフード4機種
「▶」をクリックすると、商品の詳細がご覧いただけます。
NORITZ NFG6S20MSI(L/R)W
【おすすめポイント】
【標準工事費込みの値段】
NORITZ NFG6S21MSI Curara(クララ)
【おすすめポイント】
【標準工事費込み】
Panasonic FY-60DE2-S
【おすすめポイント】
【標準工事費込み】
FUJIOH YDBDDR-3HL-6017BK
【おすすめポイント】
【標準工事費込み】
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店舗に行って、店員さんと相談の上、商品を選んで申し込みをし、お会計になります。
お会計が済んでから、工事日の相談や保証の説明をされます。
「すぽっとチェック」で、利用可能と結果が出たにも拘わらず、すぽっとチェンジが利用できないこともあります。
それはどんな時かと言いますと…。
すぽっとチェンジが利用できないのはこんな時
- 新しいレンジフードを、そのまま取り付けられない現場の状況である時
写真を確認したら、梁があったとか、天井までの高さが足りなかったとか、工事の必要性がある場合、すぽっとチェンジは適用されません。
すぽっとチェンジの利用ができないということになったら、通常のリフォームで交換ということになります。
YAMADAの安心リフォーム
引用 ヤマダデンキ
【すぽっとチェンジ】が利用できなかった場合や、機種にこだわりがある場合は通常のリフォームサービスで頼みます。
通常リフォームサービスの流れ |
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通常リフォームで交換できるレンジフードは、ヤマダデンキ店舗にあるカタログに載っている、メイン3社と他数社から選ぶことができます。
すぽっとチェンジでは、4機種と限定されていましたが、通常リフォームの場合、選択肢が増えます。
総合カタログに載っているレンジフードの一覧は一例で、店舗に行けば各メーカーのカタログが置いてあります。
「▶」をクリックすると、商品の詳細がご覧いただけます。
WATANABE WBS-605CMSI(H460-745)
【標準工事費込み】
Panasonic FY-60DE3-S ECONAVI
【標準工事費込み】
Panasonic FY-60DWA4-S ECONAVI
【標準工事費込み】
NPRITZ NFG6S20MSI[L/R]W
【標準工事費込み】
NORITZ NFG6S22MSI
【標準工事費込み】
Rinnai XXREC601SV AirPRO byFUJIOH
【標準工事費込み】
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また、ヤマダデンキの総合カタログを見ると、現地調査なしで見積もりから決定までできるサービス「ラクセル」があるという記載も。
ラクセルは、オンラインでレンジフードの現状を伝えて、リフォームを行うサービスです。
しかし、ラクセルについて電話で問い合わせてみると、一部の特殊な製品で同じ製品と取り換える場合のみ対応可だそう。
「すぽっとチェンジ」も「通常リフォーム」も、一応カタログには現地調査なしで工事可能というようなサービスを用意していました。
ですが、一度は現地調査をしないと、正確な提案や見積もりを出すのは難しいというのが、現場の店員さんの本音のようです。

ヤマダデンキでレンジフードを交換しようと検討しているのであれば、まずは近くの店舗に電話で問い合わせてみることを、おすすめします!
すぽっとチェンジで、レンジフードが交換できる可能性は低いですが、もし利用できるのであれば、かなりお得だということはわかりました。
それでは、通常のリフォームだとどうやって値段が決まるのか見ていきましょう!
レンジフード交換費用は?本体価格+工事費
ヤマダデンキの通常リフォーム専用サイトに、リフォーム総合カタログがあります。
リフォーム総合カタログの表示価格は一例
総合カタログには、全て、幅が60cmの製品詳細と標準工事費込みの価格が記載されています。
一部のメーカーから、幅60cmの製品を例として載せているとのことでした。
75cm、90cmだと、プラスアルファーということになります。

