あなたは、鉄フライパンを使ったことがありますか。
便利なのかな?
しかし、手入れが必要なものなので、使用するのはやめたほうがいいと思っている方もいます。
衛生面を気にしている人は、鉄フライパンはやめたほうがいいと感じて、使うことをためらう方もいます。
この記事では、鉄フライパンを使うのをやめたほうがいいかどうかを考えるために、メリットとデメリットを紹介します。
使い方の解説やおすすめの鉄フライパンの紹介もあるので、最後まで読んでみてくださいね!
目次
鉄フライパンはやめたほうがいい?特長と注意点を解説!
鉄フライパンの使用をやめたほうがいいかどうかは、あなたがフライパンをどう使うかで変わります。
この章では、鉄フライパンを使うメリットとデメリットを紹介します。
料理好きは必見!鉄フライパンのメリット3選♪
- 料理を美味しく作ることができる
- 丈夫だから長く使うことができる
- IHでも使うことができる
鉄フライパンは耐熱性に優れているので、強い火力で美味しく調理ができます。
鉄フライパンは高温で調理ができるので、食材に早く火が通ります。
余計な水分が出ないので、野菜炒めはシャキシャキと歯ごたえのある食感に仕上がりますよ。
お肉は、表面に焦げ目をつけて、中はジューシーに調理することができます。
鉄は耐久性に優れているので、長持ちします。
表面に加工があるフライパンだと、洗う時に加工が剥がれないように気を使いますが、鉄フライパンではそんな心配はありません。
焦げついた時は、金属たわしでゴシゴシ洗っても大丈夫です♪
また、鉄フライパンはよく、「育てるもの」と言われています。
手入れをしながら使い続けるほど、自分にとって扱いやすく、馴染むものになっていきますよ。
鉄フライパンは、IHでも使うことができます。
熱源に関わらず調理ができるので、どこでも使えて便利ですね♪
- クオリティの高い料理を作りたい人
- 温度や汚れが付くのを気にせず、思い切り料理を楽しみたい人
- 丈夫なフライパンを探している人
- 自分に合ったフライパンを作りたい人
購入前に気をつけた方がいい?デメリット3選
買ってみようかな♪
詳しく説明するね!
- アルミ製のフライパンよりも重い
- サビやすい
- 使用前後の手入れが必要
鉄フライパンは、一般的に家庭で使われているアルミ製のフライパンと比べると重たいです。
使っているフライパンによって異なりますが、アルミ製のものから鉄製のものに変えるだけで、2倍の重さになる場合もあります。
重さが気になる人は、鉄フライパンの中でも軽さが特徴のものを選ぶか、アルミ製のフライパンを使うのがいいでしょう。
鉄はサビができやすいので、手入れが上手くできていないとサビてしまうことがあります。
水・塩・酸が付いたままになっているとサビができやすいので、しっかり手入れしましょう。
鉄フライパンは、サビや焦げ付きを防ぐために、使用の前後で手入れをする必要があります。
具体的には、「調理の後すぐにフライパンを洗う」「水気がなくなるまで乾かす」「油をなじませる」などの作業が必要になります。
手入れを面倒に感じる方には大きなデメリットになるので、鉄フライパンを使うのはやめたほうがいいでしょう。
- 使用前後の手入れが面倒に感じる人
- できるだけ軽いフライパンを使いたい人
- 料理にはあまりこだわりがない人
鉄フライパンは便利ですが、手入れが必要な分、向かない人もいます。
あなたはいかかでしょうか。
自分に合うと思った方は是非、鉄フライパンを使ってみてくださいね♪
鉄フライパンの使い方を解説!購入後から手入れまで♪
鉄フライパンを購入した後は、使用前の手入れと普段の手入れが必要になります。
この章では、鉄フライパンの手入れの仕方と使い方を解説します。
購入後はすぐに焼入れと油まわしをしよう!
