赤ちゃんを寝かしつけるとき「背中スイッチ」でお悩みの方は多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの背中スイッチの対策に、タオルを使った方法が効果的という声があります。
実際に効果はあるのか、どんな方法なのか気になりますよね。
この記事では、タオルを使った背中スイッチの対策のやり方と、実際に試した人の声もご紹介します。
また、タオル以外のグッズを使った背中スイッチの対策や、意外と知らない背中スイッチの原因も解説していきます。
赤ちゃんにも個性や個人差はありますが、お悩みの方はぜひ試してみてくださいね♪
目次
背中スイッチ対策のタオルの方法は4つ!原因も解説
特別なものを使わなくても、ご自宅にあるタオルで背中スイッチの対策ができます。
今回調べたところ、タオルを使った方法は4つありましたので一つずつご紹介していきます。
タオルを使った方法は、背中スイッチの対策に効果があると感じる人が多いようです。
背中スイッチが起こる理由やポイントも参考に、ぜひ実践してみてくださいね。
①体をタオルで包んだ状態でおろす
赤ちゃんをタオルで包んだ状態で抱っこして寝かしつけ、タオルに包んだまま布団やベッドにおろします。
シンプルな方法ですが、この方法が効果的なのには理由があります。
タオルで包むことで動きを抑制できるので、モロー反射が起きにくくなる効果も期待できますよ。
タオルをきつくし過ぎないことと、赤ちゃんの肌に合った素材を使うことに注意してくださいね。
②Uの字にしたタオルの上に寝かせる
タオルをくるくる丸めてUの字にセットし寝かせてあげると、背中が丸まった状態に近くなり背中スイッチの対策になります。
少し傾斜を作ってあげるのがポイントです。
Twitterでも効果があるとの声がありましたよ♪
https://twitter.com/nozua619/status/1184797248229527552?s=20&t=6xby2Xrw7B8FH1KX8M_JTw
引用 Twitter
③タオルを丸めて背中に挟む
タオルをくるくる巻き、赤ちゃんを横向きに寝かせ、巻いたタオルを背中に挟みます。
横向きにおろすのが難しいかもしれませんが、Twitterでは助産師さんにこの方法を教えてもらったという人もいるので試す価値ありですね。
④足の下に丸めたタオルを置く
赤ちゃんの足、膝の下あたりに丸めたタオルを置き、足がM字になるようにしてあげると、背中スイッチが起こりにくくなります。
この方法もシンプルですが、背中スイッチが起こりにくくなり、寝てくれる時間も長くなるという声がありました。
タオルを使った背中スイッチ対策は様々ありましたが、効果があると感じる人が多いので、試してみることをおすすめします♪
背中スイッチが起こる理由とポイント
背中スイッチの対策をご紹介しましたが、そもそもなぜ起こるのでしょうか。
背中スイッチは、自分の寝る場所が安全な場所かどうか確かめるという赤ちゃんの防衛本能によって起こります。
また、赤ちゃんは一人では生きていけないことを知っているという説もあります。
ママやパパから離れると、自分を守ってくれる人がいなくなったと泣いて危険を訴えているのかもしれません。
背中スイッチの対策でどの方法を行うにしても、注意するポイントがあるので以下を意識して実践してくださいね。
1.ベッドや布団を温かくしておく
抱っこされているときはぬくぬくで温かくても、布団やベッドがひんやりしていると背中スイッチが起こりやすくなる場合があります。
抱っこの状態との温度差を減らしてあげることがポイントです。
2.ねんねのルーティーンを決める
赤ちゃんを寝かしつけるルーティーンを決めることで、赤ちゃんにも「これからねんねするんだ」と認識させることができます。
寝る時間になったら部屋を暗くするなど、ねんねを意識させてあげましょう。
また、生活習慣のリズムを整えることで、寝かしつけのルーティーンがスムーズになります。
3.赤ちゃんが深い眠りに入ってからおろす