ヤマダデンキの店員さんに確認したところ、工事費用は、現地調査をしないと決まらないということがわかりました。

会社としては、現地調査なしで簡単にレンジフードの交換ができるようなアピールをしています。
しかし、ヤマダデンキ店舗の店員さんとしては、現地調査はさせて欲しいということを言っていました。
レンジフードの交換を失敗なくすませるためには現地調査は必須とも言えるでしょう。
交換費用の目安はメーカー希望小売価格
今回、わが家の場合、築30年のシステムキッチンでサンウェーブのレンジフードを使っています。
すぽっとチェックの結果は、すぽっとチェンジの利用が可能でしたが、写真と寸法を測って持参したら、通常リフォームということになりました。
わが家のレンジフード交換に適するのは、レンジフードの老舗メーカー「富士工業」が作っているリンナイのAirPROという機種。
引用 Rinnai製品カタログ冊子より
上記のBFRSシリーズだと、60cmで税込み73150円と、メーカー希望小売価格の記載があります。
店員さんが言うには、レンジフードの交換費用の合計は工事費込みでメーカー希望小売価格ぐらいだそうです。
本体価格は数十パーセント安くなるということですね。
どうにか、10万円以内で収まりそうなのでほっとしました。
ホームセンターなどで、同じ機種があったら、見積もりをとってヤマダデンキに持って行くと、値段の交渉ができるそうです。
わが家の場合、プロペラファンをシロッコファンに変えるということと、大工さんが特殊な工事を施しているので現地調査は必須でした。
そして、現地調査をして他に部材を使うようだと、工事費用プラスαになるという説明を受けました。
なんとか、わが家のレンジフード交換をヤマダデンキにお願いする方向で、話を進めることができました。
低金利の分割払いがある
すぽっとチェンジも通常のリフォームも、分割払いが利用できます。
すぽっとチェンジのサービスについては記載した通り、2000円から金額設定ができ、金利は0%です。
通常リフォームの場合、金利0%というサービスはしていません。
通常リフォームの分割払いは、ヤマダデンキのファイナンス会社を使うので、金利は数%と低金利です。
急な故障でレンジフードを交換しなければならなくなり、予算が足りない時などには助かるサービスです。
レンジフード交換の注意点とは?保証内容を要チェック!
レンジフード交換の無料長期保証は、初めの1年間は【メーカー保証】で2年目以降の9年間がヤマダデンキ独自の【延長保証】です。
ただし、10年間完全に保証されるということではありません。
今回は、まだ契約に至っていないので、保証書が手に入っておらず、保証規約の詳細を紹介できません。
店員さんに確認したところ、製品が古くなるにしたがって、保証の上限額が下がっていくということはわかりました。
また、消耗品・付属品は保証対象外ということも確認しました。
レンジフード交換の保証期間は10年
この、説明を読んだら安心できそうですよね。
しかし、こんな口コミがありました。

その場合、出張料と調査費はお客さま払いだと言われた。
出張料と調査費が自己負担になる場合も!?
修理が履行されない場合に関わる点検診料及び出張料は保証対象外になります。修理キャンセル、故障の症状が確認できない場合に発生します。
引用 ヤマダウェブコム
つまり、故障だと思って修理依頼をしたけれども、故障していなかった場合には、点検料と出張料が発生するということです。

この点を、レンジフード交換の場合もあてはまるのか店員さんに確認したところ、あてはまるとの答えが返ってきました。
不具合が起きた時には、一応自分自身で焦らずに使い方が間違っていないか、再度確認してみましょう。
家電製品が故障する確率は低いと、一般的には言われています。
しかし、何をしても問題が解消されない時には、サポートセンターに電話をかけることになります。
サポートセンターに電話をかける際の注意点を、ひとつだけ私から提案します。
サポートセンターに電話をする時の注意点
ヤマダデンキで購入した商品が、故障や不具合が起きた時、サポートセンターに電話をします。
【無料長期保証 ナビダイヤル】
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電話での注意点は、「〇〇〇のような症状なのですが、保証内容でお金のかからない方法を教えてください」と言うことです。
このように言って返ってきた答えによって、予想外の請求を回避できる可能性が上がります。
実際に、ヤマダデンキで購入した家電が故障だと思って点検に来てもらったが、故障ではなかったという経験をした人の口コミを参考にしました。
私も、この話を知るまで、こういった状況の時に、点検料や出張費が自分もちになるとは思っていませんでした。
あなたが、予想外の請求で損をしないための注意点ということで、お話させていただきました。
まとめ
- ヤマダデンキの【すぽっとチェンジ】が利用できる可能性は少ない
- 「現地調査なしで見積もり可能」と謳っているが、現地調査をした方が工事の失敗は回避できる
- どうしても、現地調査をしてもらう余裕がない特別な理由がある時の対処方法はあるので相談しよう
- すぽっとチェンジが利用できない時は、通常リフォームで頼める
- 長期無料保証は、全てを保証するというものでない
- 保証の規約は、しっかり読んで疑問点があったら確認しておくことをおすすめ
現地調査なしでできるサービスが、ヤマダデンキにあるとわかり、利用したいと思い調べた結果をお伝えしました。
「すぽっとチェンジ」が利用できる可能性は少ないですが、もしかしたらあなたの家のレンジフードには利用できるかもしれません。
「すぽっとチェンジ」が利用出来たら、本当に簡単・お得にレンジフード交換ができそうです!
ヤマダデンキのサービスが気になったら、まずは近くのヤマダデンキに電話してみましょう!