健康的な小麦肌に憧れるけど、シミができるのは嫌だから紫外線は浴びたくない…
そんなお悩みを持つあなたにおすすめなのが、紫外線を浴びずに日焼け肌を手に入れる方法、「セルフタンニング」です。
「セルフ=自分で」「タンニング=日焼け」その名の通り、自らローションを塗るだけで、肌の色を小麦色に変えることができるのです!
実は、私もセルフタンニングの危険性が気になって、ずっと試せずにいたんです。
でも次の夏こそは使ってみたい!
…ということで、不安を解消するべく、セルフタンニングについて徹底調査!
この記事では、セルフタンニングの成分には危険性がないというご報告や、手順やコツの解説をまとめています!
おすすめ商品もご紹介しますので、最後まで必見ですよ。
目次
セルフタンニングは危険性なし!成分や仕組みを解説
結論からお話すると、セルフタンニング剤の主成分は皮膚への危険性がないものでした!
これから安心してセルフタンニングができるよう、簡単に解説していきます。
セルフタンニングの成分と黒くなる仕組み
セルフタンニングで肌が黒くなる働きをしているのは、「ジヒドロキシアセトン(DHA)」という成分です。
(※青魚などに含まれるドコサヘキサエン酸もDHAと略しますが、全くの別物。)
グリセリンを酸化させることで「ジヒドロキシアセトン」が生成されます。
ジヒドロキシアセトンが肌の角質層にあるタンパク質と反応し、角質を褐色に染めます。
角質層は、死んだ細胞が新陳代謝(ターンオーバー)で剥がれ落ちるまで人間の体に留まっている、肌の最も外側の部分です。
ジヒドロキシアセトンは、アメリカ合衆国の政府機関である米国食品医薬品局(FDA)で、皮膚への使用について安全性が認められています!
セルフタンニングを使うメリット
次に、セルフタンニングをするメリットをご紹介します。
セルフタンニングの最大のメリットは、紫外線リスクなしに日焼けしたような肌をゲットできる点です。
紫外線による人体への悪影響は以下の通りです。
- 将来的にシミ・ソバカスの原因になる
- 肌の老化(シワ・たるみ)の原因になる
- 肌質によっては赤くなりヒリヒリ痛い
- 日焼けしたあとに皮がボロボロむけて汚い
- 目の炎症を引き起こす場合がある
- 皮膚がんの危険性がある
米国・豪州・ブラジルなどの国では、「皮膚がん」になる危険性が高いとして、日焼けサロンの規制や年齢制限を設けています。
紫外線を浴びて日焼けをするには、太陽が出ていないといけませんよね。
昼間の天気が良い日に、わざわざ外で焼く必要があり、時間もかかります。
セルフタンニングなら、日光が不要なので、思い立ったら夜でも自宅で塗ることができます!
セルフタンニングは、1週間前後で肌の色が元に戻ります。
一方、日焼けをすると、程度や個人差によりますが、元の白い肌に戻るまで数週間~数カ月かかることも。
セルフタンニングなら「夏の間だけ、小麦色の肌になりたい!」なんてことも可能です!
一般的に日焼けサロンの料金は、30分あたり3,000円前後であることが多いようです。
一度で理想の肌の色に焼くのは無理なので、毎週1~2回ずつ通う必要があります。
日焼けサロン週1回通いを1ヶ月(4週間)続けると、【3,000円×4回=12,000円】かかります。
意外と高いですよね。
セルフタンニングローションは、1本3,000円前後のものが多いです。
重ね塗りの頻度にもよりますが、少なくとも「短期間だけ肌を黒くしたい!」という場合には、セルフタンニングの方が安く済みそうです。
セルフタンニングで緑色に!?色ムラなど失敗例を解説
セルフタンニングは自分でローションを塗る必要があるので、慣れるまでコツが掴みにくく、難しいと感じる方もいるかもしれませんね。
そこで、よく耳にする失敗例のご紹介と、対策について解説します!
【失敗例①】古いものを使って緑になった!
海外のニュースで、「古いセルフタンニングローションを使用したら、肌が緑色に変色してしまった」というものを見たことがあります。
幸い、ほどなくして元の肌の色に戻ったそうですが、もし自分の肌が緑色になってしまったら…と思うと恐ろしいですね。
古いタンニングローションを使用したことが緑になった原因のようですので、セルフタンニングするときは念のため古くないものを使いましょう。
【失敗例②】色ムラや塗り忘れが発生!
