『桜の花は、やはり散り際が美しい…』私が共感した、とあるセリフです。
桜は満開から散るまでが一週間程度と言われていて、開花からの期間を合わせても、長くて二週間ほどで散ってしまいます。
毎年桜が楽しめるのは、満開から散るまでに限らずほんのわずかな時間なので、心や写真に残しておきたいですよね。
この記事では、開花から満開まで・満開から散るまでの時期を解説しながら、八地方区分別に開花日・満開日をまとめてみました。
さらに開花した桜から散りゆく桜まで、それぞれの見どころを徹底解説します。
最終章では東京にスポットを当て、東京ならではの桜を見ることができる、絶景スポットもご紹介♪
たとえ短くても、強く美しく咲き誇れ!
目次
桜は満開から散るまで長くて一週間しか見れません!
桜の花は、満開から散るまでたったの一週間です。
冬の終わりが近づき暖かくなってくると、ニュース番組で連日のように「今年の桜の開花は○○日頃!」と、開花予想をしてくれます。
開花から合わせても、毎年私たちが桜の花を見守ることができるのは、強風や大雨などがないことを前提に、長くて二週間…。
- 開花から満開まで…一週間
- 満開から散るまで…一週間
やっと咲き誇ったと思ったら、早々に散ってしまうからこそ特に美しいのかもしれません…。
最初の章では、近年と平年の開花日と満開日を八地方区分別にまとめたので、お花見計画の参考にして下さいね♪
八地方区分別・開花時期
例2022年開花日(平年) | |||
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札幌 | 4/23(5/1) | 仙台 | 4/8(4/8) |
新潟 | 4/8(4/8) | 東京 | 3/20(3/24) |
静岡 | 3/21(3/24) | 大阪 | 3/23(3/27) |
松山 | 3/21(3/24) | 福岡 | 3/17(3/22) |
引用 国土交通省気象庁公式HP |
桜の開花日は天気や気温によって左右され、天気が良く暖かければ咲くし、気温が低く太陽が雲で隠れている日は咲きません。
ただこの時期、春の足音を聞いた私たち人間は、今日か明日かと毎日開花を待ちわびています。
友達とお花見の計画を立てる人もいれば、会社でお花見予定の場合、幹事さんたちは大忙し(笑)
2022年は暖かい日が多く、平年よりも早めに開花していることがわかります。
地球温暖化の影響で、どんどん開花が早まってしまう可能性もありますが、全国的に見ても3月後半から4月中には開花日を迎えます。
開花の順番はやはり暖かい地域からで、九州から本州、西日本から東日本へと開花のバトンは渡され最後は北海道へ…。
たくさんの小さなつぼみ達が開くのを、今か今かと見守ってみてはいかがでしょうか♪
八地方区分別・満開時期
例2022年満開日(平年) | |||
---|---|---|---|
札幌 | 4/25(5/6) | 仙台 | 4/11(4/13) |
新潟 | 4/11(4/13) | 東京 | 3/27(3/31) |
静岡 | 3/30(4/2) | 大阪 | 3/30(4/4) |
松山 | 3/28(4/3) | 福岡 | 3/27(3/31) |
引用 国土交通省気象庁公式HP |
満開から散るまでのカウントダウンが始まる日。
満開日を迎えると、徐々に桜吹雪が強くなり、あっという間に葉桜になっていきます。
満開になる順番も暖かい地域からで、九州では3月末、北海道は4月末に満開日を迎え、お花見をする人々が一気に急増します。
幹事さん、しっかりお花見のセッティングはできましたか?(笑)
満開を迎えてからのお花見だと、料理や飲み物に散った花びらが入ってしまう可能性があるので、満開になる少し前のお花見がおすすめ!
ぜひあなたも事前に満開日を予想して、楽しいお花見を開催するのはいかがでしょうか♪
桜の期間を開花から散り際まで思いっきり楽しもう!