赤ちゃんは寝ている間、大人に比べてレム睡眠という眠りの浅い状態の割合が大きいといわれています。
レム睡眠は、寝ていても脳が起きている状態なので、少しの刺激で目を覚ましやすいです。
赤ちゃんが寝てもすぐにはおろさず、しっかり熟睡しているのを確認してからおろしましょう。
背中スイッチの対策で布団を使う方法とおすすめ2選
背中スイッチの対策は、タオルを使う以外に他の方法もあります。
この章では、布団を使った背中スイッチの対策をご紹介します。
布団を使った方法も背中スイッチ対策の効果は期待できるので、ぜひ試してみてくださいね。
抱っこ布団で抱っこして寝かしつける
赤ちゃんをそのまま抱っこせず、抱っこ布団の上に赤ちゃんを乗せて抱っこして寝かしつけ、抱っこ布団ごとおろします。
温まった抱っこ布団と一緒に赤ちゃんをおろせるので温度差も少ないですし、柔らかい抱っこ布団で姿勢の差も少なくできます。
また抱っこ布団は、おむつ替えの時などちょっとしたときに寝かせておくこともでき、1つは持っていると良いアイテムです。
引用 YouTube公式
抱っこ布団のおすすめ2選
抱っこ布団は様々ありますが、おすすめの2つをご紹介します。
①ベビーシャワー 抱っこ布団
ベビーシャワーの抱っこ布団は、日本製で綿100%なので素材が気になる人も安心して使えます。
カバーは取り外し可能で、カバーと共に中のクッションも洗うことができ清潔に保てます。
コンパクトで持ち運びもしやすく、使い勝手の良い抱っこ布団です。
②トッポンチーノ 抱っこ布団
トッポンチーノの抱っこ布団は、幼児教育者のマリア・モンテッソーリにより発明された抱っこ布団です。
トッポンチーノの特徴は、赤ちゃんが生まれてからすぐに使い始めることで、お母さんと赤ちゃん自身のにおいが染み込むことです。
これにより、赤ちゃんに自分の居場所として安心感を与えることができます。
コンパクトで持ち歩きも簡単ですし、フルオーガニックで柔らかな生地なので赤ちゃんの繊細な肌にも安心です。
ネットの口コミでは、サイズや生地感が良く、寝かしつけや授乳はもちろん、バウンサーに敷いているという声がありましたよ。
抱っこ布団を使うのは首が座るころまで
抱っこ布団は背中スイッチが起こりにくく、持ち運んで様々な場所でも使えて便利ですが、いつまで使えるのか気になりますよね。
抱っこ布団を使う目安は、新生児期から首が座る頃までです。
赤ちゃんが成長してくると、抱っこ布団から体がはみ出してしまいますし、寝返りができるようになると抱っこ布団からずれてしまいます。
使う期間は短いですが、少し赤ちゃんをおろしたいときや、実家や外食など出かけるときに重宝しますよ。
また、首が座っていない赤ちゃんを抱っこするのが不安なおじいちゃんおばあちゃんも、抱っこ布団があると楽に抱っこができます。
背中スイッチの対策に授乳クッションも!注意点あり
授乳クッションは、授乳やミルクの際に赤ちゃんの首や、ママの腕、肩の負担を軽減してくれるので使う人は多いでしょう。
授乳クッションは授乳の時だけに使う人もいるかもしれませんが、背中スイッチ対策としても使えます。
ですが、授乳クッションは授乳をするために作られているので注意が必要です。
授乳クッションを使う際には、注意点をしっかり確認して使うようにしましょう。
授乳クッションを使うメリットもあるので参考にしてくださいね。
授乳クッションを使った背中スイッチの対策
授乳クッションを使った背中スイッチ対策を、順を追って解説していきます。
寝かしつけた後、そのままベッドや布団におろすのではなく、一度授乳クッションで赤ちゃんに熟睡してもらうという対策です。
赤ちゃんが熟睡するまでずっと抱っこするのは大変ですが、授乳クッションで熟睡するのを待てるので、ママやパパの負担も減りますね。
授乳クッションのCカーブの切れ目にも別のクッションや丸めたタオルなどを置いておきましょう。
さらに、授乳クッションの真ん中の空いた部分にもタオルやブランケットを敷き、高さを調節します。
①赤ちゃんを抱っこなどで寝かしつける
