水仕事やアルコール消毒が原因で、日中にハンドクリームを塗ってもあまり保湿されないという方は多いでしょう。
なかなか手荒れが良くならないと「就寝時に手袋をつけて保湿しようかな」と思う方もいるはずです。
就寝時につける手荒れをケアしてくれる手袋は、素材や季節によって選ぶと、より力を発揮してくれます。
また、手荒れして乾燥がひどい場合には、ハンドクリームとの併用がおすすめです。
そこで本記事では、乾燥がひどい手荒れをケアするポイントや、100均とネットショップで買えるおすすめの手袋をご紹介します。
自分に合う手袋を就寝時につけて、手荒れをケアしましょう!
目次
手荒れ用手袋は就寝前にハンドクリームを塗って使おう
手荒れの原因は、手肌が乾燥して角層の柔軟性が無くなるから。
就寝時に手袋をつけると、手袋がラップのような役割をして手肌の乾燥を防ぎ、手荒れケアができます。
手荒れケアにおすすめの手袋を知りたい方は、手荒れケアの手袋は100均で買える!実際につけてみたからご覧ください♪
就寝時に手袋をつけるときのポイント
一日の終わりに、ハンドクリームをたっぷり塗って保湿してから、手袋をつけて就寝しましょう。
このとき、ハンドマッサージをしてリラックスするのも良いですね♪
特に乾燥が気になる指先やつめの根本部分には、しっかりクリームを塗りこみましょう。
余裕があれば、ハンドクリームを塗る前に化粧水を手肌に浸透させるのもおすすめです。
基礎がしっかり保湿されているので、ハンドクリームで覆うことで水分を閉じ込め、さらに保湿力アップ!
つける手袋は、少し大きめの通気性に優れたものを選びましょう。
手袋の素材は、綿やシルク、麻などがあるので、それぞれの特徴をふまえて適切なものをつけましょう。
手袋をつけて就寝すると、次のような良いことがあります♪
- ハンドクリームの成分が浸透しやすくなる
- ハンドクリームが寝具に付くのを防ぐ
- 無意識に手をかきむしって、手荒れを悪化させるのを防ぐ
ハンドクリームの有効成分をチェックしよう
手袋をつける前に塗るハンドクリームは、どんなものを選べば良いのでしょうか。
ハンドクリームを選ぶ際は、配合されている有効成分に注目しましょう。
大きく分類すると、「保湿系」「ビタミン系」「尿素系」のハンドクリームがあるので、手荒れの症状によって選びましょう。
タイプ | 手荒れの症状 | 有効成分 |
---|---|---|
保湿系 | 乾燥によるかさつき |
|
ビタミン系 | ひび割れやあかぎれ |
|
尿素系 | 皮膚が固くなったゴワつき |
|
パッケージを見て、自分の改善したい手荒れの症状に有効な成分が入っているか、確認しましょう。
手荒れが改善しないときは皮膚科を受診
手荒れケアに、手袋をつけて就寝することは有効な手段ですが、治らない場合は皮膚科を受診しましょう。
市販のハンドクリームは、タイプ分けされているとはいえ、幅広い症状に効くように色々な成分が混じっています。
ピンポイントで「あなたの症状」に対してのケアは、処方薬よりも薄くなります。
セルフケアで手荒れが良くならない場合は、放置せず皮膚科を受診して、適切な治療を受けましょう。
手荒れケアの手袋は100均で買える!実際につけてみた
就寝時に手肌を保湿して、手荒れケアできる手袋は100均で購入できますよ!
ダイソーの「保湿用グローブ」(税込110円)を実際に使ってみました。
ダイソーの保湿用グローブはタッチパネルの操作が可能
ダイソーの「保湿用グローブ」は、ピンクとグレーの2色展開で、私の行った店舗ではピンクがラスト1点でした!
