スムージーを毎日飲むと危険だという理由は、栄養分の偏りです!
同じ栄養分を多く含む食材を毎日使ってスムージーを作っていたら、栄養は偏り、ひどい場合は栄養分自体が破壊される危険性もあります。
では逆に、毎日きちんと栄養の組み合わせを考え、レシピを変えていたらどうでしょう?
スムージーを正しく作って飲めば、美容効果・ダイエット効果・便秘解消効果など、たくさんのメリットがあります♪
この記事では「スムージーを毎日飲むと危険だ!」という心配を、解消してもらいます!
心配解消のための徹底解説と、スムージーをどんなレシピで作り、どう飲めば効果を最大限に活かせるかを教えますね♪
目次
スムージーを毎日飲むと危険だといわれている理由
今やスムージーは大変人気が高く、毎日の習慣として飲んでいる人も、少なくありません。
スムージーを毎日飲んでいて、一番危険だと言われているのは、お気に入りだからと同じ野菜やフルーツを毎日使い、栄養分が偏ること。
他にも、タンパク質や鉄分などの栄養分があまり取れないことも、危険といわれている理由のようです。
最初の章では、スムージーを毎日飲むと、どんな危険があるのか、しっかり理由を説明します。
理由①栄養分の偏りが起こりがち
スムージーを作る時に、フルーツや野菜と一緒に、肉や魚を混ぜ込む人はいないです。
スムージーを飲むだけでは、タンパク質や脂質が豊富な肉や魚の栄養分は補えません。
例えば、ダイエットに良いとされる、定番のグリーンスムージーを作る時の食材は…
ほとんどが炭水化物で、しかもコストもかからないため、飲み続けやすいと言えます。
ダイエットのためにと、グリーンスムージーを毎日飲み続けた場合、タンパク質が足りなくなり、筋肉の生成に影響が出てきます。
また、朝スムージーが良いと言われていますが、野菜だけで作ってしまうと腹持ちが悪いため、後でたくさんご飯を食べてしまうという悪循環。
栄養分の偏りを防ぐなら、きちんと食事で他の栄養分も補って、プラスしてスムージーを飲むようにしましょう。
そして、毎日同じ食材で作ったスムージーを飲まないこと!
理由②アレルギーを誘発する恐れ
遅延型フードアレルギーは、数日後から数週間後にアレルギー症状が現れます。
すぐにアレルギーを引き起こす可能性がある食材も、スムージーを作る時にはたくさん使われています。
アレルギーを起こしたことがない食材でも、毎日食べたり飲んだりしていると、遅延型フードアレルギーになる可能性があります。
【注意が必要な食材】
バナナ・メロン・パイナップル・ごま・ヨーグルト・牛乳など
アレルギーを誘発する可能性が高い食材を、毎日レシピも変えずにスムージーに入れることは、絶対に避けて下さい。
健康のためにスムージーを飲んでいるのに、毎日同じ食材で作っていると、本当に逆効果になってしまいますよ!
毎日スムージーを飲むなら、食材の組み合わせをしっかりと考えて作りましょう。
理由③糖分の過剰摂取につながる
色々なフルーツをたくさん入れたスムージーは、甘くて冷たくて最高に美味しいですよね♪
ただ残念なことに、甘くて美味しいフルーツって、ビタミンは豊富なのですが、たくさんの糖分が含まれています…(笑)
甘いフルーツだけを使ってスムージーを作ると、1日の平均摂取カロリーを、あっという間に超えてしまうので大変!
ぜひこの目安を忘れずに、食材を組み合わせて作って下さい。
1杯で150kcalを超えるスムージーを、1日に何杯も飲んでいたら、糖分の取り過ぎでとても危険です。
糖分の摂り過ぎは、お腹をこわす原因にもなるため、細心の注意をはらいましょう。
甘くて美味しいからと、フルーツばかりを入れて作るのではなく、野菜なども組み合わせて作りましょうね!
カロリーが低くても、スムージーを飲むのは1日1杯がベストです♪
理由④身体が冷えてしまう可能性
スムージーを毎日飲む人は、1日1杯を目安にしている人が多いので、食材が余ることも多いです。
余った食材を長持ちさせるためには、冷凍するのが一番良いのですが、凍ったままスムージーを作ってしまうと身体は冷えますよね。
朝起きたばかりで、胃腸が目覚めてないうちに冷たいスムージーを飲んでしまうと、なかなか体温が上がりづらくなります。
身体が冷えると便秘がちになってしまったり、脂肪が燃えにくくなったり、デメリットばかりですよね。
どうしても冷たいスムージーを飲みたい時は、胃腸が活発に動いている日中にすると良いでしょう。
アイスクリームを朝から食べる強者を、私は見たことがありません(笑)
冷たいスムージーを飲む時は、しょうが汁を一緒に入れると、体温を上げてくれる効果があるので、とってもおすすめですよ♪
食材を小分けにして冷凍し、出来るだけ解凍してから、スムージーを作りましょう。
スムージーを毎日飲んだら素晴らしいことに効果あり!