これはタオルや抱っこ布団と同じですが、まずは、赤ちゃんに眠ってもらうことが第一歩です。
もちろん、授乳やミルクの時に授乳クッションで寝てしまった場合は、そのまま寝かせても大丈夫ですよ。
②眠ったら授乳クッションにおろす
赤ちゃんが眠ったら、赤ちゃんの肩から首を授乳クッションのCカーブに乗せ、お尻は授乳クッションの真ん中に埋めるようにおろします。
授乳クッションのCカーブの切れ目に置いたクッションなどに足を乗せて軽く曲げてあげましょう。
こうすることで赤ちゃんの背中が丸い姿勢になり、安心して眠ることができます。
赤ちゃんが熟睡するまで待ち、その間あなたは自由に過ごしてください。
【ポイント!】
授乳クッションの真ん中の空いたところの高さをタオルなどで調節し、赤ちゃんの首が苦しくないか確認しましょう。
④赤ちゃんが熟睡したら布団やベッドに移す
赤ちゃんが熟睡したら、いよいよ布団やベッドに移します。
赤ちゃんが熟睡していないのに移してしまうと背中スイッチが入りやすくなるので、焦らず行いましょう。
授乳クッションと赤ちゃんのお尻を支えてゆっくり持ち上げ布団やベッドに行きます。
布団やベッドで頭からゆっくりおろし、少しつらい体勢ですが赤ちゃんの上半身が授乳クッションに乗った状態で少しそのままにします。
赤ちゃんがしっかり眠っていることを確認し、頭の下に手を入れて少しづつ授乳クッションを取っていきましょう。
【ポイント!】
赤ちゃんをおろすときは頭からおろしましょう。
熟睡してから布団やベッドに移動することと、ゆっくり行うことが大切です。
以上が授乳クッションを使った背中スイッチ対策の方法です。
気になる人は授乳クッションの方法も試してみてくださいね。
授乳クッションの注意点とメリット
授乳やミルクの際に使うための授乳クッションで、そのままずっと寝かせることはよくありません。
タオルなどで高さ調節はしているものの、万が一背中がずり落ちれば体勢が苦しくなってしまうかもしれません。
授乳クッションで寝かせる場合は、目の届く範囲で行うことと、熟睡したら布団やベッドに移してあげましょう。
とはいえ、授乳クッションを使うことにはメリットもあります。
吐き戻しの防止
授乳やミルクの後げっぷをさせることはご存じだと思いますが、げっぷがうまく出ないこともあります。
授乳クッションを使うことで赤ちゃんの頭の位置は少し高くなっているので、吐き戻しを防ぐことができます。
背中の丸みを簡単に作れる
授乳クッションを使うことで、赤ちゃんが安心できる背中の丸い体勢が簡単に作れます。
これにより、赤ちゃんは熟睡しやすくなります。
授乳クッションの高さだけでは高すぎるので、高さ調節は忘れず行ってくださいね。
まとめ
- タオルを使った背中スイッチの対策は、赤ちゃんの体をタオルで包んだ状態でおろすなどがあり、効果を感じる人が多い
- 背中スイッチは赤ちゃんの防衛本能によるもので、寝る場所を温かくしておいたり、ルーティーンを決めたりするとより効果的
- 背中スイッチの布団を使った対策は、抱っこ布団に赤ちゃんを乗せた状態で抱っこして寝かしつけ、そのままおろす
- 抱っこ布団を使う期間は首が座るころまでと短いが、少しおろしたい時や外出時など様々なシーンで重宝する
- 授乳クッションでも背中スイッチ対策ができ、授乳クッションで熟睡したことを確認して布団やベッドにゆっくり移す方法がある
- 授乳クッションで寝かせる場合は目の届く範囲で行う必要はあるが、吐き戻し防止や簡単に背中を丸めた姿勢が作れるメリットもある
背中スイッチの対策でタオルを使った方法は、効果が期待できるのでおすすめです。
タオルを使う他にも、布団や授乳クッションを使う方法でも効果を感じる人は多くいました。
背中スイッチの対策で共通していることは、赤ちゃんの姿勢を伸ばさないことと、ベッドや布団におろす前に熟睡させることです。
私自身子供の背中スイッチに悩まされた一人ですが、今回調べてみて、様々な背中スイッチ対策があることに驚きました。
ご紹介した背中スイッチの対策の中であなたに合ったものを見つけて、日々の子育てを少しでも楽にしてくださいね。