天候に恵まれた年でも、開花から二週間という短い期間で散ってしまう桜…。
美しい桜を見ていると心が癒され「理不尽なことが多い現実でも、前向きに生きていこう」と感じる人も多いのではないでしょうか。
第二章では、桜の花が咲いている貴重な期間を、開花・満開・散り始めに分けて、時期によっての美しさを詳しく解説していきます。
同じ桜を開花から散るまで見守り続けると、毎年いつごろ開花するのか予想ができるようになってきます。
そして散り際には「また来年も成長した姿で会いに来るからと」約束することもできますね♪
余すことなく桜が咲く期間を楽しみたいあなたへ…。
【開花】そして、三分咲き
開花 |
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三分咲き |
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引用 広前公園公式HP (画像のみ) |
桜は地域により決められた標準木の花が、5〜6輪咲いた状態で開花となります。
開花を待ちわびていた人は、可愛らしいつぼみの中に凛と咲く花を見つけて、春の訪れを感じることでしょう。
「卒業式には満開になるかしら」「入学式まで持つかしら」など、それぞれの思いで桜を見守るのは楽しいですよね♪
開花してから暖かい日が続くと、日に日に花の数が増えていき、あっという間に三割ほど花が咲いた三分咲きになります。
開花から三分咲きまでは、天候にもよりますがだいたい2日~3日ぐらいと考えて良いでしょう。
五分咲き、そして【満開】
五分咲き |
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満開 |
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引用 広前公園公式HP (画像のみ) |
三分咲きから五分咲きになるまでが長くて3日。
五分咲きから満開になるまでは、日に日に気温が上昇しているため、花が増えるスピードもアップします♪
つぼみと花が半分半分の桜は、間もなく満開を迎えることもあり、とても美しいですよね…。
そして桜は満開になり、私たちの疲れた心を癒してくれます。
夜桜も美しいですが、明け方の桜もとってもおすすめで、いつもより少し早起きして満開の桜を堪能するのはいかがでしょうか♪
【散り始め】桜はやはり散り際が美しい
散り始め |
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引用 広前公園公式HP (画像のみ) |
満開を告げられた桜は一週間ほどで徐々に散り始め、風が強い日があると一気に花吹雪が吹きあれます。
私は桜吹雪の中で散り際の桜を見上げると、なぜかいつも前向きな言葉の数々が思い浮かびます。
「来年こそ、もっともっと成長して桜を見に来たい。」
きっと同じように前向きに頑張ろうと感じる人が、他にもたくさんいるのではないでしょうか。
人を勇気づけるような不思議な力を持った桜の花、また来年必ず会いましょう♪
桜を東京で見るならどこ?おすすめスポットをご紹介♪
桜が咲くと、全国各地でお花見シーズンが到来します♪
今回この記事では東京にスポットを当てて、東京ならではの桜を見ることができる場所をピックアップしました。
東京には上野恩賜公園や千鳥ヶ淵、目黒川の夜桜など、たくさんの有名お花見スポットがあります。
ただせっかく東京で桜を見るなら、東京らしい桜を見てみたいと思いませんか?
ぜひ一度は行ってほしいスポット、厳選2選!
最終章は楽しく「THE東京・桜」を見ることができる、台東区と墨田区にまたがる隅田公園と、港区にある芝公園をご紹介します♪
【隅田公園】スカイツリーと桜
隅田公園は東京の隅田川沿いにある公園で、夏は隅田川花火大会が行われることでも有名です。
右岸は台東区浅草・花川戸・今戸、左岸は墨田区向島、二つの区にまたがっています。
隅田公園で桜を見ることをおすすめする理由は、東京の名所であるスカイツリーをバックに美しい満開の桜の写真が撮影できること!
右岸・台東区から見た桜 | 左岸・墨田区から見た桜 |
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引用 台東区役所公式HP | 引用 墨田区観光協会公式HP |
東京で桜を見るなら、ぜひスカイツリーと合わせて堪能してはいかがでしょうか♪
春のスカイツリーは、桜色にライトアップされることがあるので、夜桜と一緒に素晴らしい写真が撮影できますよ!
【芝公園】東京タワーと桜
私は東京タワーが大好きで、スカイツリーができた時にライバル意識を持ちました(笑)
港区にある東京タワーと桜のコラボレーション写真を撮りたいなら、もちろん芝公園!
引用 芝公園公式HP
東京と言えば東京タワー、まさに東京のシンボルである東京タワーと桜のツーショットは、芝公園に行けば必ず見ることができます!
引用 港区観光協会公式HP
港区に行けば芝公園に限らず東京タワーが目に入り、桜もたくさんあるため、通りでは最高のコラボレーション写真を撮る人がいっぱい!
ぜひ桜の季節には、港区に遊びに行ってみてはいかがでしょうか♪
まとめ
- 桜は開花から満開まで・満開から散るまでそれぞれ約一週間で葉桜になっていく
- 桜は暖かい地域から順番に3月下旬から4月中には開花し、満開日も九州が一番早い
- 開花したばかりの桜から、三分咲き・五分咲き・満開まで、それぞれの期間に魅力がある
- 桜の花が一番美しく見えるのは、散り始めた桜吹雪の中で見上げる散り際の桜
- スカイツリーと桜を一緒に見るなら、台東区と墨田区にまたがる隅田公園がおすすめ
- 東京で桜を見るなら、港区にある芝公園で東京タワーと桜のコラボレーションが一押し
毎年桜の花を見ることができる期間は短いですが、その美しい姿は日々の生活を駆け抜ける力を与えてくれている気がします。
一年後、どのくらい成長できているのかわかりませんが、その年の出来事を振り返りながら、また桜の花を見るのはいかがでしょう。
次の年には、花びらを追いかけてよちよちと歩く可愛らしい姿を、桜の木にも見せてあげることができますね♪