- ローションを塗ったら色ムラができてしまった
- 塗れていない部分があって、一部白い肌が残ってしまった
上記のような失敗例は、セルフタンニングで最も多い失敗例と言えるでしょう。
かっこよく見せたくてセルフタンニングしたのに、これでは台無しですよね…
ローションを塗るときは、色ムラを防ぐために適量を手に取るようにしましょう。
一度にたっぷり手に取ってしまうと、均一に塗るのが難しく、結果的に色ムラが発生してしまいます。
塗り残しが心配な方は、無色透明なローションよりも、色がついているタイプの商品を選ぶと、塗った場所が分かりやすいですよ。
【失敗例③】服に色が移ってしまった…
セルフタンニングは、ローションを塗ったあと、完全に乾くまで待機する必要があります。
乾ききっていないのに、服を着てしまうと、服に着色してしまう危険がありますよ。
もし服についてしまったら、速やかに洗うことをおすすめしますが、完全に落ちない場合も多いようです。
セルフタンニングをした直後に服を着るなら、白い服やピタッとした服を避け、色が濃いゆるめの服を着た方が安全です。
また、完全にローションが乾いて洗い流したあとは、基本的に服に色移りすることはないと言われています。
しかし、汗をかいて強く擦れたりすると、擦れた部分に色がつく場合もあるようです。
乾いたあとの色移りは、新陳代謝によって落ちた「着色した角質」が付着しているだけなので、洗濯すれば落ちると言われています。
セルフタンニングの塗り方から落とし方まで手順を解説
ここからは、一般的なセルフタンニングの手順について解説していきます!
塗り方から落とし方まで、実体験を交えながらご紹介すますので、これからチャレンジする方は参考にしてみてくださいね。
まずは準備をしよう!
セルフタンニングを始める前に、「用意するもの」と「やっておくこと」をご説明します。
- セルフタンニングローション
- ビニール手袋(任意)
- セルフタンニング用ミトンやスポンジ(任意)
手や爪が黒くなってしまうのを防ぐために、ビニール手袋の着用がおすすめです!
素手でセルフタンニングローションを塗ると、手にも着色してしまいます。
広範囲にまんべんなく塗り広げるために、専用のミトンやメイク用スポンジを使用する人もいますよ。
Amazonなど通販でも購入可能なので、定期的にセルフタンニングをする予定の方は、ミトンやスポンジを揃えておくのもアリです!
- 体を洗い清潔にしておく
- 塗る部分の水分は拭き取っておく
セルフタンニングは、肌の表面にある剥がれ落ちる前の角質(死んだ細胞)を染める仕組みです。
角質が多く溜まっている部分があると、周りより濃く着色して色ムラが発生する可能性があります。
(首などは濃くなりやすいと言われています。)
セルフタンニングローションを塗るときに、水分が残っている場合も、色ムラの原因になるので要注意です。
【やってみた!】塗り方の手順を解説
- セルフタンニングローションを適量手に取り、肌にまんべんなく塗り広げます
- 素手で塗った場合や、黒くする予定ではない部分にローションが付いた場合は、速やかに洗い流します
- 完全にローションが乾くまで、そのまま待機します
- 乾いたあと、洗い流す必要があるものとないものがあります
ローションを塗ると、数時間で肌が褐色に変化しますよ!
出来上がりの色が薄いと感じる場合には、数日おきに同様の手順で重ね塗りします。
色ムラができてしまった場合も、重ね塗りしていくうちに気にならなくなることが多いようです。
今回、実験のために、小さい範囲でタンニングローションを塗っていきます!
私が使用したのは、Amazonで購入した「ブロンズターナー」という商品です。
無色透明のサラサラした質感で、甘い感じの香りがします。
私は、そこまで臭いと感じませんでした!
元の肌はこんな感じです。
こちらに、ローションを塗ってみます。
塗ってすぐの時点では、どこに塗ったのかわからないような感じです。
見る角度によって、乾いていない部分が光にあたってキラキラしています。
このまま、完全に乾くまで待ちます!
