最近、玄関や車の鍵はスマートキーが多くみられます。
スマートキーは便利ですが、鍵が大きいといった印象があります。
私は、スマートキーをどうやって持ち歩くのだろうと疑問に思っていました。
あなたは、スマートキーをどうやって持ち歩くようにしていますか?
この記事では、スマートキーのケースについて、タイプ別にご紹介します!
そして、スマートキーの持ち歩きには重要なポイントがあります。
実はスマートキーをケースに入れずに持ち歩くことには、リスクが潜んでいるんです。
便利なスマートキーが原因で嫌な目に遭遇することは避けたいですよね。
リスクを防ぐために、スマートキーをどうやって持ち歩くのがよいのか解説します!
また、便利なスマートキーは玄関に簡単に後付けできるので、おすすめ商品をご紹介します!
目次
スマートキーはどうやって持ち歩く?キーケースがよい
便利なスマートキーは精密機器なので、丁寧に扱うことが大切です。
最近は様々な種類のスマートキーのキーケースが発売されています。
スマートキーケースの種類、補足情報で車と玄関のスマートキーの仕組みについて紹介します!
スマートキーケースの種類をタイプ別に紹介
スマートキーケースの種類は意外とたくさんありますが、簡単にまとめると5つ。
- ファスナーで開閉するタイプ・・・大容量タイプが多い
- ボタンで留めるタイプ・・・二つ折り、三つ折り式がありスリムで持ち運びやすい
- フック式・・・頻繁にスマートキーを取り外す人向け
- リング式・・・複数のキーを持っていて、それぞれをしっかり固定できる
- 窓つきタイプ・・・ボタン操作用の窓から、ケース入れたままでキーの操作ができる
それぞれのキーケースの特徴について解説します!
スマートキーケースは、ICカードを収納できるスペースがある物など、機能性が充実している商品が多いです。
車と玄関用で、スマートキーを2個持っている方のために、2個装着できるタイプもあります。
車のスマートキーは電波を悪用した盗難を防ぐために、電波遮断機能がついている商品もあります。
何のスマートキーを何個持っているかによって、どうやって持ち歩くのか選択肢が変わってきます。
スマートキーをどうやって持ち歩くのかを考える前に、車と玄関のスマートキーの特徴を紹介します!
車のスマートキーとは?
車のスマートキーとは鍵を使用せずに車のドアの解錠や施錠やエンジンスタートができる電子タイプの鍵のことです。
文章で説明しただけでは、理解するのが難しいですよね?
車のスマートキーの特徴について簡単に説明します。
大きな特徴は、車とスマートキーのそれぞれに電波の発信機と受信機が組み込まれていることです。
そのためスマートキーを持って車に近づくと、車とスマートキー間で電波の送受信が行われてドアの解錠や施錠ができます。
車のスマートキーの便利な点は3つ。
- ポケットにスマートキーを入れたままで車のドアの解錠ができる
- 車から離れるとドアの施錠ができる
- 鍵穴にキーを入れることなくエンジンスタートができる
荷物を持っていて両手がふさがっている時など、とても便利ですよね!
玄関のスマートキーとは?
玄関のスマートキーとはスマートキーを持って玄関ドアに近づくと解錠し、離れると施錠するタイプの鍵のことです。
車のスマートキーと同様、帰宅時など荷物を持っていて両手がふさがっている時に、とても便利ですよね!
玄関のスマートキーの特徴はメーカーごとに異なりますのでいくつかタイプを紹介します。
- スマートキーと玄関ドアの鍵のIDが一致した場合に作動するタイプ
- 顔認証機能が付いており、登録した顔が一致した場合に作動タイプ
- スマートフォンアプリで管理できるタイプ
玄関のスマートキーは後付けできるタイプもあります。
こちらについては「スマートキーの後付けで玄関ドアの開閉を楽にできる!」の章で紹介しています。
スマートキーは便利ですが、スマートキーの特徴である電波の送受信を悪用して盗難被害が増えています。
盗難被害対策になるスマートキーケースについて紹介します!
スマートキーは電波遮断ケースに入れよう!理由を解説
盗難被害防止対策には電波遮断ケースがおすすめです!
電波遮断の重要性について紹介します!
電波遮断は盗難防止対策ができる!
あなたは「リレーアタック」という言葉を聞いたことはありますか?
リレーアタックとは、スマートキーから発する電波を悪用して車を盗難する手口です。
車のスマートキーは常に微弱な電波を発しており、リレーアタックの原因になります。
本来なら車に近づかなければ認識されることはありませんが、特殊な機器を使うと微弱な電波をキャッチすることができます。
キャッチした電波を増幅させて、電波を車まで中継してドアロックの解除やエンジンの始動を可能にします。
せっかく購入した車を盗難される最悪の事態を防ぐために、電波遮断をすることが重要です!
一方で、玄関のスマートキーは車のように常に微弱な電波を発しているタイプが少ないです。
玄関のスマートキーは、リレーアタックの被害に合う可能性が少ないと言われています。
玄関のスマートキーが電波を発するのは、リモコンのボタンやドアハンドルのボタンを押した時のみの場合が多いからです。
メーカーによっては常に電波を発しているタイプがありますが、玄関に鍵を置き忘れない限り、盗難の心配はありません。
もし、鍵を玄関に置き忘れたとしても、置き忘れ防止機能が働いて、ドアの施錠ができません。
玄関のスマートキーも電波遮断をすることをおすすめします!
電波遮断は電池の消耗を防ぐことにも繋がる!