危険ではない正しい飲み方をすれば、スムージーを毎日飲んでも安心です♪
スムージーには、たくさん良い効果があるとされていて、美容や美肌に効果があるのはもちろん、ダイエットや便秘解消にも役立つ優れもの!
最近では、スムージー専門店も増えてきて「毎日会社に着く前に1杯!」など、出勤前にお気に入りのお店で一息つく人もたくさんいます。
この章では、それぞれの目的に合った食材の組み合わせを紹介し、スムージーの効果を存分に発揮するための方法を解説します♪
美容・美肌に効果的
【効果がある食材】 | |
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【おすすめの組み合わせ】 | |
【グリーン】
【レッド】
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管理栄養士がおすすめしている、美容や美肌に効果的なスムージーの組み合わせを、いくつかピックアップしてみました♪
やはり美容・美肌に効果が期待できるのは、定番のグリーンスムージーです。
アンチエイジング効果がある、豆乳やきな粉などのイソフラボンに、カリウムがたっぷりなバナナでむくみ改善なんて最高の組み合わせ。
グリーンスムージーの中で、特に試してもらいたいのは、キウイ・キャベツ・パセリをMIXした、美肌や美白効果てんこ盛りスムージー(笑)
レッドスムージーの中にも、おすすめしたい組み合わせが…。
抗酸化力を持つアサイーと、カリウムと食物繊維が豊富なバナナ、イソフラボンたっぷりの豆乳を混ぜて、最強の老化防止スムージー!
最大の美容・美白効果を発揮してくれる食材は、ビタミンCが豊富な生ブロッコリーと生カリフラワー。
スムージーは生の野菜を使うので、加熱することにより壊れてしまいやすいビタミンCを、余すことなく吸収できて、美容効果が抜群です!
ダイエットに効果的
【効果がある食材】 | |
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【おすすめの組み合わせ】 | |
【クール】
【ホット】
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スムージーがダイエットに効果がある理由は、1日の食事の1食分を、スムージーに置き換えることが出来るからです♪
置き換えダイエットでスムージーを取り入れるのは、今ではとっても有名ですよね。
スムージーは普段の食事で摂取しにくい、ミネラルやビタミンをたくさん吸収できるため、置き換えダイエットに最高なんです。
カロリーを抑えながら作ることも可能ですし、腹持ちが良い食材をMIXして作ることも、スムージーなら自由自在!
朝食をスムージーに置き換えるのが良いようですが、紫外線を吸収しやすいソラレンが含まれるキウイは、朝や昼には使わないようにしましょう。
バナナなど自然な甘みを含む腹持ちの良い食材と、脂肪燃焼に効果があるケールを一緒に入れると、相乗効果抜群♪
ホットスムージーもおすすめで、身体を中から温めて脂肪燃焼に効果を発揮してくれます!
ただ、ダイエット効果を期待するなら、糖分を足すのは良くないので、食材の自然な甘みを美味しく味わいましょう。
きな粉や豆乳などの大豆製品や、ごまや酒粕も自然な甘みを出してくれるので、上手にMIXしてスムージーを作ってみて下さいね♪
便秘の解消に効果的
【効果がある食材】 | |
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【おすすめの組み合わせ】 | |
【グリーン】
【フルーツ】
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食材を生のまま使って作るスムージーは、野菜やフルーツに含まれる食物繊維を、まるごと摂取しながら飲むことが出来ます。
また、生のままの食材をミキサーにかけて飲むことにより、酵素を摂取することが可能。
酵素は腸内環境を整えてくれる作用があるため、便秘解消のために、とっても良い働きをしてくれますよ。
食物繊維や酵素を効果的に摂取できるスムージーは、便秘解消にピッタリで、便秘に良いヨーグルトや牛乳と混ぜて作れば効果的♪
ビーツやアロエの葉、パイナップルやバナナなども、ぜひ取り入れてみて下さい。
特におすすめなのは、便の水分量を上げてくれるソルビトールを多く含んだプルーンで、便秘解消に効果抜群♪
小松菜とヨーグルトを合わせれば、とっても美味しく、高い効果も期待できます。
ただ、便秘解消が目的でスムージーを飲むなら、身体が冷えているとよくないため、ぜひ常温で飲みましょう!
スムージーを作る食材の組み合わせは無限にあるので、ぜひあなた好みのスムージーが出来あがりますように♪
スムージーを毎日飲むならレシピを時間帯でチェンジ!