鉄フライパンを購入してすぐの使い方を紹介します♪
- 鉄フライパン
- キッチンペーパー
- 油
- 油を保管する容器
新しい鉄フライパンには、運送中にサビができるのを防ぐためにコーティング剤が塗られているものがあります。
そのまま調理をしても人体に影響はありませんが、食材がフライパンの表面にくっついてしまいます。
「焼入れ」をして、コーティング剤を除去しましょう。
- フライパンを洗ったら、中火〜強火で火をかける
- 全体的に色が変わったら、火を止めてフライパンを冷ます
- フライパンが冷めたら、水でざっと洗って水気を取る
温度が上がると自動で止まるコンロの場合は、カセットコンロでやるのがオススメです!
ポイント
角度を変えながら、フライパンの端まで温める
「油まわし」とは、鉄フライパンの表面に油の膜を作る作業のことです。
油まわしをすることで、食材がフライパンにくっつきにくくなります。
- フライパンを温める
- 200cc弱の油を入れて、油が表面全体に付くようにしながら加熱する
- 全体に油が付いたら、水で洗って水気を取る
フライパンの端やフライパンの裏面は、キッチンペーパーを使って全体に油が付くようにしましょう!
- 油まわしで使った油を容器に入れておくと、「油まわし用の油」として保管できる
でも、普段はどうやって手入れをすればいいの?
鉄フライパンの使用前後にする手入れ方法
- フライパンを火にかける
- 煙が出始めたら、油を入れてフライパンを回しながら全体になじませる
- 実際に調理する
- 調理後は水で洗って、水分がしっかり取れている状態で保管する
使用後に鉄フライパンを洗う時は、表面の油を残すためになるべく水だけで洗ってくださいね。
どうしても落ちない汚れがある時は、洗剤を使用しても問題ありません。
洗剤は使わなくて大丈夫!水かお湯で洗おう
鉄フライパンは、基本的には洗剤を使わず、水かお湯で洗います。
- フライパンが温かいうちに、たわしやスポンジを使ってお湯で洗う
- 水気を取ったら中火でフライパンを温めて、水気を完全に飛ばす
- キッチンペーパーを使って、内側に油を塗り込む
- 水気がつかない場所で保管する
綺麗になってるか心配だな…
次の章では、鉄フライパンを洗剤で洗いたい時について説明します。
衛生面が気になる時は無理せず洗剤を使おう
鉄フライパンは、基本的に洗剤で洗うことはしません。
洗剤を使って洗うと、せっかく油をなじませたのに、それを洗い流してしまうからです。
油を洗い流してしまうと、次に調理する際に食材がくっつきやすくなってしまいます。
確かに、油を塗った状態で保管しておくとなると、気になる人もいますよね。
結論から言うと、「鉄フライパンには絶対に洗剤を使ってはいけない」という決まりはありません。
鉄フライパンが熱いうちに、すぐ水かお湯で洗い流せば十分に汚れは落ちますが、気になる方は毎回、洗剤で洗っても問題ありません。
しかし、油を洗い流しているので、使用する度に油まわしをする必要があります。
安心した♪
鉄フライパンを育てるなら洗剤を使うのはやめたほうがいいという意見もありますが、自分にあった使い方で料理を楽しみましょう!
フライパンにサビや焦げが付いた時の対処方法
鉄フライパンは、大切に使っている人でもサビができたり、焦げが付いたりしてしまいます。
この章では、鉄フライパンの状態が悪くなった時の対処法について紹介します♪
使えなくなるのかな…?
サビを取る方法があるから紹介するね!
- 金たわしや金属ヘラ
- 油
- 油を移し替える容器
- キッチンペーパー
- フライパンの底が覆われるくらいの水を入れる
- 火をかけて沸騰させる
- 金たわしや金属ヘラでサビを落として、洗い流す
- 水気を取ったら、完全に水分を飛ばすために火にかける
サビを落とせたら、最後は必ず「油まわし」をしてくださいね♪
でも、焦げがついたらどうしたらいいの…?
焦げがついた時は、この2つの方法で取るのがオススメです。
- 金たわしでこすって取る
- 焦げている箇所を空焼きして、焦げを燃やしきって取り除く
鉄フライパンは耐久性に優れているので、金たわしでこすっても傷がつきにくいようになっています。
焦げだけでなく、落としにくい汚れがついた時も、鉄フライパンなら金たわしなどでしっかりと洗うことができますよ!