女性用フリーサイズ(全長23㎝)なので、男性や手の大きい方には窮屈に感じるかもしれません。
驚いたのが、親指と人差し指の部分がメッシュになっていて、つけたままタッチパネルの操作ができるということです。
就寝前に布団の中でスマホのチェックをしたいという方にはピッタリですね。
素材は綿100%、メッシュ部はポリエステル100%で手洗いOKとなっています。
この手袋と一緒に使用するハンドクリームはこちら。
ドラッグストアなどで購入できる「コエンリッチ ナイトリニュー ハンドクリーム」です。
ヒアルロン酸、コラーゲン、ワセリン配合で集中保湿してくれる夜用ハンドクリームです。
就寝中の手肌ケアにピッタリで、手袋と一緒に使えば、より手荒れケアが期待できます!
翌朝の手はいつもより手触りが良い
手袋をつけて就寝した翌朝、手袋が外れているということはありませんでした。
手袋を外してみると、いつもより手触りが良い!というのが最初の感想です。
カサカサやささくれが気になる爪周りが乾燥していなかったのが驚きました。
継続していくことで、きれいな手肌を目指せるでしょう。
さらに、冷え性の私は、手袋で手が温かくて気持ちよく就寝することが出来ました。
夏場は蒸れてしまうかもしれませんが、寒い季節には良いですね。
指あきタイプニットグローブは日中も使える
もう一点、100均のダイソーで気になる商品を見つけたので、購入してみました。
「保湿用ニットグローブ オープンフィンガー」(税込110円)は、指あきタイプなので、つけたままPCやスマホを操作できます。
デスクワークがメインのお仕事であれば、日中もこの手袋で手肌の保湿ケアができて、手荒れを予防できますよ!
手荒れをケアする手袋のおすすめを素材別に3つご紹介
他にも素材別に、手荒れで悩んでいる方へおすすめの手袋をご紹介します。
綿・シルク・麻それぞれの特徴がありますので、目的に合った手袋を選んでみてください♪
綿の手袋は吸水性と保温性を併せ持つ
綿は優れた吸水性を持ち、吸水した水分は外に発散されるので、通気性が良いのが特徴です。
ザラザラ、チクチクとした感触は全くなく付け心地が良いので、肌が弱い方にもおすすめ。
綿の繊維は中が空洞になっているため、保温性もあり、手元を温かく保ってくれます。
シルクの手袋はうるおいを保つ
シルクは、人間の肌のタンパク質構造に近い成分で出来ているため、肌への刺激が少ないのが特徴です。
すべすべした感触で柔らかいので、とても付け心地が良く、静電気も起こりにくいです。
化粧品にも使用されるシルクは、体のうるおいを保つ成分を持ち合わせており、手荒れのケアにはピッタリですね。
綿などに比べると高価な印象ですが、手袋に関しては同じくらいの価格で購入できるものが色々ありますよ!
麻の手袋は軽くて蒸れにくい
麻の繊維には、空気をたくさん含んでおり、軽くて吸湿性に優れるので蒸れを防いでくれます。
ゴワゴワするイメージがありますが、細い糸で編んだものであれば、柔らかな質感で朝まで快適に付けられます。
夏場にも、手荒れ予防のハンドケアをしたいという方にもおすすめ。
まとめ
- 手袋をつける前にハンドクリームなどをしっかり塗り、ゆとりのあるサイズの手袋をつけることが大切
- 保湿をしてから、手袋をつけて就寝すると乾燥を防げる
- ダイソーの保湿用グローブは就寝時にピッタリで、タッチパネルの操作も可能
- ダイソーの指あきタイプニットグローブは、日中使いにおすすめ
- 素材別に特徴があるので目的に合った手袋を選ぶ
- 通気性なら綿、うるおいならシルク、夏場なら麻がおすすめ
寝ている間は、一番手を使わないでいられる時間なので、この時間に手荒れのケアをするのは効果的です。
100均の手袋でもケアできていると実感できたので、まずは100均の手袋とハンドクリームで試してみることをおすすめします♪
起きたら手触りの良いきれいな手で、気持ちよく一日をスタートさせましょう!