結納金とは、結婚式より前に両家が顔合わせをする婚前式(結納式)の場で、嫁ぐ側に支払われる結婚支度金。
私も娘の結婚が決まっているため、嫁ぐ娘の母親という立場で、結納金なしは失礼なのか気になります。
調べた結果、現代では結納金なしで結納式も行わないのが主流になっているようですね。
生活様式が変わり、結納金で嫁入り道具を持たせることが減ったのも、結納金がなくなった理由の一つ。
結納を行うことの減った現代でも、両家の認識の違いや配慮不足が原因で、結納金なしは失礼だとトラブルを招くことはあるようです。
結納金なしでも失礼にならない事前の配慮や結納をする割合、顔合わせでのマナーを紹介します。
目次
結納金なしを失礼にしない!!両家への事前配慮とは
結納に関わる両家間のトラブルの大半は、自分の気持ちを理解してもらうための事前配慮のなさが原因。
二人の気持ちを押し付けるのではなく、両家ご両親に感謝の意を込めつつも理解してもらうよう努めましょう。
結納金なしでも失礼だと思われないための事前配慮について説明します。
結納金なしで結婚を決めるまでの流れ5POINT
- 二人で話し合い結納金なしの理由を明確に。
- 自分の両親に意向を伝え相談。
- お互いの両親の意向を二人で話し合う。
- 両家が納得するまで自身の両親と話し合う。
- 両家顔合わせへ。
プロポーズを成功させ、結婚への歩みを進めていくなかで話し合うことは多いと思います。
結婚は二人だけの問題ではなく、お互いの家族が親せきになる両家を結ぶ事柄でもありますよね。
結婚までの道のりで相手ご両親に悪印象を持たれては、その後の結婚生活にも不安が残ります。
両家に良い関係を築き、今後の結婚生活をより良いものにするため、二人でしっかりと話し合いましょう。
昔のように「嫁入り道具」を持参することはなくても、結婚するにあたりまとまったお金はかかりますよね。
二人で話し合い、結納金なしにしたい理由を答えられるようにしておくことが大切。
結婚に伴いかかる費用の負担内訳を答えられるようにしておくと、失礼にならず良いでしょう。
お二人の意見がまとまったら、次はそれぞれの両親に相談して納得の上、了解を得ます。
覚えておきたいのは、失礼になるため男性から結納金なしの申し出をしてはいけないこと。
しきたりとしてだけでなく、娘は望まれていない結婚をすると感じてしまう親御さんも多くいます。
お互いの両親の希望を二人で報告し合い、しっかりと話し合ったうえで、両家の意見が違う場合は再度自分の親に相談します。
親世代は結納が一般的だった時代の人間なので、結納金なしといったことに慣れていません。
男性に悪印象を持たれないよう、女性が自分の親をうまく説得する必要がありますね。
大切なのはわだかまりが残らないよう、自分たちの想いに納得してもらうこと。
しっかりと先を見据えた理由と素直な気持ちを伝えることで、意見を尊重してくれるご両親が多いようです。
話し合いと相談を両家が納得いくまで繰り返し、わだかまりが残らない状態で顔合わせに臨みましょう。
食事会などの顔合わせでは、両家ご両親の意向を取り入れても良いかも知れません。
アットホームな食事会にしたいなどプランがある場合は、両家の認識を合わせておきましょう!
結納金なしの意向を両親へ伝えるポイント
結納なしや結納金なしにするときに、両親に伝えるべきポイントをまとめました。
また例文も紹介します。
男性から男性両親へ伝えるポイント | 女性から女性両親へ伝えるポイント |
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考えを押し付けるのではなく、理解してもらえるように伝えることが大切!