鉄フライパンのおすすめ2選とは!?どんな調理法が合う?
鉄フライパンを選ぶといっても、種類が多くてどれがいいか迷いますよね。
この章では、おすすめの鉄フライパンを紹介します♪
鉄フライパンおすすめ2選!特徴と口コミも紹介
引用 Amazon
- 薄くて軽い
- 製造段階で油を浸透させているので、油回しをする必要がない
- 鉄フライパンとは思えない軽さ!
- 一生物の良いフライパンです!
- 今までかなりの鉄フライパンを使ったが、ここまでくっつかない鉄フライパンは初めて
引用 Amazon
- サイズから仕様まで、豊富な種類がある
- 厚板タイプのものは底の板が厚く作られているので、熱が均等に広がる
- オーブン用のものは持ち手が短いので、スペースを取らず、持ち運びにも便利
- スーパーエンボス加工のものは、凸凹を浮き立たせた特殊加工で、焦げつきの発生が軽減される
- テフロン加工などと違って、ガンガン火にかけられるのがいい
- 底板の鉄板がかなり厚く、通常の家庭用コンロでは全く変形しません
- 20cmは鉄製でもあまり重くならず、使い勝手が良い
鉄フライパンと一口にいっても、いろんな種類があります。
あなたも、自分にあった鉄フライパンを探してみてくださいね!
向いている調理方法は焼き料理や炒め料理♪
鉄フライパンは熱を逃さず、食材を短時間で均一に加熱することに優れています。
すぐ温められるので、焼き料理や炒め料理に向いています。
鉄フライパンは丈夫で高温の調理にも使えるので、ハンバーグやステーキに使うのもおすすめです。
表面は焼き目をつけてカリッと、中はジューシーに仕上げることができますよ♪
鉄フライパンは食材から余分な水分を出さないので、野菜炒めに使うのもおすすめです。
シャキシャキとした、歯ごたえのある野菜炒めを作ることができますよ!
不向きな調理方法は煮る・茹でる・蒸すこと!
鉄フライパンは、煮る・茹でる・蒸す調理法の料理には適していません。
調理する際に熱湯を使うので、フライパンの表面になじんだ油が取れてしまい、サビの原因になるからです。
もし熱湯を使う調理法で鉄フライパンを使用した場合は、フライパンが温かいうちに洗ってから油まわしを行ってください。
また、ごぼう・れんこん・ほうれん草のようなアクが強い食材を調理すると、食材やフライパンが黒く変色することがあります。
これはアクの中にある「タンニン」が、鉄と反応するために起こります。
「タンニン」は食材の味や鉄フライパンに影響はなく人体にも無害ですが、気になる場合はフライパンを洗う時にこすり落としましょう。
まとめ
- 鉄フライパンは強い火力・耐久性・熱源を選ばないことが特徴で、質の高い料理や思い切り料理を楽しみたい人におすすめである
- 鉄フライパンは重さがあり、サビやすく使用前後の手入れが必要なので、料理にあまりこだわりがない人などには向かない
- 鉄フライパンを購入した後は、焼入れ・油まわしなどの工程が必要である
- 鉄フライパンを使用した後は、基本的に水かお湯だけで洗うが、衛生面が気になる場合は毎回洗剤を使って洗っても問題ない
- 鉄フライパンは熱を逃さず、食材を短時間で均一に加熱することに優れているので、焼き・炒め料理に向いている
- 鉄フライパンは、熱湯を使うとなじませた油が取れるので煮る・茹でる・蒸す調理法の料理には適していない
鉄フライパンは、使うだけで普段の料理をグレードアップできる、自分だけの調理器具になることがわかりました。
ただ、手入れが必要な分、手間がかかるので面倒に感じる方には不向きなものでもあります。
自分に合うかよく考えて、気になった方はぜひ鉄フライパンを試してみてくださいね♪