電波を発する電子機器の近くにスマートキーを置くと、頻繁に電波を出して電池を消耗させてしまいます。
最近はスマートフォンが主流で、パソコンで仕事をしながら、スマートフォンを使用するという場面も多いのではないでしょうか?
スマートキーをポケットに入れてスマートフォンと一緒に持っていたり、パソコンのすぐ近くに置いたりすることがありませんか?
車のスマートキーは常に微弱な電波を発していて、電子機器の電波と頻繁に反応することがあり、電池を消耗させる原因となります。
スマートキーの電池が無くなってくると、車の開閉の反応が悪くなるし、電池交換が多くなると面倒ですよね。
電池の消耗を防ぐためにも、電波遮断をすることをおすすめします!
電波遮断をする方法は主に3つ。
- 電波遮断キーケースに入れてスマートキーを持ち歩く、保管する
- パソコン、スマートフォン、テレビなどの電子機器の近くに置かない
- スマートキーの電力モードを変更し、微弱な電波を出さないようにする
(※3は車のスマートキーで設定が変更できるタイプに有効です)
電波遮断キーケースは、ダイソーなどの100均一やインターネット通販で購入することができます。
盗難や電池の消耗を防ぐことに繋がる、電波遮断キーケースをタイプ別に紹介します!
電波遮断キーケースをタイプ別に紹介!
スマートキーケースは、年々種類が豊富になっており、おしゃれな商品が多くあります。
中には持ち運び用のための商品があり、電波遮断機能が付いていないことがあります。
車用のキーケースを購入する際には、電波遮断スマートキーケースであるかどうか、注意して確認をしましょう。
リレーアタック防止機能付きと明記されていることもあります。
電波遮断スマートキーケースをタイプ別に3つ紹介します!
車を2台持っていて、2つのスマートキーを持ち歩く方は、2個収納できるタイプがおすすめです!
ポーチタイプは薄型の商品もあるので、ポケットに入れて持ち運びたい方、フックをかばんに引っ掛けて持ち運びたい方におすすめです!
ポーチの開閉が煩わしいと思う方は、キーホルダー式がおすすめです!
玄関のスマートキーは常に微弱な電波を発していない商品もあるので、おしゃれなスマートキーケースを選んでもよいでしょう!
また、玄関のスマートキーは後付けすることもできます。
スマートキーを後付けしてキーケースが必要になった時は、選び方を参考にしてみて下さい!
スマートキーをどうやって持ち歩くか迷った時は、電波遮断キーケースをおすすめします!
玄関のスマートキーの後付けについては次の章で紹介します!
スマートキーの後付けで玄関ドアの開閉を楽にできる!
玄関ドアのスマートキーは後付けできます!
一軒家やマンションを購入した当時は、スマートキーではなかった方でも、後付けタイプのスマートキーを取り付けできるドアがあります。
配線工事不要!後付け用スマートキー3選!
スマートキーを取り付けしたいけれど、工事ができない方には、配線工事不要で取付できる後付けスマートキーがおすすめです。
おすすめ商品3選をご紹介します!
【特徴】
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引用 LIXIL公式HP |
【特徴】
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【特徴】
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機能がよいだけではなく、デザインがおしゃれな商品も多くあるので、好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
取付できないドアもあるため、購入される前には、ご自宅のドアに取付できるかどうかを確認しましょう。
スマートキーは便利な商品であることが分かりました。
便利さがゆえに困ることもあるので、スマートキーのデメリットについても紹介します。
スマートキーのデメリット!困った事例もある
スマートキーを実際に使ってみて、便利で快適なことが多い一方で、困った事例もあります。
- スマートキーは車も玄関も、鍵を持ち出し忘れて外出してしまうと中に入れない
- 電池交換を怠ると、電池切れを起こして鍵が急に使用できなくなる
- 経年劣化でドアの歪みや隙間があるとオートロック機能が作動しないことがある
- 特に車のスマートキーはリレーアタックに注意が必要
スマートキーの持ち出し忘れやリレーアタックを防ぐためにも、スマートキーケースの利用をおすすめします。
急にスマートキーが使えなくなって、困る事態が起きる前に電池交換を行いましょう。
スマートキーの電池交換の目安は、リモコンを押した時に反応が悪くなったと思ったら、交換のサインです。
せっかくスマートキーを取り付けたのに、作動しないという事態は避けたいですね。
玄関ドアにスマートキーを取り付ける際は、玄関ドア本体に歪みや隙間がないか、あらかじめ業者に確認してもらいましょう。
まとめ
- スマートキーケースは種類が豊富なので、用途に合わせて選ぶことができる
- 車と玄関のスマートキーは仕組みや特徴が異なる
- 電波遮断スマートキーケースはリレーアタック対策になる
- 電波遮断スマートキーケースは電子機器の電波反応による電池の消耗を防ぐことができる
- 玄関のスマートキーは後付けすることができて、配線工事が不要の商品もある
- スマートキーは鍵の持ち出し忘れや電池切れを起こすと急に使えなくなるので注意が必要
スマートキーは便利な商品ですが、注意も必要です。
盗難や紛失を防ぐために、スマートキーケースに入れて持ち運びましょう。
スマートキーケースは、電波遮断スマートキーケースがおすすめです。
玄関のスマートキーは常に電波を発していない商品もあるので、必ずしも電波遮断スマートキーケースである必要はありません。
スマートキーケースは様々な種類があります。
用途や自分好みのデザインの商品を探して、スマートキーをどうやって持ち歩くか決めてみてはいかがでしょうか。