現代では様々な理由から結納をしないカップルが増えていますが、結納を行わないことで両家間でトラブルになる場合も。
親世代にとって結婚にあたり結納を行うことは、一般的であることに配慮しましょう。
例文を元に、あなたの事情に合った内容をあなたの言葉で伝えてくださいね。
結納のことを調べてみたんだけど、最近は顔合わせの食事会が一般的で結納をやる人も少ないみたいなんだよ。
それで僕も将来を見据えて、父さんたちみたいに堅実な結婚生活をしたいと思って嫁子に相談してみたんだ。
結納の費用や結納金は、今後の二人のために取っておいてくれないかな?
お互いの親に負担をかける結納よりも、顔合わせは自分たちのできる範囲で感謝を伝えられる食事会にしたいんだ。
これからの両家の付き合いもあるし、和やかなムードで食事をして打ち解ける方がいいと思ったんだけど、参加してくれる?
男性側の両親には、結納金は将来のために備えてもらう方向で同意を求めるのもアリですね。
自分の親だからと言って、失礼のないように気を付けましょう。
将来を見据えて堅実な結婚生活をしたいと思って夫君と話し合ったんだけど、私としては結納を辞退したいんだけど…いいかな?
結納や結納金のお返しでお父さんやお母さんの負担になるよりも、自分たちの力で、二人に今までの感謝が伝えられる食事会をしたいの。
調べたら今は結納より食事会が一般的で、食事会なら自分たちでムリなくできるから。
両家の距離を縮めるためにも結納より食事会にしたいんだけど、賛成してくれる?
女性側の両親には、あくまでも自分が「辞退したい」旨を伝えることが大切です。
女性が自身のご両親を納得させることが、男性が失礼だと思われないコツ。
なぜ結納、結納金なしで食事会を行いたいのか理由を明確に伝えることは大切ですが、両親への配慮も忘れずに。
理由が金銭面にあった場合でも、もらう側はあくまで「辞退」するのだと伝えましょう。
日頃のご両親との関係や、辞退理由によって言い方は変わると思いますが、思いやりを持って話し合いましょうね。
我が家の場合
- 娘たちは独立しており、新たに必要な家具類が少ない。
- 引っ越し費用や婚姻費用は二人で賄える。
- 新郎側には、家族が増えた時に備えてもらいたい。
(万が一の出費、ランドセル等々) - 我が家には、家族が増えた時は労力が欲しい。
(困った時は手伝いに来て!) - 堅苦しい結納より楽しく集まりたい。
娘の希望を叶えた形で、両家とも納得で食事会のみ(結納金辞退)となりました。
娘のパートナーと私たち夫婦の仲が良いこともスムーズに決まった要因だと思います。
私のように娘の気持ち優先でOKする家庭もあれば、伝統やしきたりに拘りたい家庭もあると思います。
長い結婚生活をスタートさせるうえで、両家間にわだかまりを残さないことを優先させましょう。
結納金なしで激怒!?両親へ事前配慮を欠いた結果
事前配慮に欠けていたり、自分の意見のみ優先させた結果、両家の関係が悪くなったケースも。
トラブルを招かないため二人がしっかり話し合い、両家顔合わせ前に自身のご両親に納得してもらう必要があります。
事前配慮を欠いたために起こってしまったケースを紹介。
【ケース1】男性側からの結納辞退
結納や結納金なしの意向を男性側から受け、激怒した女性側ご両親のお話を2つ紹介。
【その①】
顔合わせの食事会で、男性のご両親より「結納や式のことは本人たちに任せている」と言われてしまう。
結納金などの資金援助もする気はないことを聞き、女性の父親は誠意を感じられないと激怒。
簡単にまとめましたが、こちらのお話では男性に財力がないわけではなく、男性ご両親のスタンスが問題になったようです。