どこにも触れないように待つのが意外と難しいのと、冬場は結構寒いです…
なお、ブロンズターナーは乾燥後の洗い流しは不要だそうです。
【翌朝】
期待以上に、黒くなりました!
実験のために、左側は適量をまんべんなく塗り、右側は「濃くしたい!」と思って多めにベチャッと塗ってみました。
結果、多めに塗った右側は、色ムラが出来てしまいました。
やはり、適量をスーッとまんべんなく塗るのが、綺麗に仕上げる近道のようです!
落とす方法は「待つのみ」
セルフタンニングの落とし方ですが、染色した角質が剥がれ落ちるのを「待つのみ」です。
だいたい1週間程度で、新陳代謝によって角質がはがれた部分から、色が元に戻ってきます。
落とし方がないからと言って、肌をゴシゴシ擦るのは、肌を傷つける恐れがあるのでおすすめしません!
セルフタンニングが落ちるまで、普段の生活では肌の黒さを隠したい場合は、長袖の服を着てしのぐしかなさそうです。
セルフタンニングのコツ
セルフタンニングのコツについて、私よりも経験豊富な友人達に教えてもらったのでご紹介します!
肌の色を濃くしたいときは、1日おきに複数回重ね塗りをするそうです。
重ね塗りをしている期間の入浴は、一部分だけ角質を落とし過ぎないように、均一の力で体を洗うのがポイントとのこと。
この方は、背中も綺麗に塗るために、人にお願いして塗ってもらっていたそう。
もし家族など、協力してくれる人が周りにいるのなら、始めからお願いしてしまうのが良さそうです!
でも、一人暮らしだったり、恥ずかしかったりで、なかなか人に頼めない場合もありますよね…
自分ひとりで背中も綺麗にセルフタンニングしたいときの方法について、解説している動画を発見したので、ご紹介します。
引用 YouTube
セルフタンニング用のミトンにハンガーを挿して、孫の手の要領で塗っていくそうです!
動画を見ていると、意外と塗りやすそうです。
是非お試しあれ♪
セルフタンニングローションおすすめは?特徴を解説!
最後に、日本で買えるセルフタンニングローションをいくつかご紹介します!
夏場は、薬局などで買えることもあるようですが、ネット通販なら色々な種類の商品から選べるのでおすすめです。
ブロンズターナー
この商品は、ローションタイプのセルフタンニングです。
無色透明でサラッとした質感なので、ローションを簡単に塗り広げることができます。
口コミも上々で、「黄色っぽくならず、好みの色になった」という声が目立ちました。
プロタン
この商品は、スプレータイプのセルフタンニングです。
「即効性があり、すぐに黒くなる」という口コミが目立ちました。
スプレータイプは塗るのに若干のコツが要るようですが、何度も重ね塗りする手間を省きたい方におすすめです。
タンニングジェルKURO
この商品は、ジェルタイプのセルフタンニングです。
ダンスの演出用に作られた商品で、「しっかり黒くなる!」という口コミが目立ちました。
ジェルタイプは乾きにくいというデメリットもありますが、しっかり色を黒くしたい方におすすめです!
【番外編】ティントより便利?!アイブロウ登場
消えにくい眉を描くアイテムとして「眉ティント」がありますが、剥がすときに眉毛が抜けてしまうこともありました。
この商品は、セルフタンニングと同じ仕組みなので、アイブロウとして眉を描くだけで肌が染まって「落ちにくい眉」が完成します!
カラー展開は、ブラウン・ダークブラウンの2色です。
まとめ
- セルフタンニングは、角質を染めることで肌を黒くしている
- セルフタンニングの主成分は、肌への安全性が認められている
- 紫外線リスクゼロで日焼け肌を手に入れられるのがメリット
- 適量を地道に塗っていくのが、綺麗な小麦肌を手に入れる近道
- セルフタンニングは1週間程度で自然と落ちる
- セルフタンニングローションはネットで買うのがおすすめ
- 商品によって特徴があるので、好みや目的に合わせて選ぶと良い
この記事では、セルフタンニングの危険性に関する話題を中心に、塗り方のコツ・おすすめ商品もご紹介してきました!
私は「肌を変色させる」ということに漠然と恐怖を感じていましたが、仕組みを知れば、安心して試すことができました♪
あなたも、セルフタンニングで健康的な小麦肌を手に入れてみませんか?