スムージーを毎日飲むなら、日々のレシピを上手に変えて、バリエーションを豊かにすることが大切です。
例えば、スムージーを飲む時間が毎日違ったとしても、全く問題ありません。
スムージーを飲む時間帯も上手に使って、毎日のレシピを変えることができたら、より良い効果が期待できるため、大変おすすめです♪
最終章では、食材の栄養分を最大限に吸収するために、時間帯別スムージーおすすめレシピを紹介します♪
スムージー【朝】飲む人におすすめレシピ
- バナナ+パパイヤ+豆乳
- かぼちゃ+コーヒー+牛乳
- 長芋+バナナ+ごま+豆乳
- りんご+アボカド+ヨーグルト
- マンゴー+バナナ+ブロッコリー+小松菜+ヨーグルト
朝スムージーのレシピに取り入れたい食材TOP3は、バナナ・かぼちゃ・山芋で、もちろん常温で飲むのがおすすめ。
どう考えても朝の一押し食材は、腹持ち良し・栄養良し・食物繊維豊富のバナナしかありません(笑)
朝は糖分を控えたスムージーを作りたいので、自然な甘みがあり腹持ちの良いかぼちゃを取り入れてみて下さい。
かぼちゃはアンチエイジングに効果抜群で、コーヒーや牛乳をプラスして、ホットスムージーで吸収率を高めるなんていかがでしょう♪
長芋は野菜ベースだけでなく、フルーツベースのスムージーにも合わせやすく、便秘解消にもってこいの、とてもありがたい食材です。
腹持ちも良く、朝スムージーのレシピに大人気で、ぜひとも取り入れて便秘とおさらばして下さい♪
スムージー【昼】飲む人におすすめレシピ
- アサイー+マンゴー+バナナ+小松菜+牛乳
- りんご+にんじん+ヨーグルト
- ミックスベリー+ビーツ+ヨーグルト
- トマト+バジル+カリフラワー+豆乳
- プルーン+ブルーベリー+レモン汁+豆腐
昼スムージーのレシピに取り入れたい食材は、甘くて美味しいフルーツで、日中は胃腸が活発に動いているので冷やして飲んでもOKです♪
大人気スーパーフードのアサイーには、ポリフェノールや食物繊維が多く含まれ、美肌から便秘まで幅広い効果があります。
栄養分の高いアサイーは、胃腸が活発に動いている、吸収率が良い昼のスムージーに取り入れて下さい♪
りんごやにんじんは糖分も多いですが栄養抜群で、昼スムージーのレシピに組み込んでも、全くこわくありません(笑)
甘ずっぱいミックスベリーも、美容やダイエットに最適なので、ぜひ吸収率が良い昼スムージーに、組み込んでほしい食材です。
スムージー【夜】飲む人におすすめレシピ
- キウイ+生姜+オリーブ+豆乳
- ゴールデンキウイ+マンゴー+セロリの葉+ココナッツミルク
- トマト+豆腐+生姜+オリーブオイル
- いちご+小松菜+豆乳+牛乳
- ブルーベリー+ほうれん草+ヨーグルト
夜スムージーのレシピに取り入れたい食材TOP3は、キウイ・トマト・生姜で、もちろんホットか常温で飲むのがおすすめ。
キウイは紫外線に大敵のソラレンが含まれているため、太陽が出ている時間を避けなければいけない分、ぜひ夜に取り入れてほしい食材♪
トマトには抗酸化作用に優れているリコピンが多く含まれているため、一日の疲れを癒して、身体の調子を整えてくれます。
リコピンは油と混ぜて摂ると吸収率が上がるため、トマトとオリーブオイルは一緒に、夜スムージーのレシピに組み込みましょう。
次に生姜もおすすめで、身体を温めてくれる作用があるため、冷え性の人や、寒い冬の夜に飲んでみて下さい♪
まとめ
- 毎日同じ食材でスムージーを作ると、栄養分の偏りやアレルギーを誘発する危険がある
- スムージーを毎日飲むなら糖分の摂り過ぎに注意し、起きてすぐに冷やして飲むのはNG
- 美容・美肌効果が期待できるのは、グリーンスムージーとレッドスムージー
- スムージーで置き換えダイエットをするなら、食事の中で足りない栄養分も補うこと
- 便秘解消だけでなく、朝や夜のスムージーは、出来るだけ常温で飲むのがおすすめ
- スムージーを飲む時間帯により、レシピに取り入れたい食材や、避けたい食材が違う
スムージーの魅力を伝える記事ではなく、スムージーを毎日飲むと、どんなふうに危険なのか解説する記事でしたが、いかがでしたか?(笑)
スムージーは、美容・ダイエット・便秘解消など、色々なことに効果がある、魅力たっぷりな最強アイテムだということがわかりましたね!
危険なことに注意すれば、明日から毎日スムージーを飲んでも安心なので、食材を自分好みにアレンジしてみてはいかがでしょうか♪