【その②】
男性のご両親より「結納金を出せるほどお金がないため、身一つで嫁に来て」と言われてしまう。
女性側ご両親の「金額ではなく誠意としてきちんとした形を」との発言に対し、何度も「身一つで」と言われてしまい激怒。
男性ご両親は、結納金は出せなくても出来る範囲で結婚式や新居の家具の費用を出すつもりだったようです。
しかし執拗に「結納金なし」「身一つ」と、女性のご両親に発言してしまったとのこと。
男性のご両親は、激怒されている女性ご両親に対し「お金が欲しい人なのか」といった印象を持ったようです。
結婚前に両家がここまでこじれると、その後が思いやられますよね…。
なぜこのようなトラブルになってしまったのか、理由と結納金について説明していきます。
結納金とは男性側もしくは婿取り側が用意し、女性家もしくは婿家へ渡すもの。
女性が嫁入りする場合、結納や結納金の有無の決定権は女性にある訳です。
決定権が女性にあるものを、決定権のない男性側から「なしにしてくれ」は失礼な話。
結納なしや結納金なしは男性側が申し出てはいけないため、事前に女性側が辞退しましょう。
どちらも両家顔合わせ前に二人で話し合い、それぞれの親に意向を伝えることで防げたトラブルだと思います。
お互いの両親はどうしたいのかを踏まえ、顔合わせより前に打ち合わせしておきましょう。
事前配慮、二人でしっかりと話し合うことの大切さがよくわかるお話でした。
結婚式や新婚旅行、新生活にかかる費用の負担を明確にし、事前に納得をしてもらうことがトラブル回避に繋がります。
結納金なしでも、事前に話し合いと相談ができていれば、防げたケースは多いんですよ。
【ケース2】地域性を無視した結納辞退
最近ではマンション備え付けのクローゼットも多く、タンスや寝具などの嫁入り道具を必要としないことも増えました。
結納金で嫁入り道具を取りそろえることも少なくなり、結納を執り行う割合は親世代の頃と比べ激減しています。
結納自体が激減しているとは言え、地域によっては「嫁入り」を一大イベントにしている所も。
結納品には両家を繋ぐ品や、新たに家庭を持つ二人の幸多い未来を願った品が用意されます。
結納金は結婚支度金、つまり「嫁入りにかかる費用」として渡されるお金。
結婚は二人にとって一生に一度の一大イベントですが、それは親にとっても同じだと…忘れていませんか?
結納からはじまり、嫁入りを一大イベントとしている地域では親孝行の一つとして、結納を行うことも必要かもしれませんね。
配慮不足で激怒される前に、二人でしっかりと話し合い、お互いのご両親の意向も聞いてみましょう。
【番外編】結納金の使い方を間違えて
結納を執り行い結納金も収められたのち、この結納金をめぐって激怒されたケースの紹介です。
- 親が借金返済に充ててしまった
- 新生活の家具代を支払ってくれない
- 新生活とは関係のない買い物をされた
結納金は女性の親が受取り使い道を決めますが、何に使っても良いわけではありません。
結納金の正式名称は、女性家に対し「御帯料(おんおびりょう)」、婿家に対し「御袴料(おんはかまりょう)」と言います。
元々は嫁入りの時の着物代、嫁入り道具代であったことから御帯料と呼ばれていた結婚支度金。
結納金は女性の家に納められはしますが、新居の家具など、新生活の準備のために使われるお金。
結納金の半額程度は「結納返し」として記念品などの品をお返しする必要があり、残りを新生活の準備金として使用します。
最初からお返し分を相殺した額の結納金で結納返しをしない場合もありますが、新生活準備資金に変わりはありません。
「親が受け取った金だ!」などと、借金返済に回すのは絶対にしてはいけない行為!
正当な使い方をしなかった場合、激怒どころか訴訟沙汰にまで発展するケースも存在しています。
- 結婚式の費用に使いたかったのに、受け取った親が許してくれない
結納金を結婚式の費用に充てるご家庭も増えているため、誤解されている方も多いようです。
結納金は新生活準備金なので、結婚式の費用にと考えるのは間違い。
結婚式の費用に結納金を充てたいのなら、事前に親に相談しておくと良いかも知れませんね。
今は核家族化も進んではいますが、本来の結婚とは両家を繋ぐもの。
ご両親世代には昔ながらの考え方が根付いていることに配慮し、両家間トラブル回避のための事前配慮を。
結納金なしの割合は約85%?結納はしないのが主流
ブライダル関連企業による結納実施率(結納を行った割合)のデータが各社ごとに存在しています。
企業によって多少数値に違いがあるため、大手ブライダル関連企業の結納実施率の平均を出してみました。
結納実施率(割合) | |
---|---|
【結納なし】顔合わせのみ行った | 85% |
【結納あり】結納・食事会、両方行った | 8% |
【結納あり】結納のみ行った | 4% |
【結納なし】食事会などもしていない | 3% |
結納はしなくても結納金を渡す場合はある!
結納をしないのであれば、結納金を納める必要はありません。
ですが結納金なしでは納得できない親世代が渡してくる場合は多いようです。
結納を行わなかった方でも、およそ半数の割合で結納金を渡された方がいるとのデータも。
結納金は、顔合わせの食事会で「支度金」などの名目で渡されることが多いそう。
結納金なしの顔合わせ食事会で、もらわないはずの結納金を渡されてしまうと焦りますよね。
結納金なしの食事会だからと、出された結納金(支度金)を辞退するのは失礼でしてはいけない行為!
男性のご両親に結納金を渡さないことへの不満がある場合は、事前に結納金なしの代わりにして欲しいことを伝え、納得してもらいましょう。
結納金を渡された場合にはありがたく納め、結納返しについては後日改めて相談するのが良いですね。
また、正式には食事会などで「結納金」を渡すのは間違いで、渡す場合は「支度金」と記載する必要があります。
結納なしでどうしても結納金だけは納めて頂きたい場合は、こちらの章で解説していますので、参考にしてみてください。
結納を行わない割合は約9割!その理由とは
結納金は男性もしくは婿取りをする女性側が、女性家もしくは婿入りをする婿家に支払う結婚支度金。
つまり「もらう側」が「もらわれる側」に支払い、「もらわれる側」は結納金で家具などを揃え持っていく。
実際に、結納金なしにした方の「理由」を調査してみました。
- 結納金の代わりに結婚式の費用を新郎側に多く出してもらった
- 引っ越しや新居に関わる費用を負担してもらった
- 親の負担をへらしたかった
- 両家の地域性が違いすぎた
- 両家の距離が遠く集まるのが大変だった
- 結婚式のことしか考えていなかった
- お金に余裕がなかった
人それぞれに理由は違いますが、結納という伝統的文化が今の世代には根付いていないことも原因だと感じます。
結納金なしにする場合は、結婚にかかる費用を男性側が多く負担する場合なども多いようです。
結納を執り行う割合は12%と低いですが、やってよかったとの声も多く満足度の割合は90%以上!
結納金なしの結納もありますし、親が望むのなら結納をするのも良いのかも知れませんね。
結納金なしの顔合わせ食事会!費用と支払いマナー
両家わだかまりを残さず顔合わせまで辿り着けても、食事会で失礼があっては台無しです。
ご両親に理解してもらったうえで、顔合わせの準備を始めましょう。
顔合わせで結納金を渡してはダメ
結納金はあくまでも結納で渡すものだと考えてください。
結納金なしに納得がいかないからと、食事会で「結納金」を渡すのは間違い。
- 支度金は名目は違っても結納金と同じ
- 男性父から女性父へ渡す
- 使い道やお返しも結納金と同じ
結納金なしの顔合わせの場合、お返しの要らないお気持ち程度の支度金の場合もあります。
結納金なしで顔合わせを行う場合、突然支度金を渡された女性側はうろたえてしまいますよね。
支度金を贈る場合は、事前に女性側へも伝えておくのがマナー(金額は伝えなくても良い)。
お渡しするタイミングは、両家の緊張もほぐれ会話が弾みだす、食事会中盤が好ましいとされています。
支度金なしに習い、お気持ち程度の支度金であれば「お返し不要」であることも伝えてください。
事前の申し出がなくても支度金の受け取り拒否は、男性側から結納や結納金を断るのと同等に失礼な行為なので、ありがたく受取りましょう。
【費用】会場選びから支払いまでの流れ
初顔合わせの場である食事会の段取りと流れを解説していきます。
- 男性側が女性側に出向くのが一般的。
両家の中間あたりに会場を設ける場合も。 - 予算に合わせ、レストランや料亭などの個室を予約。コースメニューを選ぶ。
男性側が女性実家近くに出向くのが一般的ではありますが、中間地点で行うことも多くなりました。
レストランや料亭など、食事会をどのような雰囲気にしたいかで、お店を選ぶと良いと思います。
場所に合わせて当日の服装も決まるため、会場を決めたら両家に場所と服装などの説明をしておきましょう。
コースメニューの費用は一人1万~1.5万円が平均相場のようですが、両家の食の好みやアレルギーの有無を確認して決めます。
- 手土産
- 招待状など
顔合わせでは親同士が手土産を交換することが多いため、手土産に差が付かないよう事前のすり合わせを。
親同士はすり合わせできないため、お二人が中心になって同等の手土産を用意できるようにしましょう。
最近は自己紹介BOOKや食事会のしおりなど、招待状やそれ以上のアイテムでもてなすことも増えました。
オリジナルアイテムの用意があると、会話のきっかけにもなって良いですね♪
結納金なしで、顔合わせもアットホームな感じで行いたいとのカップルも増えています。
顔合わせもプランナーさんと打ち合わせをし、両家の認識も揃えておきましょう。
- 〇〇さんと「さん付け」で呼び合う
- 〇〇さんのお父様、〇〇さんのお母様と呼ぶ
普段は呼び捨てであったり愛称で呼び合っていても、両家初顔合わせの場では、お互いにさん付けで呼びましょう。
相手方のご両親への呼びかけでは、「〇〇さんのお父様」のように呼び掛けるのが婚前では無難。
結納金なしのフランクな顔合わせであっても、呼び方や言葉遣いに失礼がないことで親は安心しますよね。
- 封筒に用意した費用を男性が支払う
最近の顔合わせでは、二人が両家をご招待し、費用も二人で支払うことが多いようです。
例え二人で支払うのであっても、費用は前もって封筒に用意し、男性が支払うようにしましょう。
親世代の価値観に合わせることも、時には必要ということでしょうか。
結納や結納金なしでも失礼だと思われないためには、二人が両家の間に入り、自身の親を安心させてあげることが大切なんですね。
まとめ
- 婚姻費用の負担内訳や結納金なしの理由を二人で納得いくまで話し合い、聞かれたらすぐに答えられるようにしておく
- 話し合いの結果を自身の両親に相談し、両親の考えを二人で報告し合い、両家ご両親に納得してもらう
- 男性側からの結納辞退は失礼なので必ず女性からの辞退とし、両家間にわだかまりをのこさない配慮をする
- 結納金は結婚支度金であるため、新生活の準備資金に充て、婚姻費用以外には使わない
- 結納をしないことが主流になってきてはいるが、結納金を「支度金」として顔合わせの時に渡すことも多い
- 結納を行う家は少ないが、結納を行った際の満足度はとても高い
- 顔合わせの際の手土産は同等のものにし、呼び合うときは「さん付け」にする
- 顔合わせ食事会での支払いは、新郎となる男性が封筒に入れて預かり支払う
結納や結納金なしの結婚が主流となっている現代ですが、一番大切なことは両家の間にわだかまりを残さないことです。
主役のお二人が両家の間に立ち、円満に結婚することで、幸せな未来を手に入れましょう。